前篇の続きです
いつまでも雪ダルマだと、何にもできないから早く出ておいで~
この中に入ってたんか~
さくらは雪に包まれるのが嫌ではないみたい。
もう一度入りたいのかな♪(笑)
さて、明神岳へ向かって出発しよう♪
パパさん、お先~ と元気よく駆け出したけど
歩くほどに、さくらの鈴の音がだんだん小さくなって、
振り返ると随分後ろの雪の中で立ち往生
人の踏み跡一つ一つがさくらの肩ぐらいの高さの壁になって、前進を妨げてる。
まだ、幾らも歩いてないし、これから先はもっと雪は深いはずだから、
今日はここまでにして
雪景色を眺めながら明神平で雪遊びを楽しむことにしよう
ボールや棒切れは雪に埋もれてしまうので、手袋で遊ぼう
おっと、遊びに夢中になって、ウサギの襟巻き落として来てしまったよ
さきほど雪の中で身動きできず、泣き声上げてたさくらとは思えない♪
落としてきた襟巻きも回収してきた
1時間ほど遊んで堪能したから、ちょっと早いけど下山して
お昼はヤドカリ号で取ろう
帰りのショートカットの急坂は、ピン付長靴程度ではよく滑るし、
さくらも時々滑っては、後ろを振り返っている。
今の無様な恰好見られちゃったかな~と気にしてるのかも(笑)
こちらは、先日バイク事故で痛めた右足を庇って歩くので、
左足がパンパンに腫れ上がった。
でも下りはショートカットのおかげで、ジェットコースターみたいに速くて
あっという間に沢に着いた。
さくらは綱渡りで渡渉かな(笑)
最後の渡渉は、余力を見せたいのか、ジャンプ~(^^)
ここで、:下山中の女性登山者に追い越しざま、目顔であいさつ
このあと、林道に止めていたヤドカリ号の車内で遅い昼食を済ませて、帰り道
先ほど追い越した登山者が前を歩いているのを見て、声を掛け
吉野の最寄りの駅まで送らせてもらうことにした。
ここで、それまで助手席に寝そべっていたさくらは、女性登山者が乗車するやいなや
僕に身を寄せ、ハンドル握る左手に顔を乗せてきたのには思わず苦笑。
まだまだ女子のさくらなんだ(笑)
この日はいろんな人との出会いふれあいが重なった楽しい1日でした