演劇集団 TEAM NACS
日本一、チケットが取れない劇団
と言われる、彼らの舞台の千秋楽。
とっくにチケットなくて
全国の映画館でリアルタイムに配信される
ライブビューイングに行ってきました。
こんにちは。
想いを引き出す筆文字作家
佐久間夕子です。
約20年前
私は北海道で暮らしていました。
山や、空や、樹と心を通わせ
毎日、感情のやり取りをしながら
対話をし
あの数年間が
山や緑と話せる私を
育ててくれました。
そんな日々、仕事から戻ると
夜中にくだらなすぎて
笑ってしまうテレビ番組がありました。
今となっては
伝説の『水曜どうでしょう』
大泉洋ちゃんを見ると
いまだに、地元の同級生が
頑張ってるのを応援してるみたいな
感覚になる。
TEAM NACSが揃って全国区に出ると
おぉーーー‼︎と嬉しくて録画してしまう。
大学の仲間が、社会に出て
それぞれに活躍しながらも
続けてるところに惹かれる。
変わらないもの
進化しながら、変わりゆくもの
それぞれの大切さに
想いを馳せる。
舞台は、考えさせられて、感じて
泣いて、笑って、圧っっ巻だった。
もう1回言う!
圧っっ巻だった‼︎
そして、涙も乾かないうちに
舞台後の、5人の挨拶‼︎
もー、なんであんなに1人ひとりが
面白いんだろう‼︎
全員トークが上手いって何なんだろう!
爆笑しながら涙を拭きました。
……本当に。笑
最後にリーダーから、時間もオーバーしてるけど、これだけは言わせてほしい。
から始まった最後の言葉。
北海道に住んでいる僕たちでさえ
知らなかった島。
北方領土の先端、PARAMUSHIR
(幌筵島ぱらむしるとう
アイヌ語のパラ・モシル(広い・島)
が島の名前の由来。)
もう今では日本でさえなくなって
日本地図にも載ってない。
その島で、あの時
戦争が終わったにも関わらず
終戦の3日後、武装解除した所に
突然攻め込んできた
数千人のソ連兵から
日本を、北海道を守る為
戦った人たちがいる。
この戦車もまだ現地には残っているし
この山も、この花も
今でもあそこに、実在している。
この戦闘での死傷者、日本軍600人
ソ連軍3000人。
終戦し、家族に会えると1度は思った人たちが、もう叶わないんだと覚悟をし
もう1度、武器を手にし
あの時、戦った人がいた事を
日本を守る為、そして工場で働く
400人の若い日本人女性を
船で逃がす為、戦った事を
北海道民のボクらでさえ知らなかった
この事実を、この島の名前を、
彼らの事を、どうか知っていてほしいと
カーテンコールで次の人を招く手で
舞台の山に、ひっそりと佇む
戦車を両手でさしていた。
あったかく
深く、愛にあふれていた。
北海道のことを思うと
いつも、なぜだか涙が出てくる。
*****
そして、ソ連兵が突然攻めてきた時の話。
私の父は、幼い頃、満州で終戦を迎え
中国人とソ連兵が襲ってくる中
暗闇に身を潜めながら
日本へ引き揚げてきた。
祖父は、シベリアへ抑留された。
父は、この時の事を
一切、話さない。
そして私は今、
父との長年の確執を
父の人生最後に
少しずつ、解こうとしている。
今、生活は何も変わらないが
私の内側は、激変を迎えている。
このタイミングで観れた
大好きなTEAM NACSの舞台が
北海道の話で
そして、父の経験した事に
舞台観劇という安全な場所からではあるが、少しでも触れられた事。
もう本当に、終わらせる流れに
いるんだなと確信しました。
あれほどファンだったのに
1度も観てない彼らの舞台の
初めての作品が、これだった。
数日前に、ふと思い付き
調べると、1ヶ所だけライブビューイング
空いてる所があって
舞台の内容も知らずに、チケットを取り
その後、すぐにsold outになった。
スルスルと、流れるように
きっと、今の私に必要であろうことが
やってくる。
そうなるように
導いてくれる存在を感じる。
必要な事しか、起こらないんだ。
そして、きっと
父との葛藤も、和解も
今生で、私が決めてきたこと。
******
リーダーの、最後に手を振りながらの
「したっけーーーー‼︎笑」
あの人たち、ほんと最高です。
ありがとう♡
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