上から下への展開もあり | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

私は順序として下から上に向かう方法を説明しましたが、その逆の上から下への展開もあります。方法としては最初からブログとかサイトで自分の専門分野の知識やノウハウを公開する方法です。



もし、仮に正しくなくて掲載内容に人気がでればそれだけでアクセスが増えます。するといといろな他のサイトで紹介してもらえます。人気が集まればそれに応じてそのサイトには情報が集まる事になります。人気が出ればそのアクセスを利用して広告収入が期待できます。各種の情報提供をしてその人気を利用して収入を得る方法も存在します。検索してグーグルのタイトルの広告がでる場合がありますが、あれは全部有料広告です。アクセスを集めたサイト所有者に金が支払われます。



更に出版社の目に止まり、本を出してもらう期待もあります。すると出版された実際の紙の本と自分のサイトの両面のプロモーションが可能となります。現在の携帯電話で読める電子本はすべて先に無料で公開してから、有料の紙の本が出版されています。



もし、うまい展開になれば非常に効果的な手法であります。英語の発音の分野では有名な成功例があります。



http://www.scn-net.ne.jp/~language/



このサイトの管理者の松澤さんは最初はサイトを公開してどんどん発音や英語や単語に関係する情報を公開していきました。そしてアスキー出版の目に止まり、”英語耳”と言う本を出版し、出版社はその本をベストセラーと呼んでおります。英語耳と言う言葉は他の本や学校でも良く使われるようになりましたがこの”英語耳”の出版の貢献が大きいと思います。そして松澤さんはその後も”英語耳ドリル”とか”闘耳”とか”単語耳”とかの本を次々と出版しています。松澤さんは年齢的に私より多少若いくらいの世代です。



この松澤さんは民間会社で英語の音声認識の研究をしている方ですが、英語の発音に関心を持ちサイトを公開し、膨大な情報を蓄積していきました。出版社の目にとまったのはサイトを公開して人気が高かったからです。



非常に効果的な方法でありますが、しかし気をつける必要があります。それは自分で公開した情報が正しければ良いのですが、もし間違った情報とか、間違った見解を開示してしまうとネットワークではその間違いを指摘される可能性が高くなります。対話式の掲示板では余計にその可能性が高くなります。出版社の数人の編集者をごまかすことはできてもネット上でサイトをみている多くの人をごまかすことはできません。



それに気が付かないで出版されてしまうと、自分が最初にサイトを作った理念とは違った方向に進んでしまいます。出版会社は著者がその先どうなるかよりも、出版した本をとにかくたくさん売る事に関心と興味を持ってしまうものです。