愛している、愛している、愛している。
そればっかりを全方向に
全力で発している体がありました。
こんなにも人を愛せる体が、
それでも幸せになれないのなら。
私はもう、神様を恨みたいと思いました。
こんなにも愛して愛して愛しているのに
それでも伝わらない事があるなんて…
困惑に困惑を重ねたその体を
私はどうする事もできなかった。
なぜならこの私こそが、困惑していたからです。
ただ。
こんなにも頑張っているんだね。
すごくすごくせつないね。
そう言って、撫でるくらいのこと。
それでも、とても勇敢なその体は
困惑しつつも
間違っているかもしれないと思い始め
たくさんの人の意見に耳を傾け
痛む胸を押さえながら
不服に腹を痛めながら
それでも行動を改め
自分を見つめ直し
コツコツ、コツコツと愛の形を見直し続けたのです。
愛する事は難しい。
愛があっても、伝わらなかったら意味がないし
どんなに愛を渡していても
それが、相手が受け取れない形って事もある。
その2つを認める勇気こそが、愛なのかもしれないなぁ…
つまり。
自分の愛し方が間違っているのかもしれないと
常に疑うことと、
相手がどのように感じていて
何を欲しがっているかを、知ろうと努力すること。
そして、それを続けること。
どんなに愛していたって
伝わらなければ、ないのと同じなのだから。
大切な事を教えてくれた
勇敢な体に
感謝します。
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