2022年10月 | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

だんごやハチのだんごケーキに次ぐ新しい看板メニュー【だんごドッグ】が今日から登場!

キッチンカーで揚げたてを提供させていただきますので、衣の表面はサクッとして中はふわふわ、団子のモチっとした食感が一度に楽しめます。

秋はお祭りやイベントも増えますので食べ歩きにもぴったりの串スイーツです。

個人的にはくろみつ抹茶が好き。

これまでにない、これからのスイーツ。どうぞよろしくお願いします。

 

 

一番早い人参の収穫も近づいてきました。

饗庭塩や魚エキス、味の素さんのバイオスティミュラント資材の散布も始まっています。

昨年実証実験をしたJERAさんの火力発電所からでる石炭灰による地質改良は2年目からじわじわ効果が出てきた感じです。

今年は八丁味噌を栽培に活かす実験、カラフル人参の品種改良、新資材による人参の栄養価向上の試験をしていきます。

今日から久しぶりの岡山!コロナ前は毎月お声がけいただき伺っていましたが感染拡大に連れて数年が空いてしまいました。

また声をかけていただいた事が嬉しいので知恵を絞ります。

 

 

本日ダンゴヤハチ、大浜てらまちウォークに出店中!林泉寺さんの前辺りにいます。

もう一年くらいハチの出店現場に行ってないので久しぶりにトラブル解消がてら出店中の姿を確認に行ってきました。今日は3人体制で万全です。ぜひだんごドッグ食べてみてください。

数時間の滞在でしたがとても多くの方にお会いできました。道行く方々の「あ!ダンゴヤハチだ!」の声の多さに驚きました。ありがたいです。

 

 

農業の世界に飛び込んで14年。

初めての農協出荷!!

これまで全量直売でやってきた鈴盛農園が米作り参入をきっかけについに農協出荷を果たしました。

普通に考えれば農協出荷というのは大半の農業者が通る王道ですが、就農以来己の道を進んできた鈴盛農園としては非常に感慨深い出来事です。

農業を多面的に考える事ができる材料になります。

 

 

昨日最後の稲刈が終わりました。あとは乾燥させた籾を今日ライスセンターに持ち込んで終了。ひとつ肩の荷が降りる。

ダンゴヤハチは豊田。空下テラスで揚げたてだんごドッグを元気に販売中です。お近くの方はぜひ!

野菜は人参、里芋、サツマイモを出荷中。まだまだ出荷量は少ないですが来月からが本番です。

少しずつお問合せが増えてきて人参シーズン突入を感じさせてくれます。がんばろ!

 

 

朝から岡崎、小牧、半田と走り回って仕事を済ませたあと午後からは地域の大祭の前夜祭に町内会長として参列させていただきました。

普段なら餅投げ用の大きな櫓が準備され、お巫女さんの舞があったり屋台が出ていたりと賑やかなのですが全て中止。

ただただ静かなお祭り前夜を寂しく思います。

明日も朝から祭礼です。

 

 

稲刈が終わったので乾燥機や籾摺り機の掃除、農機具のメンテナンスをして来期に備えています。

大規模農業になればなるほど畑作も稲作も機械依存度は高くなりますが、鈴盛農園くらいの規模では畑作はある程度人力でなんとかなる部分が多いです。

そのため機械のメンテナンスコストもそれほど負担に感じませんでしたが、稲作はさすがに機械ありきの農業なので消耗品の交換も多くお金がかかります。

手に負えない修理はしっかりメーカーに任せる、日頃の点検や整備など自分でできることは自分でやる、というふうにメリハリをつけないと利益は出せません。

個人的に農業で生き残るために必要な力に応用力があると思います。ある部品がダメになった時にお手上げ状態で収穫期を逃すのか、代替が効く部品で応急処置をしてその場をやり過ごせるか、これだけでも大きな差がでます。

僕は田んぼのまわりにある石や木、草のつるなど全てが道具だと考えていますし、それらに助けられた事も何度もあります。

機械が言うことを聞いてくれない時、YouTubeを開くだけで解決できることもあります。

機械トラブルがあった際は焦らず落ち着いて対応し作業適期を逃さずしっかり利益を生み出す事が大切で、それを元手に設備投資をしていく事で経営体として強くなっていけます。

一見派手にやっているように見える鈴盛農園も地味で地道な積み重ねで足元を固めています。