お待たせしました!
今日はずいぶん前にチラッとお話していた、11月1日(日)おさらい会(小発表会)についてご紹介しますね。
今年のコンセプトは『バレエで遊ぼう!』です。
『遊ぶ』って、とても大切だと思うんです。
自由な心で遊び心を持って、全力で遊ぶ。
いつもは、真面目にバレエが上手になるようにがんばる、スタジオ生たちですが、今はコロナで先が見えない不安な気持ちをみんな持っていると思います。
また、人と人とのつながりを薄くせざるを得ない状況のなか、どこか寂しい気持ちもみんな感じていると思います。
そんな中で迎える、11月の舞台。
“発表会”の予定が、“おさらい会”という小規模なものになり、もしかしたら、第2波、第3波で、中止になるかもしれない状況の中で、どうすればみんなが楽しめるのか、考えました。
ひたすら考えて、(・・・そうだ!)と思ったのが、今回の企画です。
今年は・・・
生徒が自分たちで踊る作品を選び、
生徒が自分たちで振付をし、
生徒が自分たちで衣装&メイクを決める。
先生はそのサポート。
ということに決めました。
たぶん、このブログを読んでいて、今、
「えーっ!?そんなのアリなの?!」って叫んでいる、大人でバレエを習っている人たち、たくさんいると思いますが、はい、ありなんです
だって、ここはサクラバレエだから。
世界でここだけ。
うちだけですよ、きっと。
もうね、絶対楽しいから。
それから、バレエ上達に役立つから。
ぜったいに。
このおさらい会が終わった時、出演者たちはきっと何かが変わっている。
サクラバレエも、何かが変わっている。
そして、大人バレエの世界もほんの少しだけ、何かが変わっている。
世の中の、大人からバレエをはじめた人たちの世界を変える。
どんなに困難でも、先が見えなくても、ぜったいにあきらめない。
あの山の向こうに、きっと今よりもっと、大人が胸を張ってバレエを踊れる世界がある。
そんな世界にしてみせる。
私が、ここから、道を切り拓く。
そんな、強い決意を持って。
そして、スタジオ生たちには、先が見えないこんな状況の中でも、“今出来ること”をやり、自分たちの未来に希望が持てるように。将来おばあちゃんになっても、楽しかった思い出をいつも胸に抱いて生きていけるように。
今はひたすら、バレエを楽しんで欲しい。
コンセプトは“高校の文化祭”です。
高校の文化祭、楽しかった思い出がある人も多いのではないでしょうか?
あるクラスはお化け屋敷を。
あるクラスは喫茶店を。
あるクラスは劇を。
あるクラスは屋台を。
それぞれに、工夫してやりましたよね。
そんな感じです。
好きな作品を。
すでに作品が決まったクラス、まだ話し合いの途中のクラス、いろいろですが、みんな楽しそうです。
コロナで人と人とのつながりが薄くなりがちな今だからこそ、あえてつながる必要のあるものを選びました。
みんなで力をあわせて、アイデアを出して、楽しんで欲しい。
打合せはレッスンの時にマスクをして、でもいいし、LINEやオンラインでもいいですから。
もし、スタジオが休講になっても、自分たちだけで話を進められるでしょう?
それに、振付をこうしたらいいんじゃないか、衣装をこうしたらいいんじゃないか、と考えるだけで
「お家時間がヒマで。」なんて言わなくても良いでしょう?
有意義な時間になるでしょう?
また、うちはスタジオ生全員が“バレエの法則”をレッスンを通して習っているんですね。
だから、普通のバレエ教室の生徒にはムリでも、うちのスタジオ生なら、各クラスに1人か2人は振付が出来そうな人がいますし、むずかしかったら、まるごと私にお願いすれば、その曲と人数と難易度にあわせて振り付けをして渡しますから。
至れり尽くせりでしょう?
それにね、自分たちで考えた振付って、忘れないんですよ。
私がそうなんですが、自分で振り付けた曲って、何年たっても憶えているんですね、身体も頭も。
だから、いつも振り写しで苦労しているスタジオ生たちも、これならきっと大丈夫だろうと。
(もう、天才じゃないかしら、私)
と思う訳ですよ。
適当にレッスンしている人たちが自己満足で好きな作品を踊るのを、私は観たいとはあまり思わないけれど(本人たちはとても楽しいでしょうけれど)、うちの生徒達ほど、プロを目指している訳でもないのに、毎週毎週、基礎、基礎、基礎、基礎!を何年もやってきている人たちが、先生のサポートを受けて好きな作品に取り組む、というのはとても意味があると思うんですね。
ひとつめに、バレエの世界って先生がトップで絶対的な存在なので、生徒達はみんな受け身になってしまう。
本当は、“バレエを踊る”というのは、“表現する”“表現者になる”ということなので、受け身ではいけないんですね。自分から発信していかないと。
だけど、バレエってシステムが生徒を受け身にしてしまう。
レッスン中、しゃべっていいのは先生だけ。
注意されたことをひたすらなおす。
発表会は役も衣装も先生が選ぶし、振付はもちろん決まっています。
一生、自分が踊りたい役を踊れず、着てみたい衣装も着ることが出来ず、じっと、先生の顔色をうかがう“良い子ちゃん”でなければいけない。
そもそも、子供でもそうだし、大人なんて、普通は自分が踊りたい役なんて、絶対にもらえない。
(だいたい、立って手を振るだけの貴族の役です。)
10年習っても、20年習っても同じ。
そして、それはプロの世界でも同じです。
プロの方が、自分が踊りたい役は踊れません。
だって、プロですから。
(大人になったら、バレリーナになって、大好きなバレエを一日中踊りたい!)そう思っている子供達は世界中にたくさんいると思いますが、バレリーナになったら、踊ることは仕事なので、自分が好きな役はほとんど踊れないんですよ。
普通の会社で、「私は企画課に行きたいです!」「秘書課が良いです!」「社長になりたいです!」と言っても、ムリなのと一緒です。
バレエ団や振付家にオファーされた役を踊ってなんぼ、ですから。
しかも、みんなが踊りたい役は、何十、何百とある役の中でたった一つ。
椅子取りゲームです。
だから、自分の踊りたい役を踊るためにコンクールに出る子供たちもいるほどです。
(最近は大人もコンクールや発表会で好きなヴァリエーション(上手な人が一人で踊る作品のこと)やパ・ド・ドゥ(上手な男女がペアで踊ること)を踊らせてもらえる教室もあるようですが、なぜかしら、自分が生徒だった時のことを踏まえても、“孤独な武者修行”“ってイメージなんですよね。)
でもね、子供はそうやってコンクールで好きな役を踊れるチャンスがある訳でしょう?
たとえ、フロリナ姫やオーロラ姫やオデット姫を踊れるレベルには達していなくても、がんばって沢山練習したら許される訳でしょう?
だったら、大人もがんばって沢山練習したら、好きな役を踊らせてもらっても良くないですか?
もちろん、ケガをしないような振付で、バレエのルールの中で、ですが。
いいでしょう?いいですよね?いいんです!ということで、
うちは、先生公認で今年は自分たちの好きな作品を舞台で踊ります。
しかも、ヴァリエーションだけでなく、全幕の中の一曲(白鳥の湖 2幕とかドンキの3幕とか)しても良いし、小品でも良いし、クラシック音楽じゃなくても良いのです。(ディズニーとかね。)
ヴァリエーションは、クラスで“ヴァリエーション集”にしても良いし、クラス以外の個人でもエントリー出来ます。
トウシューズを履くか履かないかも、任せます。(危険だと判断した場合は話をしますが。)
生徒達の最近の『瞳のキラキラ』を見ていると、きっとこの選択は正解だったのだと、すでに思えます。
私も踊る予定なのですが、どこかのクラスが入れてくれるかな。
相談しようそうしよう。
ということで、サクラバレエのアツイ!夏!
がはじまろうとしています。
もし、コロナで上演出来なくても、学年末のクラスコンサートや来年の発表会でも上演出来ますからね。
こんな時だからこそ、クリエイティブに、楽しみましょう!
バレエで、前を向きましょうね!
◇
あなたも、こんな私たちと一緒に、レッスンしませんか?
7月~8月は毎週日曜日の午前中に、人生ではじめてバレエ習う人でも大丈夫なオープンクラスを開講しています。
バレエの“レッスン”というよりは、“講習会”のような、大人が一からバレエを学ぶことが出来る、またとないチャンスです。
「ベストをつくす!」が合言葉の、本気で青春するバレエ教室があなたが来るのを待っています。
見学・体験レッスン随時受付中です!
そしてただいま、夏の入会キャンペーン中です
6~8月は体験レッスン料
通常1,500円 → 500円
さらに見学・体験レッスン後、3ヶ月以内に入会された場合、入会金半額です。
通常10,800円 → 5,400円
学生さんは7月末まで、入会金がさらに半額(2,700円)になる学生割引があります。
10代、20代は大人バレエの世界ではゴールデンタイム!上達が早く、ケガをしにくく、長い間バレエを楽しむことが出来ます。ぜひ、この機会に挑戦してみてください
見学・体験レッスン随時受付中です!
お電話による見学・体験レッスン予約受付(9:00~21:00)
📞086-236-9372
定休日:日曜日(午後)・月曜日
※レッスン中などで、電話に出られないことがあります。
その場合はお手数ですが、再度ご連絡頂くか、メール又は見学・体験予約フォームにてご連絡下さい。
着信履歴がのこっている場合には、こちらから折り返しご連絡させて頂くこともあります。
桜先生への質問募集中!
こちらのブログでは、 『サクラバレエ』や『大人からはじめるバレエ』に関する素朴な疑問・質問を大募集中です!いつもブログ読んでいて、気になっていること、聞いてみたいこと。
「あのことについて、もう少し教えて」「〇〇ってどんな意味?」など、みなさんの質問を募集します。
下記をクリックしたら、フォームサイトになります。
掲載採用の際はお名前は表記しませんので、ご安心ください。
全てに答えられないかも知れませんが、出来る限りお答えしようと思います。
ご質問、お待ちしています!
サクラバレエのホームページ
https://sakuraballet.amebaownd.com
お電話による見学・体験レッスン予約受付(9:00~21:00)
📞086-236-9372
定休日:日曜日(午後)・月曜日
※レッスン中などで、電話に出られないことがあります。
その場合はお手数ですが、再度ご連絡頂くか、メール又は見学・体験予約フォームにてご連絡下さい。
着信履歴がのこっている場合には、こちらから折り返しご連絡させて頂くこともあります。
サクラバレエのホームページ
https://sakuraballet.amebaownd.com/