バレエの楽しさやその魅力を、サクラバレエで実際にバレエを習っている生徒達の声を『スタジオ生達の声』として毎月10日頃にお届けしているこのシリーズ。
22回目の今回は、つばきさんです。
ご本人の承諾を得て、つばきさんの文章を、そのまま掲載しています。
それでは、どうぞ!
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私の成長
1. 体と向き合う
バレエと聞いて私がまず思い浮かべるのが、脚を180度に開いて体をペタリと床につけたり、Y字バランスなど体が柔らかいこと。私は友人や家族に笑われるほど体が硬く、先生に「体が硬くても大丈夫でしょうか」と伺うと、「大丈夫!」と明るく答えて下さいました。そんな私がバレエを始めて一番顕著に変化が現れたのは体が柔らかくなったことです。まだまだ柔らかいとは言えないものの、始める前と比べると随分柔らかくなったように感じます。レッスン前に行っているストレッチを家で寝る前に行うのが習慣となり、少しずつではありますが、開脚の幅が広くなり、体と床との距離が近くなっていくのが嬉しくて続けています。
2. 目標
4月に1年間の目標を決めて、先生、クラスの方々の前で発表し、共有します。
目標をどうするか、その目標を達成するにはどうしたらいいのか先生が相談に乗って下さいます。
「当たり前のことを当たり前にできるようにする」これが私の今年度の目標です。
正しい姿勢で正しい筋肉を使って、正しい動きをする。当たり前のことですが、これが本当に難しい。
しかし、目標があることによって1回1回のレッスンがとても大切で集中して臨むことができます。小さな目標を一つずつ達成した先にどんなことが待っているのか…自分のペースで焦らず、腐らず進んで行きたいです。
3. 発表会
キレイな衣装を着て、メイクをして、ライティングされた舞台でバレエを踊る。夢のような時間でした。
先生、舞台や照明スタッフの方々、ゲストアクターさん、出演者、手伝いに来てくださった方々、観に来て下さった方々、みんなで作り上げた舞台に立てていることが幸せでした。
他のクラスの上手な先輩方と一緒に練習が出来たり、ワルツチームで振り付けの細かい部分を合わせたり、練習期間もすごく充実していて本当に楽しかったです。
優雅で美しいバレエに憧れてサクラバレエに通い始めました。ただ観るのとやるのとは大違い。思ったとおりに体が動かず、優雅とはかけ離れた自分の踊り。惨めな気持ちになったり、悔しい気持ちになることもありますが、できなかったことができるようになったとき、その何百倍も嬉しいです。
バレエが大好きという気持ちを大切に、これからも目標に向かって楽しくバレエを続けて行きたいです。
ツバキさん 20代