毎週水曜日連載中の『教えて!サクラバレエ』シリーズ。
見学や体験レッスンに来てくれた方達が書いてくれたアンケートの質問への答えや、私発信でサクラバレエについてのお話しをしています。
27回目の今回は~数字で見るサクラバレエ③~です。
数字から伝わることもあるかなと思いますので、これまでとは違った切り口でお伝えしています。
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数字で見るサクラバレエ
見学・体験レッスン申込み時
1.「体がめちゃくちゃ硬いんですけれど大丈夫でしょうか」と質問した人…80%
2.「かなりの歳なんですけれど大丈夫でしょうか」と質問した人…70%
3.「運動が本当に苦手なんですけれど大丈夫でしょうか」と質問した人…30%
4.「私の年齢からでも頑張ればトゥシューズって履けるのでしょうか」と質問した人…3%
サクラバレエが普通のバレエ教室と大きく違うのは、Ⓐ「大人からはじめるバレエ教室」だということです。
普通のバレエ教室はⒷ「子供からはじめるバレエ教室」かⒸ「大人が楽しむためのバレエクラス」です。
普通の大人はバレエを習おう!と思った時にⒷかⒸを選ぶんですね。
Ⓑは昔からあります。日本でバレエといえば子供からでしょ?というくらいスタンダードで信頼があります。さらに生徒が〇〇コンクール入賞!〇〇バレエ学校入学!などの華やかな経歴もあり、ブランド化しているバレエ教室もあります。
「〇〇バレエに通わせていますの。ホホ。」とちょっと鼻が高い感じです。
ただこれ、子供の場合で大人にバレエを教える歴史はとても浅く、大人は子供のおまけ。スタジオの安定した運営のためのクラス。大人の生徒をいくら育てても、コンクールで賞をとることもなければ、海外のバレエ学校に入学して教室のネームバリューを大きくしてくれることもない。
バレエの先生は子供の頃からバレエを習っていて、それこそ〇〇バレエ学校に留学したい!〇〇コンクールに入賞したい!という世界の真ん中にいたはずなんですね。
その先生方が大人を本気で育てたいとは思いにくい。ですから、Ⓑ「子供からはじめるバレエ教室」でバレエを習いはじめた大人は「〇〇バレエに通っていますの。ホホ。」とは言っていても、いつも自分達が“おまけ”の生徒であり、先生方に本気では相手にしてもらえない寂しさを抱えることになります。
一方、ダンスや運動などにちょっと自信がなかったり、そこまで本気でバレエを習うつもりのない人や発表会などには出たくない人が選びやすいのがⒸ「大人が楽しむためのバレエクラス」です。フィットネスやカルチャースクールなどに代表されます。
バレエは素晴らしい芸術ですが、バレエに限らず何でもそうですが、きちんと向き合ったり極めたいと思えば楽しいことだけではありません。
辛抱すること、乗り越えることがあります。
つまり、“楽しむためのバレエ”というのは、残念ながらバレエではないのです。どちらかというと、メンタルケア、エクササイズ、ヘルスケアに分類されます。
けれども、ここで難しいのは、教えている先生やインストラクターさんは子供の頃からかなり真剣にバレエを習ってきています。つまり、メンタルケア、エクササイズ、ヘルスケアのバレエレッスンでそうなったわけではないお手本を見ながらバレエらしきものを踊る訳です。
お料理で言えば、パリの本場レストランで何十年も修行を積んできたシェフに「5分で出来るレンジで簡単フレンチ」を習っているようなものです。
だから、お手本の先生は素晴らしい。内容もそれらしい。(先生が素敵でお手本が綺麗だと、頑張れば自分もああなれると皆さん信じて疑わないのです。昔の私のように。)でも、何年たっても私の動きは先生とは全然違っていて、おかしいのはなぜ?とフラストレーションを抱えることになります。
それはなぜか。その人が習っているのは“本場のフランス料理”ではなく「5分で出来るレンジで簡単フレンチ」だからです。
つづく
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