本当の自分の感情と行動が剥離している動物は人間だけだろう。

 

その剥離が病気やさまざまな悩みを生みだしていることを指摘し、

素のままに生きようよ、という記事やセミナーなどを

目にすることが増えてきた。

 

私自身も本当の心の声を大切にしたい、

という気持ちがどんどん含らみ

少しづつ素の自分を出せるようになってきた感がある。

 

それによってどんどん自分にへばりついていた重みが

取れていくような爽快感がある。

 

とはいえ生きている人間がすべてどんな時も

感情の赴くままに生きていたら

社会生活が成り立たない。

 

急いでいるからといって車がビュンビュン走っている赤信号を

渡ると命を落とすことになりかねないし、

面倒なことは嫌い、といって出生届を出さないこともありだよ、

なんて事にはならないだろう。

 

この例はちょっと極端だが、

100%感情のままに生きることはできないのは

他の動物とは違うところだ。

 

ありのまま生きるというさじ加減が

絶妙に生きられる人というのは

どのくらいいるのだろう。

 

でもそんな生き方が自然にできる人は

他人の悩みや苦しみを本当の意味で理解できなかったり

人としての深みがなかったりするのではないだろうか。

 

歳を取っていくということは

衰えていく肉体と引き換えに、

心の塵をそぎ落としていき

自然に自然体で生きていけるようになっていく

というのが理想的だ。

 

まだまだ答えが見つからない悩みや

身体の不調が相変わらずある自分だけれど、

どんどん老いていく自分を受け入れられない辛さもあるけれど、

心だけはどんどん瑞々しくなっていけるような気がする。

 

今日も何ごともなく終えることができることに感謝♥