昨夜、熊本県を中心に九州中南部で大地震が発生し、各地で被害も出ているようです。それについて、私たちの安否を心配してくださる方から有り難いことにメールや電話をいただいています。このブログでは九州の旅を続けている私たちも現在は大阪に戻っていますので、どうかご放念ください。
最後に神都高千穂橋を眺め、3日間滞在した神話の里高千穂を後にした
向かう先は同じ宮崎県の綾町。
読みはあやまちで無くてあやちょうだが
まっすぐ延岡へ下っては勿体ないので、山越えのルートを取ったが
これがあやちょうでなくてあやまちになった
山道に入ってしばらくすると霧が出て、そのうち濃霧になった
そのうえ、カーナビがおかしくなって、現在位置も分からなくなった
初めての山道をさまようこと1時間余り、
やっとこさ国道に出て、椎葉村の鶴富屋敷へ向かう
この国道は、ひむか神話街道なんてロマンチックなネーミング
ヤマザクラがようやく満開を迎えている
渓谷を見下ろしながら、快適なドライブ道
この先向かう椎葉村、14日の深夜地震に遭うのだが・・・
この国道265号線はとんでもない道路で、
ずっと先で8m超どころか、全車通行止めになっていた
でもこの時点では、そんなことは分からない
今日の目的地、先ずは椎葉村の鶴富屋敷
懐かしい鶴富屋敷が見えた
鶴富屋敷には平家の末裔、鶴富姫と源氏の那須大八郎の悲恋伝説が伝わる。
平地の少ない椎葉特有の、横一列に部屋が配置された民家で約300年前の建築といわれ、「那須家住宅」として国の重要文化財に指定されている
もう何年になるかなぁ、
以前訪れた時に詳しい説明を受けたおねえさんが居てくれた
おねえさんのスタイルと可愛らしさは変わってなかった
おねえさん、昨夜の地震大丈夫?
おねえさんも私たちを覚えていてくれて、暖かいもてなしを受けた
さくらはまだ子犬だったけど、どうやら思い出したようだ
鶴富屋敷に隣接する旅館の女将さんも会いに来てくれて、
高齢犬になったさくらを懐かしんでくれた
今夜は、この先山を幾つか越えた綾町のホテル泊り。
夕食までには時間が有るからゆっくりして行こう
さくらは広い縁側を嬉しそう何度も歩き回り
室内を見学・・・物色かな(笑)
以前の記憶がはっきり戻って来たのか、ニコニコ顔になった
チャンチャンコを着て寛ぐさくらを、
観光客のおねえさんが、とっても気に入ってくれて、
かなり山をやりそうなおねえさんで、いつか山で会いたいね、となった
おねえさんと別れて
ちょっと眠気に見舞われたのか
ゴロンと横になった
そんなさくらを案内のおねえさんも優しくみていた・・・が
さくらの後ろに何かが近付いていた
もちろん、この時は気が付かなかったが、
これは、いったい何だったんだろう
古い屋敷にはいろんなことがあるものだ
さて、さくらはぐっすり一寝入りしたせいか、いい顔してる
綾町のホテルに向けて出発しよう
椎葉村で一番の桜の見所、椎葉中学校にちょっと立ち寄り
あの山を越えよう
満開の桜にさくらも満足顔
渓流沿いの山の暮らしを繋ぐ道
いろんな場所でいろんな暮らしが有るものだ
正面の案内板に人吉64Kmと表示されている。
人吉と言えば球磨川下りで知られる熊本県の山深い町。
人吉城址の桜も何度か見に行ったけど、椎葉村から意外に近いなぁ
峠道へ差し掛かかった
林道みたいな狭い国道だ
もうじき峠。峠って何故か好き。
きっとまだ見ぬ土地の入口になるからだろう
宮崎県の代表的民謡と言えば稗つき節。
峠を越えると「ひえつきの里」かな
ここで写真がいっぱいになってしまったので、次回へ