写真は近くの動物病院の院長先生から提供された歩行器を付けてみたさくら。
前回ここまで投稿して、暫く更新をしていませんでした。
すると、心配された方々からさくらの近況について電話やメールをいただきました。
とても有難い思いで続きを投稿します
歩行器で歩けるようにリビングルームからテーブルなどを片付けて
四隅には衝突予防に棚板を並べて、準備👌
歩行器の取り付けは手近な紐などを使っただけの相当いい加減な出来だけど
さくらは自力で歩ける喜びに、もう夢中。
歩くというより駆け足で飛び跳ねる姿は、大好きだった野山を駆けている気分かも。
休みなくグルグル回り続ける様は回し車で遊ぶハムスターみたい。
1時間ほど休まず歩き続ける姿に、若い頃の疲れ知らずのさくらが蘇る。
股関節さえまともならまだまだ自由に山歩きを楽しんだ筈だから可哀そうでならない。
老犬介護から解放された薄情者の飼い主は暫し安寧の時を得て、ひと眠り
・・・・・・・・・(飼い主熟睡)・・・・・・・・・・
うたた寝から目覚めると、さくらは相変わらず運動中。
でも、寝入る前とどこか部屋の雰囲気が違う。
カーペットには歩行器の車輪の跡が丸く残っているが、
急ぎさくらの体をチェックすると、
歩行器との接触を考えて、予め前足に巻いていた包帯が絶え間ない動きでずれ
接触部分の毛が抜け落ちて露出した皮膚が擦れて破れていた。
ここまで激しい動きを想定しなかった僕のミス。
険しい岩山で肉球が磨滅して血を流しながらも平気で歩いていたさくらだから
少々の痛みは堪えて歩くことを思い致すべきであった
イソジンで消毒して暫く休憩・・・この時は知らなかったが今はケガをしても一般的に
消毒薬は使わないらしい。
なお、傷の治りは格段に早くて翌日には薄皮が貼っていた。さすがに野生の血は逞しい