英語の聞き取りをするコツは「音読」にあり | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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三宅義和・イーオン社長が音読の秘訣を述べています。

 

http://blogos.com/article/219363/

 

耳も、目も、口も使う「オーバーラッピング」
苦手な英語を話せるようになるコツは、ずばり音読。声に出せない音は聞けないからです。自分の出した声が耳に入ってきますから、それがリスニングの上達にもなります。日本人は紙の上の勉強だけで、声に出して練習しない。ブロークンな英語でもいいから、自信を持ってどんどん話すことです。外国人と会う機会があれば、積極的に話しかけてください。

 

とはいえ、ある程度の準備をしてないとしゃべれません。例えば、自分の趣味について話すとか、世界情勢を語りたいのであれば、そのための単語や基本例文を覚えることです。それも声に出してということがとても重要です。仕事柄、何人もの「英語の達人」に話を聞きますが、みなさん「声に出して練習して、それが瞬時に出てくるぐらい、自分のなかにいろんな言い方を蓄積することが大事だ」と言います。

自分の声がネイティブの自然な英語に近い発音にできるようになればなるほど、リスニング力は上がります。ただし、ジャパニーズイングリッシュで滅茶苦茶な発音ではそうはいきません。そこで、英会話教材の音源に合わせて、テキストを見ながら音読していくのです。これを「オーバーラッピング」と言いますが、耳も、目も、口も使うので、とても効果的な学習になります。

 

何度もオーバーラッピングし、同じように発音できるようになると、本当に不思議なのですが、イントネーションとか、単語の連続性が聞き取れるようになります。例えばザッツ・ア・グッド・アイデアしかわからなかったものが、「ザッツァ・グッダイディア」でもすんなり耳に入り、理解できるようになってくるのです。

 

読の練習をすれば、必ずリスニングが上達
長く続けるためにも、興味の持てる分野で練習するのもいいでしょう。例えば、好きなミュージシャンの曲なら、歌詞カードを見ずに歌えるようにするとか、有名なスピーチを朗読する。それを繰り返し行っていると、すごく力がつきます。

そして、英語を好きになってほしいと思います。もちろん、最初から好きな人はそれほどいませんが、学校の授業やクラブ活動、あるいは語学留学などで英語にはまり、そこから一気に上達していく例は少なくありません。日本人は誰でも、中学・高校で英語を習っているので、それなりの蓄積はあります。海外にしばらくいると、ある日突然、英語が聞き取れるというのは、そうした素地があるからです。

 

そこに、音読の練習を加えれば、必ずリスニングができるようになり、どんどん話せるようになります。とにかく、声に出すことが上達のコツです。私自身の経験から言っても、声に出す練習をしっかり継続しているときは、リスニング力がものすごく上がっているものです。テレビでCNNニュースを見ていても、キャスターの会話や記者のレポートがほとんど聞き取れます。

 

言語音の音声認識は事例基盤であり、記憶にある音と聞いた音の照合です。文字を音にする事はリスニングには効果的でありません。大事な事は自然な英語音声を忘れないように記憶にとどめる事です。づばり、ディープラーニングが最も効果的です。