LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜 -4ページ目

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

だんごやハチのだんごケーキに次ぐ新しい看板メニュー【だんごドッグ】が今日から登場!

キッチンカーで揚げたてを提供させていただきますので、衣の表面はサクッとして中はふわふわ、団子のモチっとした食感が一度に楽しめます。

秋はお祭りやイベントも増えますので食べ歩きにもぴったりの串スイーツです。

個人的にはくろみつ抹茶が好き。

これまでにない、これからのスイーツ。どうぞよろしくお願いします。

 

 

一番早い人参の収穫も近づいてきました。

饗庭塩や魚エキス、味の素さんのバイオスティミュラント資材の散布も始まっています。

昨年実証実験をしたJERAさんの火力発電所からでる石炭灰による地質改良は2年目からじわじわ効果が出てきた感じです。

今年は八丁味噌を栽培に活かす実験、カラフル人参の品種改良、新資材による人参の栄養価向上の試験をしていきます。

今日から久しぶりの岡山!コロナ前は毎月お声がけいただき伺っていましたが感染拡大に連れて数年が空いてしまいました。

また声をかけていただいた事が嬉しいので知恵を絞ります。

 

 

本日ダンゴヤハチ、大浜てらまちウォークに出店中!林泉寺さんの前辺りにいます。

もう一年くらいハチの出店現場に行ってないので久しぶりにトラブル解消がてら出店中の姿を確認に行ってきました。今日は3人体制で万全です。ぜひだんごドッグ食べてみてください。

数時間の滞在でしたがとても多くの方にお会いできました。道行く方々の「あ!ダンゴヤハチだ!」の声の多さに驚きました。ありがたいです。

 

 

農業の世界に飛び込んで14年。

初めての農協出荷!!

これまで全量直売でやってきた鈴盛農園が米作り参入をきっかけについに農協出荷を果たしました。

普通に考えれば農協出荷というのは大半の農業者が通る王道ですが、就農以来己の道を進んできた鈴盛農園としては非常に感慨深い出来事です。

農業を多面的に考える事ができる材料になります。

 

 

昨日最後の稲刈が終わりました。あとは乾燥させた籾を今日ライスセンターに持ち込んで終了。ひとつ肩の荷が降りる。

ダンゴヤハチは豊田。空下テラスで揚げたてだんごドッグを元気に販売中です。お近くの方はぜひ!

野菜は人参、里芋、サツマイモを出荷中。まだまだ出荷量は少ないですが来月からが本番です。

少しずつお問合せが増えてきて人参シーズン突入を感じさせてくれます。がんばろ!

 

 

朝から岡崎、小牧、半田と走り回って仕事を済ませたあと午後からは地域の大祭の前夜祭に町内会長として参列させていただきました。

普段なら餅投げ用の大きな櫓が準備され、お巫女さんの舞があったり屋台が出ていたりと賑やかなのですが全て中止。

ただただ静かなお祭り前夜を寂しく思います。

明日も朝から祭礼です。

 

 

稲刈が終わったので乾燥機や籾摺り機の掃除、農機具のメンテナンスをして来期に備えています。

大規模農業になればなるほど畑作も稲作も機械依存度は高くなりますが、鈴盛農園くらいの規模では畑作はある程度人力でなんとかなる部分が多いです。

そのため機械のメンテナンスコストもそれほど負担に感じませんでしたが、稲作はさすがに機械ありきの農業なので消耗品の交換も多くお金がかかります。

手に負えない修理はしっかりメーカーに任せる、日頃の点検や整備など自分でできることは自分でやる、というふうにメリハリをつけないと利益は出せません。

個人的に農業で生き残るために必要な力に応用力があると思います。ある部品がダメになった時にお手上げ状態で収穫期を逃すのか、代替が効く部品で応急処置をしてその場をやり過ごせるか、これだけでも大きな差がでます。

僕は田んぼのまわりにある石や木、草のつるなど全てが道具だと考えていますし、それらに助けられた事も何度もあります。

機械が言うことを聞いてくれない時、YouTubeを開くだけで解決できることもあります。

機械トラブルがあった際は焦らず落ち着いて対応し作業適期を逃さずしっかり利益を生み出す事が大切で、それを元手に設備投資をしていく事で経営体として強くなっていけます。

一見派手にやっているように見える鈴盛農園も地味で地道な積み重ねで足元を固めています。

 

 

 

 

 

野菜の日、いよいよ30代ラスト、39歳になりました。たくさんのメッセージありがとうございました。

もう自分にできる事の大きさや種類が見定められる年齢です。闇雲に、大胆に、デカい事に挑戦して死にかけても笑って過ごせる時は過ぎました。

かといって、なににも怯まないし、なにも諦めていません。

ちゃんと挑戦して、小さい農家の生き方の可能性を魅せていきます。

着実にひとつひとつの事を大切に向き合っていけば、結果的に辿り着くべきところに辿り着けます。

いつも楽しみながら己の道を行くのみです。

 

 

父がしょっちゅう金貸せ金貸せ言ってくるからいい加減にしろよっていう話をしたら「貸せって言われるのが嫌ならよこせ」というトンデモ理論をぶつけてきた。完全なるヤカラメンタル。

まわりにも迷惑をかけてるし、迷惑をかけられた人は「鈴盛さんの商売に影響でるんじゃないの?」とか言って全部こっちに押し付けてくるし大変。

それでなくてもやることいっぱいで思考の容量をそんな事に使いたくないけど、まぁ修行です。

恵まれた環境とは言えない中で育った野良犬だけど、反面教師のおかげでお金に対する意識を子供の頃から持つことができたし、クソみたいな環境を一発逆転させなければ終わりだというHIPHOP魂を培う事ができました。

いくらハラワタ煮えくりかえるような揉め事を投げ込まれても、あの人がいなければ自分は生まれてなかったと、これも今世における成長の最重要課題だと自分に言い聞かせて心の平穏を保ちます。チクショー!笑

 

 

本日地域の敬老会。町内会長として司会や挨拶、会場準備に音響、ライティングとなんでもありの雑用係としてご奉仕してきました。

CBCラジオパーソナリティの戸井康成さん、構成作家のチャッピー加藤さん、ドラゴンズライターの竹内茂喜さんの三人をゲストに昭和歌謡トークショーを開催。流石の盛り上がり!

町内会長も半期が終わりました。最近は適度に肩の力を抜いていますが地域コミュニティのあり方について山ほどの課題を感じています。

同時に、どの世界においても言えることだけど上が詰まりきってる環境では若者がやったところでいいことないな。イノベーション起こそうという気概でもあればいいけど今のところないし、人は自分が必要とされる場所でしか力を発揮しない。

自営業して10年経ったタイミングで町内会長の役がまわってきた意味を考えました。

町内会長といえどいくつかの町内会で構成される区会の中では当然一番下。

最近、一番の下っ端として誰より動いて誰より汗流して誰かのために自分を犠牲にするという機会が減っていた中で、自分はその立場の人の気持ちを慮る事ができなくなっていたのかもしれない。

おまえが一番上の人間として一番汗流すのは当たり前、農園で働いてくれるスタッフが流す汗と自分の汗の価値の違いが見えなくなってんじゃないのか?ちゃんと感謝できているか?もういっぺん底から出直してこい!ってことなんだろう。

どん底に落とされた時はその意味を考えて謙虚に学ぶしかない。それさえできればその後上昇気流が自分を高いところに連れて行ってくれるのを知ってます。昔からその繰り返し。たぶん来年くらいめっちゃ良い事あるぞー。がんばろ!

 

 

ついに完成の連絡を受けました。

天鳳堂 碧南人形×鈴盛農園 草木染雛人形

伝統野菜である碧南鮮紅五寸人参とその葉で染めた絹に、碧南市の花である菖蒲、藤、桜の刺繍が施された雛人形です。

人形はもちろん背面の屏風も現代風にアレンジされていますし、サイズも昨今の住宅事情にマッチしています。

工房を見せていただきましたがとてつもない数の生地、人形職人のみなさんの技術に驚きの連続でした。今度はラジオにもゲストで来ていただこうと思います。

素敵、の一言です。

10月以降碧南市のふるさと納税にてご注文いただけます!

碧南人形さんに展示されていますのでご興味ある方は是非店頭でご覧ください。

 

 

長崎2日目。

若手農業者向けの研修でお話させていただきます。

昨日到着して島原を歩いて旅しました。島原城の近くに開放されていて自由に入れる武家屋敷が3軒あったのですが、異様に居心地の良い家がありよくよく見ると愛知三河から長崎に移り住んだ武士の家という事です。

味の好みみたいに家の好みの地域性もあるんだろうか?と興味深く思いました。

久しぶりの長文。初夏人参も今週で収穫終了です!ありがとうございます。

一旦8月、9月と人参の出荷がなくなり、また10月から再開します。ここ数年の取り組みで真夏以外人参を出荷できるようになりましたが周年供給には貯蔵技術と冷蔵施設が必要です。

2ヶ月分の人参を保存しておける場所を確保しようと思うとかなり大きな設備投資が必要になるので当面やりません。

常に今とれる人参の収穫、洗浄選別、調製、出荷作業があって、その裏で次の季節の人参の種まきや管理作業がある状態で、さらにジャガイモ、キクイモ、サツマイモ、サトイモが各50a程度あり労働が重なりに重なります。

さらにうちには稲作と団子屋とラジオがあります。◯◯会長も毎年のようにあるし、一年を通して余裕のある季節というのがなくなってしまいました。

明らかなオーバーワークな中スタッフひとりひとりの自分がやらなければ誰がやるんだという熱意のお陰でなんとか成り立っています。

ですが、真夏に労働負荷が集中しがちな鈴盛農園の作型は結構きついです。

自由な一人農業の頃と違って雇用型の農業になると暑いから早朝と夕方だけ作業というわけにもいかず、昼の休憩時間こそ長くしているものの日中暑い中でもいつもと変わらない作業をしてもらいます。

夏の空調服や冬の暖房服の全員支給は当然ですがもっと深いところで課題解決しないといけません。

最近作業に追われ続けて機械の点検をする暇が無かったのか爪のなくなった耕運機で無意味な耕運作業をしているのを見かけたり、僕の出張中になんとか翌日の準備をしなきゃと疲れ果てた身体で日付が変わっても仕事をし続けていたというスタッフもいて色々と考えさせられました。

地球環境も社会環境も農業に強烈な課題を突きつけてきます。

テクノロジーですべて解決する、というような簡単な物でもありません。その先にあるのは零細農家数の激減と超大型メガファームによる画一的な農業です。もうこれは仕方ない。必ずおこる。個人的には零細農業者の強制退場には賛成ですが、多様性が失われるのは残念ですので強い小規模農家が各地に点々と生き残るのが理想です。

メガファームにはなれないし、なりたくないけど黙って消えていくつもりもない、だから毎日考える。毎日行動する。昨日の自分を否定して今日からのまた新しい自分を受け入れ、変化する。

大変革後の農業界でも鈴盛農園は鈴盛農園らしさを貫いていけるように変わり続けていきます。

小さくてもカッコつけられるところを見せていこう。

 

 

ダンゴヤハチは金、土曜と半田運河でのイベントCanal Night 出店でした。

1時間を超える待ち時間の行列ができていたようでご迷惑をおかけしましたが、それでも並んでくださる方がいることに大きな期待を感じる事ができました。

農園もそうだけどこっちも人員増加が必要だな。

団子屋はまだまだやりたいことが山ほどあるし、ここからいくらでも面白くする自信があります。

どんどん進めます。

 

 

8月に入りサツマイモの収穫出荷が進んでいます。今はべにはるか、紅東の2種類ですが秋頃にはシルクスイート、安納芋、紫芋など品種が増えてきます。

人参の種まきは段取りにミスがあって手痛い遅れが出てしまいましたがまだまだ取り返せます。

今年から最近やめていた秋ジャガイモの栽培も少しだけやってみることに決まりました。

お盆中は仕事をセーブして頭の中をクリアにさせる時間を取ります。

 

 

人参の種、100万粒到着!!

ここからさらに熱い夏が始まる!

 

 

もう来週から里芋の出荷が始まる。

化成肥料、農薬使用禁止でさらに8月出しというかなり難易度の高い作型。

背も低めで葉っぱの色も薄くてちょっと不安な中試し掘り。

契約栽培ですので毎年出荷できるかヒヤヒヤしていますが今年もなんとかなりそうです。

 

 

新しいことを始める気力が湧いてきました。

今年で融資の返済も2本終わるし、最近大きな設備投資もしてないからタイミング的には良い頃。今回の計画は今までで一番の投資になるのでちょっとヒリヒリ。

これまで小さく立ち上げてきた事業を点と点でつなぐようにしてシナジーをもたらすポジションになってくれるはず。

鈴盛農園は農業の可能性を具現化していきます!

 

 

鈴盛農園半田ライスセンターも稲刈りが始まりました!

人参の播種時期とコシヒカリの稲刈りが思いっきり重なるので色々組み立て中。

トラブルも多くて大変ですが、快く助けてくれる農機具屋さんや新入りに作業を任せてくれる地域の方々のおかげで米作りもなんとかやれています。

この部門の未来をどのように描くかが鈴盛農園の未来を形作ると感じています。