千秋楽【令和6年文楽5月公演】豊竹若太夫襲名披露公演 | さきじゅびより【文楽の太夫(声優)が文楽や歌舞伎、上方の事を解説します】by 豊竹咲寿太夫




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昨日、5月文楽東京公演は無事に千秋楽をむかえました。


4月と5月に渡って上演された襲名披露公演、あっという間の2ヶ月、夢から覚めたような気持ちになっています。


文楽界を代表する大名跡の復活が心から嬉しく、若太夫兄さんのお人柄もあいまって、年始の喪失感から新しい季節への喜びを感じました。








イラストby咲寿太夫



来月は大阪の学生さんに向けた「鑑賞教室」公演。


そのあと、若手会があります。

国立劇場が閉まっている間は、大阪のみでの上演。



コロナ禍以降の舞台芸術の観客動員数の落ち込みは、この伝統芸能界隈では非常に深刻なものがあり、打開していく方法を探るのは必要不可欠なことです。


事務所とかがあれば、もう少し手段は増えるのでしょうが、現状個人ですることになります。


なので、本業である浄瑠璃のことや、着物のことや義太夫文字のような筆文字のこと、モデル活動のことや、絵画やイラスト・執筆、太夫ならではのナレーションや声優、俳優活動など、ウェルカム状態です。





豊竹とよたけ咲寿太夫さきじゅだゆう


人形浄瑠璃文楽ぶんらく
太夫たゆう
国立文楽劇場・国立劇場での隔月2週間から3週間の文楽公演に主に出演。
モデルとしてブランドKUDENのグローバルアンバサダーをつとめる。

その他、公演・イラスト(書籍掲載)・筆文字(書籍タイトルなど)・雑誌ゲスト・エッセイ連載など
オリジナルLINEスタンプ販売中




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