今回の発表会の写真を撮影して下さった、STDIO HYGGE(スタジオハイジ)様が、
ご自身のブログでサクラバレエの発表会のことを掲載して下さいました。
プロローグと1幕の間の、“編物をする人たち”のシーンで、
ゲストアクターさん達が生き生きと演じて下さった場面です。
記事はこちら↓
http://studiohygge.net/blog1120/
今回の発表会は、実は私の中では
“クラシックバレエと演劇のコラボ”でもありました。
そしてそれは、“過去の私と現在の私をつなぐもの”でもあったのです。
昔の私が大好きだった演劇と、今の私が大好きなバレエのコラボ。
どちらも大切で、夢中になったもの。
人生をかけても良いと思えるくらいに。
そして、そのおかげで、今、私達がこにいるのです。
クラシックバレエの伝統を大切に尊敬し、“型”を守ることはとても重要なことです。
一方で、新しいことを取り入れることも伝統芸能の世界では大切にされていること。
バレエファンではない普通の人は、ミュージカルや演劇は観ても、バレエはよくわからない、という声があるのも事実。
スーパー歌舞伎などはその“新しいこと”を取り入れ“今の時代”のお客様を楽しませるための挑戦だと思います。
海外でもオペラ座などのバレエ団などが積極的に挑戦して来られています。
モーリス・ベジャールが日本の歌舞伎や日本舞踊などとのコラボを積極的に行ってきたのも、その一環だと思います。
そんなところからもアイデアをもらっています。
少しでもお客様に興味を持って頂いたり、楽しんで頂くために、ゲストアクターさんだけが出演しているシーンは、従来のクラシックバレエでは
“表現しすぎる”と言われるギリギリのところまで、表現して頂きました。
踊りがあるシーンは、やはり踊りを観てもらいたいので、演技は抑えめに。
でも、そうじゃないところでは、アクターさん達にも本領発揮!して頂き、お客様にも楽しんで頂ける、生き生きとした舞台にしたかったので。
そのことに気がついてくれた方がいらっしゃったのは、正直びっくりしましたし、とても嬉しかったですね。
生徒たちもゲストアクターさん達の表現や表情を見て、“演じるってああいうことなんですね”“表現するってああいうことなんですね”と、とても勉強にもなり、ファンにもなったようです。
大人気だったゲストアクターさん達につきましては、また記事にさせて頂きますね。
さあ、来年はドンキホーテですから、みんなでたくさん勉強して、生き生きと踊ったり、演じたりしましょうね!
スタジオハイジ様、素敵な記事をありがとうございました。