LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜 -3ページ目

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

新年はじまりました!

元旦、町内の皆様へのおもてなしから始まりました。地域というのはたくさんの大人の献身的な奉仕で成り立っていたんだなというのが身に染みてわかります。

町内会長も今となっては名誉職でもなんでもないハズレ職として押し付けあっていて後任が見つかりません。

地域で商売させてもらってる農業者として、誰も引かないババを覚悟を決めて引き受けたところ

「先輩を差し置いて若い奴が会長をやって流れを壊した。俺たちはとてもじゃないがそんな失礼な真似はできない。だから俺は町内会長はやらない」みたいな言葉が方々から聞こえて来る始末。

大先輩たちも嫌な仕事を断りたいのはわかるけどその理由はカッコ悪いと思います。

「おまえみたいな若いのに押し付けちゃって悪かったな、次は俺がやるから任せとけ」そう言える爺さんになります。

正月に2023年の鈴盛農園の方針を描きました。

今年は「守りをかためる」

何事もバランスです。傾き過ぎたら倒れますので一度遠くから自分を眺めてニュートラルを維持します。

守りをかためるつもりで行動しているけどオートで攻めに転じている、そんな策をとっていきます。

とにかく穏やかに生きていたい!!

今年もよろしくお願いします。

 

 

年明けから三連発でテレビの取材依頼が入り、人参の季節だなぁと感じています。

11月くらいにテレビで見てなんとなく「あぁこの人と近々会いそうだな」と思った人が本当に来てくれたり、年初からここ数年で一番くらいの引き寄せを発揮しています。

昨年は全然実にならない奉仕の一年だったけど、今年はしっかり収穫の年になってくれるかもしれない。

ちょっとずつやる気出てきた。

 

 

本日メーテレ「ドデスカ!」土曜日版の生中継で鈴盛農園のカラフル人参を取り上げていただきました!

安藤渚七さん、朝5時台集合ということはおそらく3時起き、なのにこのスペシャルな笑顔!プロです。声の通りも素晴らしく勉強になることばかりでした。

今回、以前別の番組で生中継をやらせてもらったのを見ていてくれたテレビ局の方からうちでもやってほしいという事で連絡をいただきました。

どんな時も全力でやれば必ず評価してくれる人がいると感じさせてくれます。どれもこれも結果出すぞ!

 

 

直売所や道の駅に人参を出荷しても出荷しても追いつきません。

朝から手堀りで収穫、出荷、足りなくて夕方も収穫して即出荷するから新鮮すぎてまたお客様に選ばれて足りなくなるという嬉しいルーティーンが続いています。大体1月2月は販売数落ちるのに今年は昨年末からの勢いを維持しています。

就農した頃は3ヶ月間だけだった人参の出荷期間を面積×品種×栽培方法で伸ばし続けて10ヶ月になりました。

その甲斐あって売上も安定して周年雇用もできるようになったのですが慢性的に繁忙期気味になってます。

しかも団子だ!米だ!ラジオだ!とやるもんだから落ち着いた時期が無くなりました。

馬車馬のように働きつつも、好きなことやり続けたいと思います。

碧南市の農業が変わってきています。

大手農家さんの子供世代、孫世代が主役になって販路を変え、ブランディングを強化して、消費者の前に出る農業をしています。

蓄積された栽培技術、確かな生産力を持っている控えめなお父さんが作った野菜を若い息子夫婦がSNSを駆使して価値を伝えこれまでの倍に近い価格で自ら売る。倍増した売上を資本に新しい倉庫が建ち、機械が並び、耕作面積が拡大する。無敵。

圧倒的な力を継承して次に挑むダイナミックさは僕たち新規就農者には味わえない面白さです。

作目もそうだし、売り方も、変わり続けることができる力、これが碧南市の農業の強さだと改めてビビらされています。

しかし個が強くなりすぎると分断に向かうのが常ですし、それを抑え込むために一番簡単なのは共通の敵を作り再団結させることです。

今の時代、JAや行政はどこを仮想敵にして新しい農家を導いていくのかとても興味深いですが、そうでない方向のマネージメントで盛り上げてくれると信じて期待しています。

鈴盛農園も変わらないとね。今日もがんばろう!

 

 

先月から中学生の職場体験が続いています。今年はこれまでで最多の6校の受け入れですので入れ替わりでいつも子供たちがいて賑やかです。

今週は青森県八戸市 南風農園の水野さんが農業経営者育成事業の一環で短期研修に来てくれていたのでさらに賑やかでした。

新規就農から17年、憧れの農的暮らしという「夢」から覚めて現実を直視し、農業経営者としての道を歩き出している水野さんの真剣さに胸を打たれました。

 

 

ダンゴヤハチが本日出店のクリスマス夜市のイベントで素敵なブース1位に輝きました!

お客様による投票制のコンテストですのでハチを選んでくれた方に感謝申し上げます。ありがとうございました!

造り始めたのが2019年の10月頃、約3年間一度も止まらず作家さんの手によって進化し続けている珍しいキッチンカーです。今はキッチンカー正面に取り付けるための大きな看板を製作してもらっています。木とFRPで立体的な存在感のある看板になるはずです。

ひたすらに力を注ぎ込んだこだわりを評価いただけたことを嬉しく思います。

 

 

鈴盛農園の年末商材。

十年前にんじんジャムを作っていた頃に隠し味の金柑も自分で育てるために3本植えました。立派に育っています。

千両は昨年お借りした畑に植えられていました。綺麗だったので処分せずそのまま育てています。いい実がつきました。

金時人参はシェアナンバー1の香川県、さぬき有機宮下さんの助言で肥料を見直したところ赤みが増しました。

どれも全部、色鮮やかで縁起が良さそう!

今年から米をJAに出荷するようになったので、初めて自分で育てた米の農産物検査を受けました。

他の方の乾燥籾を見ていると明らかに綺麗だったのでこりゃうちは3等か規格外とかになっちゃうのかなと思いつつ眺めていましたが結果的には1等!で、一安心。

こうなってくると米作りも面白い。規模拡大のイメージも湧いてくるようになりました。

兼業農家さんが赤字かトントンでも米作りを辞めない理由が少しずつ肌感覚で掴めてきた気がします。

大多数の方が「うちのお米はみなさんに特別美味しいって言ってもらえるから」とおっしゃる所にもポイントがありそうです。

引き続き米の魔力の源泉を探ります。

 

 

ラジオを始めてから遠慮なく各所の大先輩方にお声がけさせていただいていろんな方に可愛がっていただいております。

今日も地元警察署長との会食の場を作っていただきましたがそんなに育ちの良くない僕は心の何処かで緊張していました。

ラジオもシーズン1が今月の2月で終わります。

まだまだたくさん出演していただきたい方々でいっぱいですが残り3ヶ月となるとお声がけいただける数は限られてきてしまいます。

できる限り、碧南の魅力を伝えきれるようがんばります!

と、しっかり稼いでシーズン2突入できるようがんばろう!

 

 

里芋の根っこや毛羽をあっという間に綺麗にしてくれる毛羽取り機。

慣れないスタッフがゴムのロールベルトをビリビリに破ってしまい、メーカーに確認すると薄いゴムのロールの価格がなんと66,000円!え!ゴムだよ!

里芋何百パック売れば元がとれるんだ…という金額に驚きました。

こうなったらスーパー整備士の出番です。市販のゴム板の角を革の斜め漉きの要領で薄くして、継ぎ目の段差の無いロールを作り見事に修理完了!

技術は力です。素晴らしい!

 

 

今月もついついスニーカーをたくさん買ってしまった。

一番強烈な一足がベビースターラーメンとatmos、Reebokのトリプルコラボスニーカー。

ReebokのCLUB Cというモデルの全面にベビースターラーメンのプリント。Reebokの文字がRamenになっている遊び心。

この手のスニーカーは結局履かない。一年に一回くらい箱から出して眺めてニヤニヤするためのもの。