ストレスを感じて、
お腹が痛くなった経験はありませんか?
脳が自律神経を通じて、
腸にストレスを与えるため、
お腹が痛くなるのです。
腸には、第二の脳と呼ばれる
独自の神経ネットワークがあるため、
脳と腸は、密接に繋がっています。
腸内環境が悪くなると、
不安感が増し、
うつ状態になるなど、
腸の状態が脳の機能にも影響します。
小腸の粘膜は3~5日で再生されるので、
食事内容や食べ方、
栄養状態の影響を受けやすく、
液体や流動食を数日続けると、
吸収の必要がなくなり、
小腸の絨毛と呼ばれる輪状のヒダが
小さくなってしまいます。
腸粘膜には、胃で十分分解されなかった
未消化で分子の大きい食物を
ブロックする働きがありますが、
粘膜が傷つくと、
大きな分子の食物が侵入しやすくなり、
腸内にガスが溜まったり、
便秘や下痢になったりします。
腸内環境は、サプリメントや
流動食では改善出来ません。
固形の食物を噛むことによって、
腸粘膜が再生され、
腸内環境を改善することが出来ます。
脳と腸は密接な関係があるので、
腸を元気にすることは、
心の安定にも繋がります。