和歌山県の龍神村から天下の酷道425号で奈良県の十津川村へ着いた
目的地は野猿と果無集落
先ずは①の野猿へ
足湯に浸かって
足湯近くの日本に数か所しかない人力ロープウェー「野猿」へ
乗車定員は1名
6年前、野猿に乗って嬉しそうなさくら
ちょっと動かしてみたが全く平気
さくらを乗せて対岸に出発した怖いもの知らずのおとよさん。
時間は掛ったけど渡り切った
そんなおとよさんも日焼けだけは怖いのか、さくらの笠を被って嬉しそうに戻って来た(笑)
僕もさくらも笑顔。おとよさんが良い写真を撮ってくれていた
過去から現在に戻って、次は②の果無集落へ
ダムに注ぎ込む上湯川を跨ぐ赤い橋を渡ってすぐ右の細い坂道を登り詰める
果無集落は高野山から始まり伯母子峠、三浦峠、果無峠と1000mを超える三つの
峠を越えて熊野本宮を結ぶ険しい熊野古道小辺路(こへじ)が通る。
ここに佇むと牧水の「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」の歌が
口を衝き、果てし無い旅への思いに駆られてしまう
石畳が敷かれた道には石仏が参拝者を優しく見守り、古道の雰囲気が色濃く残る
果無集落は果無山脈を見渡すその美しさから「天空の郷」と呼ばれている
古道沿いには旅人が喉を潤す冷たい水が滾々と流れている
湖畔の十津川温泉を後にして国道168号で「谷瀬の吊り橋」へ向かった
続く