今月初めの夜だったか、友人のころんちゃんから「釈迦ヶ岳」に連れてって~
と電話が入りました。
聞けば、釈迦ヶ岳の山頂に鎮座されてるお釈迦様にどうしても会いたいとか。
当たり年のシロヤシオもボチボチ見納めだけど1800mの山のてっぺんなら
噂の大群落をまだ何とか見れるだろうとの下心も有ったかも。
でも、独りではちょっと心細いしクマも怖いので、周りを見渡してとりわけヒマ
そうな僕に白羽の矢が立ったようです(笑)
僕も一周忌を済ませて間もないさくらの冥福をお釈迦様にお祈りしたくなって
二つ返事で引き受けました。
そんなことでこの登山の記事はころんちゃんがとっくにブログ更新されていて
目新しい物はほとんど有りません。
それで、いつものように過去のさくらに時折登場してもらい、季節を冬にして
山や樹木の色の違いなど対比してみたら40枚の写真になってしまいました。
よかったら見てください
07:00 釈迦ヶ岳太尾登山口駐車場着
07:20 登山開始
いきなりさくら登場。今はこんな梯子段は有りません
お釈迦様に会いたい、逸る心のころんちゃんは急ぎ足
さすがにサラサドウダンはもう終わり
自然は何でこんなに美しいんだろう
森を抜けると右前方にとんがり帽子の「大日岳」が見え出した
後ろを振り返るとこんな景色、帰りは楽ちんだね。
ころんちゃんはシカに逢いたくて仕方が無いが、まだ姿を見せない
それで再びさくらの登場。
冬枯れの景色の中でシカの気配でも感じたのか、辺りを窺うさくら
そして後を追った。
白神山地では田畑を荒らすサルたちを追い払っていたさくらだからね
ハイキング気分でバイケイソウが繁茂する笹原を行く
ほぼ中間地点の「古田の森」に着いた
あと半分でお釈迦様と知って、ころんちゃんリュックを下ろして余裕のポーズ
8年前の冬、ほぼ同じ場所でさくらも休憩していた
釈迦ヶ岳を眺めて小休止。
肉眼でお釈迦様が見えたというころんちゃん、どんな目をしてるんやろ
さくらは山頂の雪を見て興奮していたのかも
やがて待望のシロヤシオに出会う
遥かなる緑の山並みと気高きシロヤシオ
シロヤシオに出会えてますますテンション上がるころんちゃん
ここの花は緑っぽい
大峯奥駈道の「深仙宿」に寄り道せずに山頂のお釈迦様へ直行
山頂近くで再びシロヤシオの群落に包まれた
この子は紅く色付いて可愛いな~
ちゃうちゃう、ころんちゃんじゃないよ(笑)
さくらも大好きな雪に出会えて嬉しそう
山頂までもうひと息
さくらが三度目のお釈迦様に会えた2013年の師走
ころんちゃんが初めてお釈迦様に会えた2021年の初夏
思わず『バンザーイ』
10:55 釈迦ヶ岳山頂(1800m)に着いて所要時間は2時間30分。
ちなみに一番早かった8年前は同じルートで1時間30分だった
深々と頭を下げるころんちゃんの目には涙が浮かんでいた
さくらが現世でお釈迦様に会ったのは何度目だったかな
お決まりの三角点タッチ
山頂に立つといつも笑顔を振りまいたさくらだった
今日は羊毛さくらがころんちゃんに手を添えてもらって三角点タッチ。
ころんちゃん、ありがとう
もう少し続きます