最近読んだ「のぼうの城」という歴史小説の中で、
石田三成が忍城というお城を水攻めにする
という話が出てくるのですが、
その際に築いた堰が
台形の下辺20メートル、上辺7メートル、高さ9メートル
そして長さななんと28キロ
この堤を数十万人の人海戦術で「5日」で完成させた
という信じられないような話が出てきました。
そのときふと思い出したのが、事業仕分けのニュースで
スーパー堤防の建設に、この先400年かかるという話。
戦国時代に手作業で5日でできるものが、作るものが違うとはいえ、
(ちなみに総事業距離は58キロ)
現代の技術をもってしてなんで400年もかかるワケ?!
と。
ま、技術的な問題だけではないようですが…。
スーパー堤防の発想はすごく壮大だと思うけれど、それよりも
毎年のように発生するゲリラ豪雨対策で下水排水の容量を上げるとか
でなければ、それこそ耐震補強や防火のためのまちづくり
などにお金を使ったほうが国民の命と財産を守ることができるのではないかな
と思ったりしました。
ちなみに前回のクイズのこたえは
でした~。
水戸黄門でいうところの「角さん」
みたいなお人でしょうか~?(私の個人的イメージですが)