教えて!サクラバレエ その223  ~質問コーナー55~ 身体機能について② | サクラバレエ 

サクラバレエ 

サクラバレエは岡山市にある“大人からはじめる本気のバレエ教室です。
ワガノワメソッドに基づいた大人向けカリキュラムで段階を踏んで上達
出来るよう1人1人丁寧に指導しています。未経験の方ぜひどうぞ!
※スケジュールや料金は“テーマ”から♪

  

毎週水曜日連載中の『教えて!サクラバレエ』シリーズ。

 

今週は先週の続きです。

 

前回の記事はこちら↓↓↓

 

Q.

サクラ先生

いつも興味深く読ませていただいてます。

以前、質問をしたことがあり、とても丁寧に答えていただき感激しました!

 

今回は、ちょっと違う角度から、身体機能面からの質問なのですが…

他の読者の方々には無関係かもしれないので、掲載が難しければスルーしてください。

 

私は24歳くらいからバレエを習いはじめ、ハマってしまい(笑)、発表会も5回ほど経験し、その時は週2~3日はレッスンしてました。途中、出産二回したり、引っ越ししたり、ブランクも空いたりしました。

 

30台後半で、バレエワークアウトのインストラクター、ヨガのインストラクターになり、仕事としてバレエやヨガのクラスを繰り返した結果、重度の腰痛、股関節痛に悩まされ 、

自身のバレエレッスンは5年前に泣く泣く引退してしまいました。

ヨガインストラクターや、簡単なバレエストレッチの仕事は51歳の現在続けています。 過去二回整形外科では骨に異常ないと言われましたが、去年とうとう膝まで痛くなり、ct撮ったら初めて脊柱管狭窄症と診断されました。

 

ヨガやバレエのやり過ぎ、加齢、原因はひとつではなく、色々な要因が複雑に関係していると思います。 波がありますが、現在なお腰痛股関節痛を常に抱えながらインストラクターをしています。(クラス数は減らしました)

 

長くなりましたが、ここからが本題の相談です。

自身のバレエレッスンを引退しても腰痛が治ったわけでなく、かといってたまに自分でバレエレッスンすると痛みが出たりします。

 

でもやっぱりバレエがしたい❗️

仕事としてだけでなく、自分でバレエを楽しみたい❗上達したい‼️🔥

 

ただ、解剖学で学びましたが、バレエのターンアウトは梨状筋の障害を招きやすい。(私も仙骨まわりや臀筋が痛い) バレエをするための骨格は、とても美しいですが、やはりバレエを踊るための関節や筋肉作りなので、本来の人間としての骨格を逸脱してしまうのだと考えます。

 

ああ、でもバレエするのにターンアウトしないことにゃ、話にならない…😭

 

それでも、多少の痛みはありつつも、大人バレエを健康的に続けている人もいるので、私にも道はあるのでしょうか⁉️

 

バレエ復活したい‼️

でも身体が悪化するのが怖い😢(ひどいと、メンタル壊れるほどツラいので) 

 

とても長くなり、すみません🙇‍♀️

もし、もし、なにかアドバイスがあれば、是非ともよろしくお願いいたします。

 

 

先ほど質問した件に補足させて下さい。

 

ただの、悩み相談になってしまったみたいで、改めます。

 

子供のころから、適切な指導を受けている人や、大人からでも適切な指導を受けてる人、きちんと身体のケアをしてる人、など

 

であれば、バレエの身体の使い方(アンデオールなど)は、身体に負荷なく動ける(踊れる)と考えて良いのでしょうか?

 

私のように、すでに故障してしまったらどうしても制限がでてくるのは、分かります…

 

なんだか、結局補足にもなっていないような?(笑)

 

お答えいただけたら、で良いです。

よろしくお願いいたします。

 

らバヤデールさん

 

A.

前回は、

『私はバレエ経験がある人が提供する

解剖学やトレーニング方法は

あまり参考にしない』

ということと、

 

『まず身体をしっかり治す。』

というお話をしました。

 

今回は大人バレエに

欠かせない大切なアドバイスを

お話したいと思います。

 

前回は一つと言いましたが、

実は三つありました。

 

まず一つ目。

 

人間は生き物なので

生まれてから大人になるまで

徐々に成育してきた身体は

25歳過ぎたら『ゆるみ』はじめます。

 

これ、重要なんです。

 

ですから、25歳過ぎた人が

子供やプロダンサーと

同じようなストレッチを

同じくらいすると

『ゆるみ』が大きくなっていきます。

 

多くの人が、そのことに気付かずに

大人になってだいぶ経っても

子供たちやプロダンサーと同じように

または自分が若い頃のように

ストレッチをしてしまう。

すると『ゆるみ』が大きくなります。

 

ゆるんだ身体はケガに

つながりやすくなります。

 

自転車で言うと

ネジがゆるくなっているを

さらにゆるめている状態です。

 

ですから大人は『身体を

“ストレッチでゆるめる”だけでなく

“鍛えて引き締める”ことに

重きを置く必要がある』と

私は思っています。

 

18歳と25歳は、見た目は

ほとんど変わりません。

だから自分では気づきませんが

身体の中は変化しています。

 

余談ですが、こういった変化は

40歳、50歳、60歳、75歳頃にも

おこると言われています。

 

自分では自覚しにくいですが、

大人でバレエを踊るなら、

これらの身体の節目は

胸に刻んでおいた方が

安全のために良いと私は思います。

 

二つ目。

従来の子供やプロダンサーが

するような、

一般的なバレエ教室で

教えているような

ストレッチを大人がすると

 

若い頃はまんべんなく

伸びていた部分も

歳を重ねると同じことをしても

“伸びやすい所だけ伸びて

硬いところは硬いまま”

になります。

これが危ないんです。

 

本来は“緩んだところは締めて

縮んだところを伸ばす”

必要があるんですけれど

みんな年齢関係なく同じように

従来のストレッチをしがち、

なんですね。

 

ですから理想としては

ご自分の身体の

“どこが縮んでいて

どこが緩んでいるのか”

ある程度把握していること。

 

講師はもちろんですが、

バレエはグループレッスンで

個人レッスンではないので、

生徒自身も自分で自分の身体を

研究してつくっていく必要が

あるのかなと私は思います。

 

・・また長くなりましたので、

続きは来週にしたいと思います。

お楽しみに音譜

 

長文、読んでくださり、

ありがとうございましたドキドキ

 

乙女のトキメキ

 

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