昨年12月13日(日)に岡山市中心部にある、ルネスホール ワークルームにて行なった、『サクラバレエ 第4回クリスマス会』の写真を、少しずつアップしていこうかなと思います。
まずは、前日の仕込みから。
ルネスホールはとても建物がとても美しくて、もうそれだけで、皆のテンションもアップ
サクラバレエは大人のバレエ教室なので、子供中心のバレエ教室のように『お手伝いしてくれるお母さんたち』がいません。
また、少しでも参加費を抑えるため、プロのスタッフさんなどもお願いしていませんので、会場設営なども全部自分達で行なうのです。
だから、たいへんと言えばたいへんなんですけれど、これが逆に高校の文化祭のようで結構楽しいのです。
事前に会場担当だった中級クラス生達が下見について来てくれて、あれこれとシュミレーションして広さを測ったり、打ち合わせしてくれてていたことと、入会したばかりだったり、今回のクリスマス会には出演出来ない人達もお手伝いに来てくれたので、会場設営はびっくりするくらいサクサクと進んで行きました。
まずは、荷物の運び込み。
車から会場まで手分けして荷物を運びます。みんなでしたので、あっという間でした。
それから次に、窓に部屋を暗くするための段ボールを貼るチームと、床にリノリューム(ダンス用の床)を敷くチームに別れて作業しました。
窓は、下見のときに、あらかじめ窓の大きさを測ってくれて、事前に段ボールをその大きさに窓の枚数分切ってきてくれていたので、そのまま窓に貼ります。
“来た時よりも美しく”を合言葉に、テープの後が残らないように工夫して貼っていきます。
注:窓も床も事前にルネスホールさんにテープを貼る許可を頂いています。
そして、テープはもちろん、後が残らないタイプのものを選んでいますよ。
窓段ボールチームはあまりの作業の速さに、写真が残っていないなかったようです。
あっという間に終わりました。
このアイデア出してくれた人、天才です
おかげで、普通の会議室があっという間に暗転が出来るステージに。
リノ床チームもすごかった。
そして、つなぎ目に専用のテープを貼り・・・
2人1組になって、専用の道具でテープを押さえていきます。
入会してまだ半年くらいの人達も、お手伝いにかけつけて来てくれました
照明チェック中で薄暗い中、なかなかの腰の入り方です
・・・だいぶ、仕上がってきました。
一番右がリノリュームの指示を出してくれた舞台監督補助さん。
・・・よっ!日本一!ブラボー!
そして、完成。・・・美しい仕上がり
これなら、脚さばきもスムーズで、ポワントでも安心して踊れます
◇
私が見た中で、自分の生徒時代も含め、自分達で敷いたリノの中では、今まで一番綺麗な仕上がりなのではないでしょうか
プロの方にアドバイス頂いたとはいえ、職人レベルの仕事です
窓とリノ、それぞれに中心になって作業してくれた2人の舞台監督補助の指示のもと、出演者達もテキパキとお手伝い。ほぼ全員がリノ敷きが初めてだったはずなのですが、めちゃくちゃ手際が良かった。
そして、口々に「勉強になりました。」「経験者の人達に教えてもらって助かりました。」と言うのです。
なんて勉強熱心なんでしょう!そして、なんと向上心のあること!
さすが、桜っ子達。
バレエと同じように日々チャレンジです。
後で聞くと、この前日の準備をみんなでするのが、思いのほか楽しかったとのこと。
大人になると、なかなかこういう機会がありませんからね。
それに、普段はクラスや曜日が違っていて、なかなか会わないけれど、一緒に踊る人達とあれこれお話したり、作業したりするのは楽しいですものかもしれません。
よかった、よかった。
本当は、当日の朝に会場設営しようと思っていたのですが、リノリュームを敷いたことのあるバレエ経験者達が入れ替わり立ち替わり、
「絶対に前日に準備しておいた方が良いと思います。」
「先生、お願いですから前日に準備させて下さい。」と言いに来てくれたので、前日に会場設営したのですが、これは前日にしておいて本当に良かったです。
参加費を出来るだけ安くしてあげたいという思いと、発表会ではないので、準備にあまり時間をかけすぎて負担にならないようにとの配慮だったのですが、これは前日に準備をしておいて本当に良かった。
言いに来てくれた人達、ありがとう。
はじめての、スタジオの外での会場設営にしては、上出来だったのではないでしょうか。
さあ、この後は全体練習です。
つづく