発表会が終わって、もうすぐ2週間。
時が経つのは早いですね!
出演したスタジオ生たちからは、
「発表会が終わって、寂しいです」という声が。
寂しいのは、それだけ頑張ったということ。
それだけ、発表会の練習に打ち込んだということ。
それだけ、楽しかったということ。
寂しい気持ちは、勲章です。
ピカピカと心の中に飾っておいて下さい。
私も、本番2週間前のスタジオリハーサルくらいから毎年寂しいです。
経験が多いぶん、皆より寂しくなるのが早いえへ
時々、めそめそしたくなるくらい寂しい。
ああ・・・もう終わっちゃう・・・。
ってなります。
スタジオリハーサルが終わるということは、もうすぐ本番がやって来て、そして終わるということ。
寂しいなぁ~って。
ただ、だからこそ、
「また来年もがんばろう!」
「もっと良いものを、もっとみんなで楽しめるものをつくろう!」って思いますし、そんなに打ち込めるものがあって幸せだなぁ、私はやっぱりこんなにもバレエが大好きなんだなぁ、って毎年改めて思います。
そして、自分と同じ気持ちでいてくれる人たちがいるというのは、とっても幸せです
◇
先週、みんなで発表会の振り返りをしたのですが、観に来てくれた人の感想で一番多かったのが、
「アットホームな雰囲気が素敵でした」
「チームワークの良さが伝わってきました」
というもの。
そう、舞台裏はそのまま表に出るのです。
ギスギスしていたら、それがそのまま舞台に出るし、
仲が良かったら、その空気感もそのまま舞台に出ます。
年々、みんなのコミニケーション力が上がって来ていて、今回は今までで一番チームワークがよかったように思います。
人間さんチーム、鳥さんチームでも仲が良かったし、
人間さんチームの中でも、王妃と貴族ソリストさんの名物ペアに、パ・ド・トロワや貴族グループ、
鳥さんチームでも、小さい4羽チーム、大きい4羽チームとそれぞれに仲良く団結していて、チーム感が強かったなぁ、と思います。
また、オデット姫はチームがなくて、1人なんですけど、(主役なのでね)一緒に踊る、他の白鳥さん達が、
「心の中でオデット姫がんばれって思って踊ってるから」
「オデットを応援しながら踊るから」と声をかけていたそうで、多分実際にそうなんだろうな、と観ていて思いました。
うちのプリマはとっても優しいのでね、みんなに好かれているんですね。
オディール姫役の2人も仲がよかったし、みんなでお互いに助け合って、励ましあって、コミニケーションを取れて、すごくよかったと思いますね。
それから、“大人ってすごい!”という感想も、たくさん頂きました。
普通のバレエ教室では、役のほとんどが子供達です。
白鳥の湖の白鳥役も時には小学生が混ざっていたりします。
それが、うちでは全員大人が踊るので、バレエ経験者で観に来て下さった方の中からは
「大人だけで白鳥を踊るとすごい迫力でした」
「大人がこれだけ大人数で舞台で踊ると、見ごたえがあります」という声が多く聞かれました。
また、“感動しました”“涙があふれました”という声も。
「大人になってから、何かに打ち込むこともなく過ごしてきたけれど、あんなに一生懸命踊っている大人の人達を見て、この人達、大人になってからバレエをはじめて、こんなに踊れるようになるまで練習して、頑張ってるな、すごいな、と思って感動した」
「一生懸命さが伝わって来た」
「皆、バレエが大好き!なんだろうな~と思った」
と、嬉しい感想を頂きました。
それから、大人になってから他のバレエ教室でバレエを習われている方は、サクラバレエならではの“大人だって主役やソリストを踊る”というキャスティングを見て、うらやましいという声が多数ありました。
「私も小さい4羽を踊ってみた~い」
「大人がオデットやオディールを踊らせてもらっているのを見て、うらやましかった」
「パ・ド・トロワを大人が踊らせてもらえるなんて、夢を見ているようでした」
という声や
「母を観に来ていて、どうせ後ろの方でゴソゴソしているんだろうと思っていたら、けっこう目立つ役をもらっていて、途中で舞台の中央に出て来て照明の中でクルッと回ってポーズを決める姿を見て、びっくりしたすごいと思った
」
というご家族の喜びの声もありました。
つづく
直前の舞台の思い出話に花が咲いた、打ち上げのワンシーン
とっても素敵なお店でした。
お料理も美味しかった!