南蛮貿易やキリシタンの歴史など、固有の文化を色濃く伝える平戸とその周辺の島々。
今日は平戸島の北西にある島、生月を訪ねました。1991年に平戸島との間の辰ノ瀬戸に長さ960mの生月大橋が架かり、平戸大橋を経由して九州本土と陸路で繋がり、神秘的な隠れキリシタンの島へ簡単に行けるようになりました。
生月島では16世紀に領主の籠手田(こてだ)氏がキリスト教に入信したため、島民もほとんどキリシタンに改宗しました。
ところが、島原の乱以後禁教令が敷かれると、厳しい弾圧、処刑が行われ、一転して殉教の島となりました。それでも信者達は信仰を守り潜伏キリシタンや隠れキリシタンとなり、各種の行事や口伝オラショ(ラテン語の聖歌らしい)など、当時の信仰を今に伝えています。
ところが、島原の乱以後禁教令が敷かれると、厳しい弾圧、処刑が行われ、一転して殉教の島となりました。それでも信者達は信仰を守り潜伏キリシタンや隠れキリシタンとなり、各種の行事や口伝オラショ(ラテン語の聖歌らしい)など、当時の信仰を今に伝えています。
全長960m海中橋脚間が400mで、この形式では世界最大の生月大橋の背後から朝陽が昇る
島には亜熱帯の樹木が茂り、桜はほとんど見なかった
磯伝いを散歩していると、消波ブロックが目に止まる
旅に出てから運動不足気味なのでブロックの上でトレーニング
行きの動画
帰りの動画
島の最北端の大バエ灯台へ向かう途中、女性的な平戸島とは異なり男性的な切り立った岩山が目を惹く
晴れているのに相変わらず、霞が掛かったような景色しか望めない
島には千頭ほどの黒毛牛が肥育されていて、長崎牛として市場に出る
この島での横断注意は牛さんである
黄色と白の菜の花が島を覆っている
タイトルは殉教の島より菜の花の島にした方が良かったかな
雄大な柱状節理の断崖が続く島の西海岸を代表する景勝地、塩俵の断崖が見えてきた
野営地に車を入れ、断崖近くまで歩いて行く
垂直に切り立った断崖絶壁、かなりの迫力だ
さくらは相変わらず動じない
何の海鳥だろう、断崖に羽根を休めている
南側の断崖
こちらもギリギリの場所まで進んできて、余裕で下を覗いている
海からの強い風が心地よい
緊張を強いられた断崖から草原に戻ってくると、遊びの催促
誰も来ない野営地の草原で、大好きなボール遊び
二人ともここが気に入ったので、今夜はこのまま夕日を眺めることにしょう