2016年春の旅⑯ひむか神話街道(綾町へ) | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

      庭の山椒(さんしゅう)の木 鳴る鈴かけてヨーホイ
                          鈴の鳴る時ゃ 出ておじゃれヨー
     
      折角だから、ひえつき節を一節唸ってやったのに
           観客からの拍手は無く
    さくらは舌を出して首を振っていた。そんなにひどかったかな~滝汗
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       さっきの歌が堪えたのか、そっぽを向いたまま
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        ジイチャンは出会った名も無い滝に癒される
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          山の中に集落が現われた。
  人家を見るとホッとする。深夜に里の灯りを見たときなど格別だ            
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   ここは鶴富屋敷の手前で見た標識の大河内という地区だろう
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    小さな集落だったが、河内の文字と美しい桜が印象に残った
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        国道は大河内の集落を離れて再び山中へ
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        崖が崩れて尖った落石がゴロゴロしている。
      今どきの車はスペアタイヤを積んでいないらしいけど、
       こんな道でパンクでもしたらどうするんだろう 
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    出会う車なんかほとんど無かったし、携帯も繋がらないし
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      なんて、人様の余計な心配をしながら、走り続け
          助手席の相棒を見てみると
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  この橋を渡って左折し綾北川沿いに下ったら、
         リバーサイドのホテルまで一本道だ。
           早く風呂に飛び込みたい♪♪
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           えっ、何これキョロキョロ
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            ナ、ナンヤトームキー
   もっとずっと手前に書いとかんかいムキームキー
     目を覚ましたさくらも口を尖がらせている
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   あと30キロほどでホテルに着くハズだったのに、80キロに延びた。
                      しかも曲がりくねった落石だらけの細い山道。
         峠が好き、なんて云ってる場合じゃない。
    ガソリンは何とか持つが、到着時間は2時間ほど遅延する。
      ホテルに連絡しようにも山奥過ぎてしばらくは圏外 アセアセ    
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       責任者出て来い!
         と叫んでみるが、こだまも帰って来ゃしない
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        ずっと仏頂面のさくら、さすが我が相棒
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         それから、山と谷と峠を幾つか越え、
    ほとんど霧島連山近くまで達し、素通りが勿体なかったけど、
       風呂と晩飯が恋しくて宿へハンドルを切った
    おかげで予定になかった九州中央山地の走行を堪能できた
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        二人とも物も言わずに頑張ったおかげで、
           何とか夕食に間に合った
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    明日はいよいよ西都原古墳公園で桜と菜の花にご対面の筈だ