岡山での上映はもう終了していると思いますが、お正月に映画、『くるみ割り人形と秘密の王国』を観てきました。
バレエの『くるみ割り人形』とは違ったストーリーです。
でも、バレエのシーンが沢山出てきて、バレエをリスペクトしている感じがとても伝わって来て、後でパンフレットを読んだら、バレエのくるみ割り人形と、さらにその元になった童話を元に作られたストーリーで、しかも監督のうちの一人の娘さんがくるみ割り人形の舞台を観て、バレエを習いはじめたこともあり、バレエをリスペクトしている、と書かれていたので、納得しました。
個人的には、ドロッセルマイヤーさんが、想像を超えるお金持ちとして描かれていたことと、“氷の国”や“花の国”、“お菓子の国”などを、ディズニーランドのテーマパークのように、お城を中心にしたエリア分けで設定してあったのが面白かったです。
くるみ割りの話を知らない人なんかにはイメージしやすいのではないかしら。
音楽も良くて、良い映画でした。
ちなみに、昨年TVで放映されたアニメ『トムとジェリーのくるみ割り人形』も、思いのほか良かったです。
こちらも、もちろんストーリーはバレエと全然違うのですが、やっぱり、バレエシーンもあるし、バレリーナも出てくるし、でした。
何よりも良かったのは、バレエくるみ割り人形の音楽がかなりの種類使われていたこと!ちゃんとシーンにあわせて見事にあてはめていました✨
いつか、うちでも“くるみ割り人形”を上演したいと考えていて、パンフレットの写真などが衣装などの参考になることもあるため、パンフレットを買うために映画館に行ったのですが、大人でも楽しめました。
本当は、再来年の発表会の演目に…と考えていたのですが、今のうちのスタジオのメンバーを考えると、“ジゼル”の方があうかな?それとも…と、考え中です。
いつも、こうやって、ボーッと情報とイメージを集めておいて、時期が来たら、集中して作品を一気にまとめます。
10年越しでやっと実現するアイデアなどもあります。
頭の中に『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』などがぼんやりと、例えるなら頭の中に、LINEグループがいくつもあって、必要な時にそれぞれにコンタクトをとって、作品を少しずつ完成させていくようなイメージですね。
でもやっぱり、くるみ割り人形は、お正月の時期じゃなくてクリスマスに見た方が楽しめると思いました。なんといっても、クリスマスのお話しですから!