いまや中古住宅のホームインスペクションのご依頼が
相当の割合をしめているわれらがさくら事務所ですが、
一方で新築ならではの、性能にとことんこだわった住宅、
次世代にも自信をもって引き継げる、時代を先取りした住宅
を、しっかり勉強して建てたい!という方も少なからずご相談にみえます。
住宅メーカー、工務店など依頼先は数あれど、
自分が重視したいポイントを実現してくれるところはどこなのか
世間のイメージにとらわれず、客観的な指標が欲しい
そんな希望にこたえてくれるのがこちらの方 。
今日はその大下先生のセミナー
最近の一戸建てのトレンドと業者の選び方 に参加しました。
彼の強みはなんといってもいろんな業者さんの仕様や特徴を
現場の経験から得ていること。
これは、第三者として検査や図面チェックを行っていればこそです。
これまでにいくつもの住宅メーカー、工務店の標準仕様を変えてきた
という隠れ武勇伝も(?)
話はややマニアックながら理系っぽく、
またご参加いただいた方もそういう話が聞きたかった!という感じで
静かに熱いセミナーとなりました。
ん~、いいなぁいいなぁ。
理系のはしくれの血がさわぐぜ…。
終わってから参加者のおひとりから、
「大下さんに外での講演にきてもらうにはどうしたらいいんですかね?」
とご質問をいただいたことが、みなさんの満足度を物語ってました。
最近読んだ「のぼうの城」という歴史小説の中で、
石田三成が忍城というお城を水攻め
にする
という話が出てくるのですが、
その際に築いた堰が
台形の下辺20メートル、上辺7メートル、高さ9メートル
そして長さななんと28キロ
この堤を数十万人の人海戦術で「5日」で完成させた
という信じられないような話が出てきました。
そのときふと思い出したのが、事業仕分けのニュースで
スーパー堤防の建設に、この先400年かかるという話。
戦国時代に手作業で5日でできるものが、作るものが違うとはいえ、
(ちなみに総事業距離は58キロ)
現代の技術をもってしてなんで400年もかかるワケ?!
と。
ま、技術的な問題だけではないようですが…。
スーパー堤防の発想はすごく壮大だと思うけれど、それよりも
毎年のように発生するゲリラ豪雨対策で下水排水の容量を上げるとか
でなければ、それこそ耐震補強や防火のためのまちづくり
などにお金を使ったほうが国民の命と財産を守ることができるのではないかな
と思ったりしました。
ちなみに前回のクイズのこたえは
でした~。
水戸黄門でいうところの「角さん」
みたいなお人でしょうか~?(私の個人的イメージですが)
このタイトルにピンときた方はかなりのさくら事務所ツウ。
今日は夕方から主に戸建てのインスペクションを
担当しているメンバーが集まって4階オフィスで会議。
始まって3時間たってもまだ3階に下りてくる気配がない…
さすがにワタシはもう帰るぜい、と様子を見に行くと
なにやら調査に使う機材をあれこれ物色中。
「ライトはもっと明るくて、暗い床下でも遠くまでシッカリ
見えるやつがいいね」
とか、調査内容以外にも色んなことで情報交換したりしてます。
達人の進化は止まらない…のです。
さて問題です。
↑写真に写っているオレンジのシャツの人は誰でしょう?
ヒント:ジャイアンじゃないですよ。
答えは次回のブログにて!

を求めるから、こういうのはムリ!」



