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『教えて!サクラバレエ』の連載は
先週で終わったのですが
気になる質問が届いていたので
今回は番外編として
一回限りのQ&Aコーナー
です
Q.
こんにちは。ブログ楽しく拝見しています。
発表会でヴァリエーションを踊ります。
バレエの発表会参加は今回で3回目
(1回目は違う先生でしたが)、
ヴァリエーションは2回目です。
「先生に前言ってたことと、
全く違うことを言われる」
ということについてです。
トンベ・パドブレ・カブリオール
という振りがあります。
トンベ→パドブレの間の部分、
足を揃えたときに飛ぶというか、
自然と少し両足が浮きますよね?
毎回のリハでそうやっていたのですが、
先日「飛ばないで」と言われました。
もう飛ぶ癖がついていたので、
次のリハまでに
飛ばないでできるように
練習していきました。
それなのに、今度は「そこ飛ぶんだよ?」と
言われてしまいました。
先生は、どうしちゃったの??
というような顔で、しかも、
「教室が狭いから、あんまり
移動しないようにしようと思うと、
そうなっちゃう(飛ばないやり方に
なっちゃう)んだね」と言われました笑
私としては
「えぇぇぇ(゚д゚)飛ばないでって言われたから、
頑張って飛ばないようにしてきたのにー」
という気持ちでしたし、
どうすればいいのかよく分からないまま、
とりあえず「ちょっとだけ飛ぶ」という
やり方で、その場をしのぎました。
もちろん、その場で先生に
「前は飛ばないって言われました」
と言うべきだったとは思うのですが、
私の勘違いだったのかな?と
急に自信が無くなってきて、
言えませんでした。
でも、前のリハで
「どうしても飛んじゃうね~。」
というやりとりがありましたし、
自分のメモにもやっぱり
「飛ばない」と残っています笑
(振り付け自体については、
先生の言うことが前と違えば、
「前は、右足軸って言われたんですけど、
どっちでやればいいですか」
みたいに遠慮無く言うんですけどね・・・)
先生にすればただ、
前は飛んでる私の姿に違和感があったから
「飛ばない」と、
でも飛ばない私の姿にも違和感があったので
「飛ぶ」と言ったまでだと思います。
また、飛ぶ飛ばないの問題では
ないのかもしれません。
・先生が、前と逆のことを言う
(と生徒が感じる)
ことはよくあるのでしょうか。
・そんなときどう対処すればいいでしょうか
(「前はこう言ってた」と伝えるのが
一番いいとは思うのですが、言いにくいです・・・。)
・今回私の何が問題だったのかは、
その場にいた人にしか分からないとは
思うのですが、トンベ・パドブレのときの
一般的な注意点などがあれば、
教えていただければ嬉しいです。
匿名希望さん
A.
こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
・先生が、前と逆のことを言う
(と生徒が感じる)
ことはよくあるのでしょうか。
→これは、よくあります。
なぜなら、先生も人間だから
間違えることもあるからです。
海外のバレエ学校の講師や
バレエ団の指導者なら
それでも間違える
パーセンテージは低いと思います。
なぜならそれらの環境では
メソッドの純度が高いからです。
1つのメソッドの基本の振付は
共通ですので、振りを渡す方も
受け取る方も間違えにくいです。
けれど日本ではバレエ教室や
バレエ団では様々なメソッドが
混在しているので、
指導者や振付を渡す方、また
渡される方も様々なことが
混ざりやすくなります。
特にヴァリエーションは日本では
踊る人や場所にあわせて振付を
アレンジすることも多いので
違う人のものや違うバージョンと
混ざりやすいです。
中でも人気で引っ張りだこの先生や
プロで踊りながら指導されていたり、
発表会の全振付を一人で指導していたり
すると、ものすごい量の様々な振付を
同時に記憶していますので、あります。
発表会に出たことのある人は共感する人が
多いと思います。バレエあるあるです。
(もしかしたら日本にも、1度も間違えや
勘違いをしたことがない神様みたいな
先生が存在するかもしれませんが、
人間国宝並みに稀少だと思います。
・そんなときどう対処すればいいでしょうか
(「前はこう言ってた」と伝えるのが
一番いいとは思うのですが、言いにくいです・・・。)
→先生との関係性によると思います。
先生との信頼関係が出来ていたり、
フレンドリーな先生なら
匿名希望さんの言われるように
「前はこう言われていたのですが」と
その場で言えば良いと思います。
そうじゃない先生なら、
毎回言われたとおりにあわせるか、
(バレエの伝統的にはこれが正解)
レッスン後にそっと確認しに行くのが
ベストだと思います。
高等テクニックとしては、
ビックリした顔で先生を「・・・」と
数秒間じっと見つめるという技もあります。
普通の先生なら「・・ん?」と気がついて
くれると思います。
あと、私の場合は、
「いやいや先生、なんでやねん。
前回こう言われてましたがな~!」と
笑いながらツッコんでもらうノリが一番
助かります。
(ただし、練習中なので、言葉遣いは敬語で
お行儀良く)
ツッコミって愛がありますから
こちらも
「あ、ごめんごめん。違ってたね」
と言いやすいんですよね。
人は誰しも間違えることがありますので、
(自分が間違えた時には
こういう風に言って欲しいな)
という言い方で伝えるのが一番
良いと思います。
・今回私の何が問題だったのかは、
その場にいた人にしか分からないとは思うのですが、
トンベ・パドブレのときの一般的な注意点などがあれば、
教えていただければ嬉しいです。
→おっしゃるとおり、
実際に見ていないので
何とも言えないのですが、
私の推測では、
トンベ・パドブレとシャッセ・パドブレが
混ざってしまっているのかな?という
イメージです。
トンベ・パドブレには、『とぶ』という要素は
ありません。
カブリオールのカテゴリーはジャンプですが、トンベはジャンプではありません。
(「トンベ」を「とんで~」と聞き間違えてジャンプだと思っていた、という笑い話を聞いたことがありますが)
シャッセはジャンプで、
脚を揃えた時に『とぶ』ので
先生も匿名希望さんも、
そこが混ざっていたり、
行き違っているのかな?と思います。
トンベ・パドブレの一般的な注意点は
・腕と目線は地面と水平に動かすイメージ
・腰の位置を出来るだけ上下させずに水平に
動かす
・トンベ・パドブレはつなぎのパ(ステップ)
でその次がジャンプ(カブリオール)の場合は
助走に使うので、スピードを徐々に上げる
イメージとしては、
ゴムボールをバウンドさせて
遠くへ届かせる、または
飛び石(池などに平べったい石を
投げて遠くに飛ばす)です。
ボールが地面についたり、
石が最初に水面につくのがトンベで、
その後のバウンドがパドブレです。
少しだけ弾むように、
けれどジャンプはしないで
なめらかに前に進みます。
これは、上下のうごきではなく、
横に移動する動きです。
よくわからなければ、再度
リクエストがあれば、
動画で解説しますよ。
バレエの先生って色々言い切るし
自信たっぷりだし、
頼りになるし、絶対間違えない!
ってイメージがありますよね。
でも、先生も人間です。
昔、自分たちが子供だった頃、
親は絶対の存在でしたし
頼りになったし、
ルールブックでしたよね。
絶対間違えたことなんてしない、
と思っていませんでしたか?
私は思っていました。
でも、自分が大人になると
親も1人の人間で間違えることも
あるとわかりますよね。
だからそれと同じで、
先生のことも温かな目で見てあげながら、
でもバレエ指導に関してはプロですので
そこはリスペクトしながら、
コミニケーションがとれると、
お互いにやりやすくなるのではないかな?と
思います。
多分、他のバレエの先生には
聞きにくい質問を、
私を信頼して聞いてくださり、
ありがとうございました。
発表会、上手くいきますよう
願っています。
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