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創造の杜~カッコいい知識人を目指すBlog~

日頃の読書や学習を通してカッコいい知識人を目指す、とある若者の成長の記録。ブックレビューなどを通して知識のアウトプットをしていくBlogです。Be creative!がキャッチフレーズ、そんなBlogにしたいと思っています。最近は受験生向け・ダイエッター向け記事多めです。

シャーペンを買ったつもりが文鎮を買っていたさくらアトムです、こんばんは。
昨日に引き続き、高校生大学生にこの春おすすめの本を紹介していきたいと思います。

~はじめの一歩、小説編~

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)/本田 健

¥680
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これは今、やりたいことが漠然としている。
将来がどうなるか不安。
今から未来に向けて何をしたらいいのか。
がよくわからない人にお勧めです。
登場人物のゲラー氏はお金の稼ぎ方だけではなく、幸せに生きるにはどうしたらいいのかについて優しく語りかけてくれます。下手な自己啓発書を何冊も読むならこれがおすすめ。


陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)/伊坂 幸太郎

¥880
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小説も何も、本読んだことないんですけど…
っていう人におすすめです。小説を読む習慣作りのきっかけに十分なりうる本です。
なぜか
その理由は際立った登場人物にあります。
個性的なキャラが織りなす世界観、絶妙なテンポの会話。
どれも計算され尽くしております。



蒼穹の昴(1) (講談社文庫)/浅田 次郎

¥660
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歴史小説だけど歴史小説っぽくない。なぜなら筆者の筆力でそう感じさせないから。
日中合同制作でドラマ化もした大作。
清朝末期、主人公の春児は、極貧の糞拾いの少年。飢え死にする運命にあった彼は自らの運命を変えるために宦官になることを選ぶ…
袁世凱、李鴻章、西大后など、歴史上の有名人がたくさん登場!世界史選択者はにやにやすること間違いなし!


ノルウェイの森(上)/村上 春樹

¥1,365
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言わずと知れた名作。
普通に読めば普通によかったなと終われるし、時代背景から何まで真剣に読もうとするといくつもの読み方ができる深い作品。まずこの作品が恋愛ものであるかどうかでさえ議論する学者がいるぐらいですから。
村上春樹に何となく興味を持っている方は是非この作品からどうぞ、1Q84から入ってはなりません笑



今日はこの辺で

続きます



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こんばんは

国立大学の合格発表が始まってきて、そろそろ受験生たちの進路が固まってきた頃かと思います。
卒業式を終えた方も何人かいらっしゃるのではないでしょうか。

今日から数回に分けて、私のBlogの読者の方々の多くが高校生・大学生ということで、この春休みに読んだらいいのではないかという良書を紹介したいと思います。

選んだ基準は、

難しすぎず
簡単すぎず
知的好奇心が刺激されうるかどうか

にいたしました。



~はじめの一歩に~

読書力 (岩波新書)/齋藤 孝

¥756
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読書って何のためにするの?
読書ってどうやったらいいの?
そんな疑問に答えてくれる一冊。娯楽としての読書から脱却し、自己成長のための読書へ結びつけるのに最適。この他
教育力 (岩波新書)
コミュニケーション力 (岩波新書)
もおすすめです。


英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語 (中公新書)/斎藤 兆史

¥798
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受験でほとんどの方が英語を勉強しますが、
受験英語って面白くないな。英語って別にできなくてもよくない?日本人なんてどうせ英語できないんでしょ?
そんな風に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方に読んでいただきたい一冊。
今の時代ならともかく、何十年前の英語学習環境がまだ整備されていない日本の中だけで英語を学習し、ネイティブに向かって「お前の英語はなっちゃいねぇ!」と一喝した日本人がいたことを皆さんは知っていますか?
読後に英語をもっと勉強したくなること間違いない。
学習法に焦点を絞ったこちらもおすすめです!英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)


新版 大学生のためのレポート・論文術 (講談社現代新書)/小笠原 喜康

¥756
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大学ではレポートのよしあしで成績が決まってしまうことが多々あります。そのレポートには書き方の「作法」が存在します。その作法について説いたのがこの一冊。大学新入生は一読すべきですね。




まずはこんなもんで。続きます。


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今日は行きつけの図書館にて語学の勉強をしてきました。

朝の時点で少々イライラしていましたので、何かいい本は無いものかと本棚を眺めておりましたらちょうどいいものがありました。

斎藤孝『上機嫌の作法』
上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)/齋藤 孝

¥740
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この本は何年も前に読んだことがあったのですが、今日改めて読みました。

概要
不機嫌であることは、周りの人間に無駄な時間と労力を費やさせるため全く無益なものである。それを社会的に周知する必要があるとともに、個々が不機嫌を身体的に乗り越える必要がある。そのためには上機嫌となることを技化する必要がある。

全くもってその通りですね。
機嫌が悪いように見せたりふてくされたりするのは円滑な人間関係の妨げにしかなりません。
そして自分自身イライラしているとそのことで頭がいっぱいになってしまい、その間生産性を欠いてしまいます。

では、具体的にどうしたら上機嫌になれるのか?
筆者曰く
・スパッと見切る力
・自分を客観視する力
が必要だそうです。

前者はイライラの元を思考からシャットアウトするためのもの。「もうこのことに関して考えるのはおしまい!!!!」と区切りを付けることが大切なんですね。
後者は自分のことを客観的に見ることによって、自分が苛ついてることと冷静な自分を分断するんですね。そしてその苛ついている自分を他の苛ついている他者を見る時と同じように笑い飛ばせるようになれば占めたもの、だそうです。

不機嫌なことについては山崎正和氏が「不機嫌の時代」で夏目漱石ら明治時代の偉人は皆不機嫌であった、と述べているのですが、この件に関して本書では、
明治時代は外圧の影響で日本国事態が危機に瀕していた。偉人たちはその問題を自分の問題として自ら背負い込んで事態の解決にあたった。そのような状況下では不機嫌になっても仕方がないことであるし、我々と比べても状況が違いすぎる。
と述べております。

普段の生活、上機嫌にCreativeに送りたいものですね。

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