高遠城址の紅葉を満喫した高遠の町を後にして
狭隘な国道152号線(地図によっては国道256号線)を南下し、
南アルプスの山懐に抱かれた長野県最南端の
秘湯と秘境の里・信州遠山郷を目指します
病いを治す未知のエネルギーも取りざたされているゼロ磁場の分杭峠を過ぎて、しばらく走ると中央構造線露頭地に着きました。
ゼロ磁場とは、地殻変動の巨大なエネルギーがぶつかりあい、N極とS極が 打ち消しあう磁場の低い場所です。分杭峠もこのような場所でで、何かの「気」が発しているのではないかと言われています。
中央構造線は、日本列島の九州から関東まで約1000㎞続く横ずれの大断層帯のことで、7000万年ほど前に、
すでにアジア大陸の東の端にできていた日本列島の大陸側半分に、
南からやって来きた太平洋側の半分がくっ付いて、
日本列島が完成しました。その接合面が中央構造線です。
この上には、なぜかパワースポットで知られる高野山や伊勢神宮、諏訪大社などの有名寺社が多く点在しています。
断層帯の露頭地は、近畿では奈良県と三重県境の三峰山の麓、飯高町月出の里で見ることができます
、
子供の頃から好きなもので、ついくどくなってしまいます
さくらはモデルになって中央構造線を跨いでもらいます
前足を日本列島がぶつかり合った大陸側、
後足を太平洋側に乗せています(^^)
でも全く関心の無いさくらは退屈してアクビを連発(笑)
モデルから解放されると鹿塩川に駆けおりて、水浴
さて、いつまでも道路工事が続く国道152号線を回り道しながら、
暗くなって信州遠山郷に到着。
「道の駅遠山郷」の温泉に入浴、車中泊した翌日は雨でした
雨でも雪でも、朝の散歩は欠かせません。
水神様にお参りして、町をぐるっと見て回ります
遠山川に掛かる橋を渡って旧南信濃村の中心部へ。
ずい分昔、この地方の奇祭「霜月祭り」見学に来た時以来の南信濃村です
町の中に入ると、有名な「観音霊水」の案内がありました
、タダなので、おとよさんのお土産にしようと思いますが
あんたがお飲みと云われそうです(笑)
小雨の中、遠方から汲みに来る人もいました
そのすぐ手前にお城があったので、ちょっと覗いて見ました。
資料館になっていますが、今日は閉館日でした
さくらもひと口いただきました。味は硬水だったようです
お寺にお参りして、境内奥の観音大杉にもお参り。
さくらの健康ともうすぐ手術するメイプルちゃんの無事を祈りました
さて、「日本のチロル」下栗の里へは、こんな写真を撮りたいので、
天候の回復を待って、明日行くことにします(続く)