心欲
五欲という言葉がある。五感(色、声、香、味、触)を満たすもの、あるいは食欲、睡眠欲、色欲、財欲、名誉欲がいわゆる五欲と言われるもののようだが、どちらも物足りない。五感だけでは動物的過ぎるし、もう一方の捉え方だと人によっては財欲や名誉欲がまったくない人もいる。現代人だと色欲、食欲や睡眠欲がない人さえいる。簡単な話、大富豪だと五欲が十分に達成できるわけだが、大富豪が決して幸せでなかったり寂しい最期を遂げている人も多いと聞く。最適な表現は思い浮かばないが、人間が一番欲しているのは心欲のようなものなんじゃないかと思う。一人ひとり心を満たすものが何かは違うかもしれないが、五欲が満たされるだけでは決して幸せを感じることはない。陳腐な言葉でいうと愛情や人と人の繋がり、夢中になれるもの、感動できるもの等々心が閏うもの。ここの部分なしに生きている喜びというものはないのではないかと思う。その結果本来の五欲さえも鈍っているという異常事態が起きているように思う。心欲=真欲・神欲・芯欲・新欲・清欲・親欲・進欲・深欲しんという文字はどれも良いね。