2012年末までにCDの販売を中止 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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次のようなニュースがありました。


ベルギーの人気音楽情報サイトSide-LIne Music Magazineが伝えたところによると「ソニー、ユニバーサル、EMI、大手のレコード会社は2012年末までにCDの販売を中止し、デジタル配信に移行。CDでのリリースはビッグアーティストや期待のアーティストのスペシャルエディション版のみ、それらのCDの販売は主としてAmazonによって行われる」とのこと。


これはアメリカやヨーロッパでの噂。でも2012年末!?というのもちょっとショッキングな話に聞こえます。しかし日本でもデジタル化の波はCDの売り上げを直撃していることは確か、何と言ってもiTunesストアやAmazonなどの有料音楽配信サービスはCDショップよりも確実に便利なんですよね。店に行かなくても家で視聴ができる、買ってすぐに聞ける、アルバムの曲をすべて買わなくても済む、1曲を100円とか200円で買えるのだったら特別に高いものだとも感じないのです。


CDを作る側になって考えてみるとさらに納得してしまいます。CDの制作にはジャケットを作ったり、CDそのものを作るためのコストがかかります。また作ったCDを流通させるためにもコストがかかります。ましてやそのCDが売れなかった場合にはそのCDが返品されてしまうという頭の痛くなるような話も多々。それに比べデジタル配信にはジャケットがない、仮に売れなかったとしても売れ残り商品として返品されるものは何もないのです。

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これが何で英語教育に関係あるかと言えば、英語の教材も音楽のCDと非常に似ていると思っています。


英語の教材も音楽と同じように、レコード、ソノシート、オープンリール、カセット、CD、MD等提供される媒体が変わってきました。


しかし、現在のほとんどは紙の本とCDの組み合わせです。もし、音楽がCDからデジタル配信になるとすれば、英語も同じ配信になるはずです。CDを作るのは音楽も英語も関係ないからです。


そして紙の本はもう電子書籍への変換が進んでおります。


こう考えると英語の教材もデジタル配信の時代がもうすぐかも知れません。