『○○しなさい』
『○○はよくない』
『○○するべき！』
そういう声かけって、人の心には響かないもんよね…
頑なだった人の心が緩んで変化する時。
心がやわらかくなる時。
それは
癒やされた時。
許された時。
受け入れられている、と感じる時。
(瀬戸内の島に帰りました
)
)
ジメジメと暑い日が続きますが、先日
お墓参りに行ってきました
私の父と母は離婚していますが
去年あたりから、母を連れて
母と一緒に父方のお墓参りに行っています
私の母は家族と縁が薄いので
お墓参りなど、家族の行事には興味がない人なんです
急速に変化してきました
去年の春は、私と娘と弟と父の4人で
母方のお墓参りに行ったのですが
その時は当然、母も誘ったのです。
父は
『自分の家の墓なのに行かないなんて
お前は変わっちょるなー』
なんて言ってましたけど(ごもっともですがw)
母は頑なに行かなかったんです。
(山陰の温泉に泊まりました)
)あれから一年。
私は黙って母を連れて、
母と一緒に父方のお墓参りに行き続けてきました。
ただ
『美味しいごはんを食べに行こう』
とか
『車がないから貸してくれない？』とか言って
すると今回、急に母が
『庭に咲いた紫陽花をお墓とお仏壇に』
と、持ってきてくれたんです💐
「何か心が変化したんだなぁ…」
と思いながら運転していると
自分の家のお墓にも行きたくなってきたから
今年の秋に家族みんなで行かないか？
と言い出したんです
あんなに言っても聞かなかったのにー！
と父はびっくりしとったけど
人の心って、こんな風に動くんだなぁ
って、私は感じました。
毎回お花を買って、お供えして。
おじいちゃんやおばあちゃん、ご先祖さんに感謝したり
お墓のお掃除したり。
そんな事を一緒にしているうちに
これは大切な事だとか、必要な事なんだなぁとか。
何か感じるものがあったんだろうな…
だから、自分の家の方のお墓も行きたいな。
っていう思いが芽生えたんでしょうね
きっとこうやって、人の心って育つんじゃね。
いくら言われたからって、そういう気持ちになるもんじゃないもんね
長くなるから書かないけど
母にはお墓参りに行きたくない事情があったのです。
その事を私は分かっていたから行けと言わなかったし、だからこそ今回の母の変化を
とても嬉しく思ったのでした
こんな風に
頑なな人や、理解できない考えの人も
好きでそうなった訳じゃないかもしれないし、
何か理由があって、そうなったのかもしれないよね。
そうやって、
理解しようとする心を持てたら
世の中は少し平和になる気がしました
今回も、出張で呼んでくださる人がいたからこそ
帰省もできて、このような体験ができたこと
とってもありがたく思います
(冷房で冷えたのでもつ鍋
)
)今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました
また次回リクエストもお待ちしてます
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