ぶらり高野山 | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

国道だけど道幅狭くて高野山へは裏道扱いの国道371号。
だから交通量は極めて少ないから渋滞は無いし景色も良いからいつも利用させてもらっている

 

 

 

 

 

途中には手軽な温泉も有って

 

 

機会があったら自転車でも走ってみたい

 

 

でも夏はバイクが一番

 

 

 

 

 

いつもは通り過ぎる五光(ごこう)の滝に立ち寄った。
この滝は五光の滝の修行者が手前で身を清めた御手洗の滝

 

 

「五光の滝」は修行僧が滝行の際に日光を受けた滝のしぶきが
五色の虹のように輝いて神々しく見えたからという

 

 

今日は高野山手前を左折して「天空の国」野迫川村へ。
隣の十津川村にも昔からの「天空の郷果無」のほか、近ごろは住民が
居ないのに「天空の村」も出来ていて、どこもかしこも天空ブーム

 

 

何処からでも雲海は見れると思うが、ここが道路では一番のビューポイントなんだろう

 

 

雲海と言えば向かいの山の上にポツンと一軒家みたいな建物が有るが
あそこからなら雲海も見事だろう。
雲之上温泉開雲荘と言うホテルだったが5、6年前から休館している。
なお、右端の高い山の頂きにはこれから行く立里(たてり)荒神がある

 

 

借り物だけどこれがホテル開雲荘からの雲海の眺め

 

こちらは高野山方面。一度泊まってみたかった

 

 

 

立里荒神参拝

 

 

数は忘れたけど長~い石段

 

 

立里荒神は弘法大師空海が高野山を開くに当たり、その守護と発展を祈願し
この地に仏・法・僧の三宝の守護神(三宝荒神=かまどの神)を祀ったもので
日本三大荒神のひとつとされている。
三大荒神では無いけど関西では宝塚の清荒神が圧倒的に有名だけどね

 

 

眼下に雲之上温泉を見る。
今だったら「天空のホテル」とか「ポツンと一軒宿」とかで人気が出そう

 

 

有料道路時代は「高野龍神スカイライン」を龍神温泉へ

 

 

高野山と熊野三山の霊場を最短距離で結ぶ熊野古道小辺路(こへじ)と交差。 
熊野古道小辺路は紀伊半島中央部を南北に縦断し、途中には伯母子峠をはじめ
標高1,000m以上の峠を幾つも越える険しい参詣道

 

 

 

「野迫川村総合案内所・レストラン鶴姫」はいつも閉まっているがトイレは別棟でオープン

 

 


案内所から鶴姫公園の細い道を「鶴姫の館」へ

 

 

野迫川村には平家の落人伝説が幾つか残っているが、その伝説の
ひとつ鶴姫の悲恋物語をパネル展示

 

 

鶴姫の物語は壇ノ浦の合戦で敗れて宮崎の山深い椎葉の里に逃れた平家の鶴富姫
(椎葉村の伝説では鶴富姫)が残党狩りに来た源氏の那須大八郎と恋に落ち、子まで
成したという椎葉村の有名な伝説がある。

大八郎はやがて帰還命令により椎葉の里を離れるが鶴富姫が暮らした鶴富屋敷は
国の重要文化財になっており、僕も二度訪ねたことがあり墓も残っている。
その鶴富姫(鶴姫)がなぜ紀州の山奥で大八郎と再会しそしてここで没したのか・・・?
かなり無理があるが男女の切ないロマンだった

 

 

5年前に訪れた宮崎県椎葉村の鶴富屋敷の写真を挿入

2016年4月に訪れた二度目の椎葉村の鶴富屋敷で鶴富姫の子孫では?と思って
しまいそうな上品で美しい管理人の女性に再会した。
女性はさくらの名前まで覚えていてくれて、はるばる訪ねて来た私たちをとても喜んで
歓待してくれた

 

 

今は無い故郷の家を偲んで、縁側で昼寝をしてみたかったのにさくらに先を越された( ´艸`)
ただ後で気付いたが、気持ちよさげに横になったさくらの後ろの白いものは何だろう

 

写真を撮るときは気が付かなかったから何も無かった筈だ?

少し拡大してみたが何か分からなかった。古い屋敷には不可思議なことも有るものだ

 

 

 

さて、道の駅ごまさんスカイタワーに着いて駐車場から伯母子岳を眺望

 

 

 

和歌山県最高峰の護摩壇山頂

 

 

眺望はそれほど良くないが和歌山県朝日夕陽百選モニュメント

 

 

ここから十津川村へ向かい国道168号に合流の予定

 

 

伯母子岳登山口手前で止まって

 

 

先ほど登った護摩壇山と手前の道の駅ごまさんスカイタワーを撮影

 

 

伯母子岳登山口を通過し国道168号へ向かう途中、いきなりの通行止め。
なんでもっと手前に出さないのかね、五條土木事務所さん。
さ~て、どう行こう

 

                 続くかどうか不明です