教えて!サクラバレエ その123 ~質問コーナー㉝~ | サクラバレエ 

サクラバレエ 

サクラバレエは岡山市にある“大人からはじめる本気のバレエ教室です。
ワガノワメソッドに基づいた大人向けカリキュラムで段階を踏んで上達
出来るよう1人1人丁寧に指導しています。未経験の方ぜひどうぞ!
※スケジュールや料金は“テーマ”から♪

 

毎週水曜日連載中の『教えて!サクラバレエ』シリーズ。

 

今週も、

 

大人の方からの『バレエ』に関する

素朴な疑問・質問にお答えする、Q&Aコーナー

 

です音譜

 

Q.

連続での質問、すみません。

 

私は、33歳からバレエを始めて、週3、4回のレッスンを2年間続けています。

 

まだピルエットがうまくできず、みんながピルエットをする時は、つま先だちのパッセで立つだけです。通っているバレエの先生に、1年経ったころ、「ピルエットしたら?」と言われたこともあったのですが、うまくできなかったので、未だに、つま先だちのパッセです。

 

うちの教室では、ピルエットは一回転なので、できないかなーと思いつつ、様子を伺っています。

 

ピルエット一回転ができるようになるために、桜先生のお教室では、どのような段階を踏んでいらっしゃるのでしょうか?

 

教えていただけたら、嬉しいです。 よろしくお願い致します!

 

あおい

 

A.

あおいさん、連続での質問、ありがとうございます。

どれも、あおいさんのバレエが大好きな気持ちが伝わってくるような質問で、思わず嬉しくなります。

一回転のピルエット(バレエの片足でその場で回るテクニック)ができないかなーと思いつつ、様子を伺っているところなんて、想像しただけで、微笑ましくてニコニコしてしまいます。

 

そして、週3、4回のレッスンを2年間続けているのですか。素晴らしいですね!

 

ピルエットは、1回転でも、とてもむずかしい動きです。

 

サクラバレエでは、ピルエットの練習は基礎クラスから始まります。

バレエを習い始めて2年目から、片足で立つ練習からはじめます。

 

ピルエットの練習は、うちではパッセ(本来は動作を指しますが、ここでは片脚の膝を曲げてつま先をもう一方の膝近くにつけた状態のこと)ではなく、クペ(片足がもう片方の足首に触れている状態のこと)やクペより少し高い位置のパッセで練習します。

日本の多くの教室でおこなわれているように、高いパッセの位置まで脚を上げると、骨盤が傾きやすくなるためと、古典などに対応するためです。(オーロラなどのお姫様はあまり高く脚を上げませんので)

2番、4番、5番のどのポジションからでも回れるように、それぞれのポジションから、まずは片足で立つ練習をしますが、最初は2番ポジション、次に5番、最後に4番と、簡単な順番から取り組んでいきます。

片足で立つ時間は、一瞬ではなく、3秒以上はキープする練習をします。

 

また、それと同時に、フェッテ(身体の向きを一瞬で変えるテクニック)の練習もおこないます。

回転するためにはフェッテが正しく出来ている必要がありますので、バーレッスンでフェッテの練習と、ピルエットの準備練習の両方をおこないます。

 

次に、同じことをセンターレッスンでもおこないます。

 

また、フラッペ(片足をもう片足に素早くつける動き)の、中でもワガノワメソッドの足首をつかむフラッペは、ピルエットで素早く片足を軸脚につける練習になっていますので、この時期からフラッペは基本ルルベ(つま先立ち)でおこないます。

バーレッスンでも、センターレッスンでも、です。

 

この頃までに、腕のポジション、お顔のつけ方、脚と腕のターンアウト(外に回す動き)が出来ていることは必須です。

 

本来はピルエットを実際に回りはじめるのは、基礎クラスの一つ上の初級クラスからですが、良くできていれば基礎クラスでも1回転の練習をおこないます。

1回転は、まずバーレッスンで回る練習をおこないます。

バーレッスンで回るのが怖いと感じる場合は、まだ軸がとれていないのに力業で回ろうとしているということですので、出来ていない部分の基礎を見直します。

 

軸がとれて、1回転することが出来るようになったら、次は2回転に挑戦したり、アラベスク(バレエのポーズ)やアチチュード(バレエのポーズ)でのピルエットを練習したりするようになります。


これらは、初級クラスや中級クラスで取り組んでいきます。


このようにサクラバレエでは、生徒の気合いと努力と根性と才能だけに頼るのではなく、講師が明確な目的意識を持ち、生徒が段階を踏んで出来るようになるよう、カリキュラムに組み込んでいます。

 

とはいえ、ピルエットは本当にむずかしいです。

けれども、むずかしいからこそ、出来るようになると本当に嬉しいですし、挑戦のしがいもありますよね。

 

いつか、あおいさんが楽しくクルクル回れる日が来ることを願っています。

 

 

 

大人が段階を踏んで学ぶことが出来るバレエ教室、サクラバレエ。

ただ今、見学・体験レッスン受付中です!

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カリキュラムは4月スタートですが、今からでもまだまだ大丈夫です。

発表会に向けて、大盛り上がり中のスタジオ。

興味のある方は、ぜひ一度、見学・体験レッスンにお越しください音譜

 

 

サクラバレエは大人からバレエをはじめる人のためのバレエ教室です。

クラシックバレエを大人向けに、1人1人にレベルを合わせたクラス設定によりきめ細かい対応を図り、1年間のカリキュラムを設定し、一貫したバレエ指導を行うことを目的としています。

先生のお手本を見よう見まねで練習するのではなく、言葉で説明することを、私たちはとても大切にしています。

 

「大人だって、バレエが好き!」

「大人だって、バレエが上手になりたい!」

 

大人でもベストをつくしてレッスンすることにより、成長する楽しさを感じることが出来ます。

 

あなたも、私たちと一緒にレッスンしませんか?

 

特に20代・30代のまだ若く、未来を切り拓く力を持つ人たちの力を、私たちは必要としています。

バレエ経験がまったくない方、大歓迎です!

 

大人からバレエをはじめても、きちんと丁寧にレッスンをすれば、必ず上達します。

 

私たちが大切にしていることです。

“大人だからこそ、きちんと言葉で説明してもらえること”

“大人も子供と同じように、細かいクラス設定で段階を踏んで学べること”

“教師の思い付きのレッスンではなく、全クラス同じカリキュラムのレッスンを受けることが出来ること”

“大人を出来るだけケガなく安全にバレエを踊らせてあげること”

“大人を上手にすること”に松岡修造さんばりに情熱を燃やす教師が、ここにいますメラメラ

そう、一番大切なのは“情熱”です。

私も大人になってからバレエと出会いました。

そして、同じような気持ちを持つ、あなたに出会えるのを待っていますビックリマーク

ぜひ、同じ景色を見ましょう!

 

 

こちらのブログでは、大人の方からの、『バレエ』に関する素朴な疑問・質問を募集中です!

いつもブログ読んでいて、気になっていること、聞いてみたいこと。

「〇〇ってどんな意味?」「◇◇が上手く出来ないんです」など、みなさんからの質問を募集します。

 

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