機能性疾患は周りの人の理解が大切 | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

過敏性腸症候群(IBS)は、

何も異状がないのに腸に不快な自覚症状がある病態で、

 

機能性疾患に分類されます。

 

 

反対に炎症や腫瘍など、

原因となる異常がある病態を器質性疾患と言います。

 

 

 

私はこの機能性疾患『過敏性腸症候群』

というものを長年患ってきたわけですが、

 

発症した27年前は、

治療法も確立されていませんでした。

 

 

何も見つからない ⇒ 病気ではない

⇒ 気のせいもしくは、気にしすぎ

 

 

「とにかく、暫くゆっくり休みなさい」と言われ、

とりあえず、整腸剤を処方されました。

 

 

 

 

整腸剤を飲んでも

食事療法(糖質、生もの、揚げ物、肉類、

冷たいものを出来るだけ避ける)を試してみても

 

症状は一向に治まりません。

 

 

結局は保険の効かない漢方や民間療法などで、

仕事で得たお金は殆ど消えていきましたが、

症状は改善しませんでした。

 

 

医療機関がそうなのですから、

当然、周り(家族、会社、友達)も困惑するばかり

 

 

特に家族から言われた

「何も悪いところはないんでしょ?」

という言葉にはかなり凹みました。

 

 

この先、私はどうなるんだろう?

という強い不安で症状は悪化するばかり

 

 

何年もの間、迷走を続け、

かなり回り道をしましたが、

 

 

バランスが崩れた消化管の動きを良くするには、

食べて胃腸を動かすしかないということを学び、

 

 

正しい食事法を身に着ければ、

体は変わっていくんだということを実感できました。

 

 

 

 

ところでそんな私ですが、

昨年の7月、耳下腺腫瘍の手術を受けました。

 

 

 

今までの人生では、

圧倒的に機能性疾患が多かったので、

 

 

先生から手術について説明を受けている時、

器質性疾患にもなるんだな~と

他人事のように考えていました。

 

 

コロナ禍での手術⇒入院生活は大変でした。

右 『コロナ禍でまさかの2度目の手術』

 

 

 

機能性疾患も器質性疾患も

どちらも大きなストレスがあります。

 

 

医療機関はもちろん、

周りの理解と協力は本当に大切だと感じています。

 

 

 

 

余談ですが、

小さいお子さんが突然、

お腹が痛いから学校に行きたくないと言ったときは、

 

仮病だと思って叱らないでくださいね。

 

 

ストレスを感じると

脳が腸にストレスを与えるので、

本当にお腹が痛くなるんですよ。

 

右 『脳と腸は繋がっている』

 

 

 

宝石赤ご提供中のサービス
お米をしっかり食べて体の機能を整える
『食べる断食®若玄米リセットプログラム』