根来寺かくばん祭りからかつらぎ町四郷の串柿の里へ回った。
四郷は日本一の串柿の里を標榜しているが、11月中旬になると
山の斜面に張り付いた天空の村のような農家の軒先や柿場(干場)に
柿の玉のれんが一斉に吊るされ、紀北地方の晩秋の風物詩となっている。
ここには今月上旬、おとよさんと一緒に吊るし柿用の柿を買いに来ており
今年も2回目の訪問。知り合いの柿農家へ向かった
前回は串柿づくりが始まったばかりだったので、玉のれんも少なかったが
今回、柿場は鈴なりで晩秋の山里は茜色に染まっていた。
もうすっかり通い慣れた串柿の里
行先はあの山のてっぺん近く
カーブの多い細い山道はよく揺れて座席から転げ落ちそうになるので
さくらはフロアに這いつくばってのドライブ(^^)
紅葉もこれで見納めだ
急な坂道を登って、東谷の集落に入った
収穫前の柿がまだたくさん実っている
串柿の玉のれんがお出迎え
11月下旬の串柿の里ならではの風景だ
訪問する柿農家さんは集落の一番奥
おとよさんはすっかり顔見知りになったこの家の皆さんにご挨拶
串柿づくりは家族総出の作業、お祖母さんも大事な戦力
今回は串柿用の四ツ溝柿を勧められたおとよさん。
さっそく収穫に取り掛かる
それをさくらがチェック(笑)
誰も遊んでくれないので、ボチボチ退屈しだしたさくら
『ほら、さくらちゃん、美味しそうでしょ』って言われてもね
『さくら、一つ食べてみるかい』と言ったら、大きく口を開けたけど
・・・アクビだった(笑)
ヒマそうなので、柿で遊んであげたら、おとよさんが喜んで
おとよさんもしばらくさくらと柿で遊んでいた(笑)
おとよさんには柿の収穫に精出してもらうため、
さくらを散歩に連れ出した
こっちは富有柿かな、と思ったら
やっぱり渋柿だった
渋柿を食べるとえらい目に遭うからね
おとよさんは四ツ溝柿を取り終えて、別の柿畑に移っていた(^^)
相変わらず、いつまでも子供
おとよさんが柿の代金を払っている間、さくらは休憩
柿食えば鐘がなるなり法隆寺・・・ここは定福寺だったかな
今日はめぐみさんにも会えたし、好い一日だったね
向かいの高野山も紅葉シーズンは終わり、来月は雪山を歩こう
全部で百数十個も有ったそうで、さくらもなぜか喜んでいる。
ずい分安くしてもらったようだけど、皮を剝くのが大変だね
今回もたくさんの柿を車に積んで、あの山を越えて帰ろう(^^)
おしまい