定期的に農園の生産や調製、出荷などの業務や設備や資材などの無駄を洗い出して改善をしています。
定期的にやらないと、無駄やロスが当たり前の日常になって見えなくなる。
結局、ほとんどの課題の解決策を突き詰めていくと、【良い農産物をつくる】という答えに辿り着く。
農業はいかに良いものを作るかが重要だということを毎度毎度痛感します。
こんな記事からスタートした3月後半。
鈴木くんにとって良い農産物とはなんですか?という質問をいただきました。
「感覚で言うと収穫していて思わずニヤニヤしてしまうような人参です笑
サイズのばらつきが少なく、収穫から洗浄、選別、調製まで一貫して作業しやすく生産性が上がるものが良いものですね!
うちの場合8割がパック詰めしての出荷なので、尻までしっかり詰まって色も鮮やかに濃く、袋に入った時に堂々としている人参はすごく良いと思います。そういう人参は大体が味も旨いのでお客様にとっても良いものになると思います。
お恥ずかしい事にそんな人参がびしっととれる畑はうちの畑の中でもまだまだ一部です。
良いものを安定してたくさん作り、それを継続していく事がいかに難しい事かと毎年悩み悩みやってます。」
そう答えています。
今年も濃厚にんじんジュース【THE CARROT 】が完成しました。
昨年の甘さ、旨さは軽々と超えました。
薔薇のようなアロマがあり、とろみのあるミルキーなジュースを口に含むと確かに人参の味が広がります。人参畑が頭に浮かぶようです。
青臭さはまったくなく人参の美味しいところだけが感じられます。飲み終えたあと、口の中には上質な蜂蜜のような甘さの余韻が残ります。
ワインで例えるなら貴腐ワインのような濃密な甘さです。
現在味を落ち着かせるために少し寝かせています。
ご期待ください。
トラクターの季節。
今年は春ジャガイモの栽培面積もかなり減らして家庭菜園レベルにするので、品種も男爵やきたあかりなどメジャー所は捨てて変わり種のみに絞りました。
植え始めたらすぐ終わると思いますが、定植開始時期が例年より2週間遅れているので少し焦ってます。
春ニンジンは順調に育っています。今年もトンネルの中に温度センサーを入れてスマホで管理しながら換気のタイミングを見ています。
地元ケーブルテレビキャッチさんの情報誌、2020年春号はダンゴヤハチがビシッとカバーを飾りました!
うーんいい写真!冊子の紙質も良いからすごく良い雰囲気。
記事も巻頭で取り上げていただいてます。
三河エリアの様々なところで配布されていますのでぜひ手に取ってみてください!
ダンゴヤハチ、鈴盛農園ハタケマルシェでも配らせていただきます
これは気合い入った。
まだまだ次のネタは行列で控えてる。
鈴盛農園の農業エンターテイメントは止まることを知らない。
キッチンカーのメインカウンターに窓がつきました。
風の強い日の営業時は窓を締めないと焼き台の火が消えてしまいます。
窓と言っても当然、味気ない事はしません。
かしの木で装飾された絵本の中のおうちのような可愛い窓に仕上がりました。
安全性の高いアクリル窓です。
理想のみたらしだんごを焼くために、遂に焼き台の改造にも手を伸ばしました。
これで焼く人の作業性と安全性も向上して、品質も整います。
素晴らしい物を作ってもらいました。
職人さんも、僕も、自分自身が好きなものだからこそ没頭できるんだろうなー。
近頃訳あってワインを毎日飲んでます。ここ最近で赤白泡問わず40本くらい飲みました。
次は日本酒月間に入ろうと思います。
毎日が勉強です。楽しい勉強です。
2020年以降の新時代を連れてくるのは戦争だと思ってたけどウイルスだった。相手が違うだけで世界大戦なのは変わりないけど。
心穏やかに。
きちんとビビって、ちゃんと守って、やれることをやる。
花を飾ったり、ゆっくりお茶を飲んだり、普段はできない手料理をしたり、旬の果物をしっかり噛みしめるように味わったり。
農業はいついかなる時も強い。
だから攻める。
人参の出荷も間もなく終わりです。
スーパーや生協などの出荷はすべて終了させていただき、4月中旬頃までは近隣の産直15店舗にて出荷します。
カラフル人参ももう少しがんばります!
今期は10月から収穫を始めたので半年間ずっと人参でした。
このままいけば5月下旬頃から春人参が始まり、6月以降は初夏人参へと続きます。
人参の出荷時期も長くなり、人参加工品もラインナップが増えました。
どんどん人参に特化していきます。
新規就農して今日で丸々8年、明日から9年目が始まります。
仕事用の車を2台増車しました。
一見普通の軽トラですがダンプ仕様の四駆で今後の計画に必要不可欠な車です。
5年前に設備投資のために金融機関から受けた融資を今月で満額返済して、肩の荷がおりたー!と思うまもなく新規融資を受けて次の事業に突入。
思いっきりやりたいように好き放題やってきたし、これからもそれは変わらない。
最近水面下で攻めまくってて不安が無いわけではないけど、とにかく背負う。
きっちり準備して、10年目の鈴盛農園が始まる頃には人参、団子に続く新しい農業エンターテイメントをお届けします。
改めて、
ゼロから始めた碧南一の弱小農家が8年間農業で生き残ってこれました。
皆様ありがとうございます。
自分らしくを貫きます。
ていうか、
8年やってまだココかよー。グズグズしてんなよ俺。っていう気持ちが何より強い。くそったれ。悔しい。