前にもご紹介した、聞きたくない話は瞑想やミラーリングで乗り切りたいのですが、それでもやっぱり聞けない時ってありますよね。

 

そんな時のためのとっておきの方法3選をご紹介します。

 

 聞けない時の実践1ー聞くことを決意する!

当たり前のように思われるかも知れませんが、不意にネガティブな話し合いや言い合いが始まることってありませんか?

 

そんな時、気がつくと応戦していたり、曖昧に答えて相手をさらに怒らせたり、、、。

 

ここは、覚悟を決めて聞く!と決めましょう。

または、「今日はどうしても疲れているから、明日話そう」などと断りを入れましょう。

 

心の準備なしに、聞きたくない話を上手に聞くことは出来ません。 ←実証済みですキョロキョロ

 

 

 聞けな時の実践2ー時間を決める

そもそも聞きたくない話を長く終わりの見えない状態で聞くのは、相当な苦痛です。

だから、時間を決めちゃいましょう。

 

15分だけね、 とか

何時何分までね、とか。

 

ゴールが見えていれば、気合いを入れて親身になって聞くこともできるはず!!

 

 

 聞けない時の実践3ー小さな課題を立てる

2と重なるところもあるのですが、全身全霊で聞くことは体力的にも精神的にも負担の大きいもの。

特に聞きたくない話なら尚更。

 

そこで、自分に小さなフォーカス課題を立ててあげます。

 

5分はミラーリングに徹する、とか

相手の1つの話が切れるまで、絶対に話出さない、とか

 

何かしらの課題を立てると目標ができるので、集中しやすくなります。

 

こでのポイントは、達成しやすい小さな課題にすること。

最後まできちんと聞くのような大きい課題を立てると疲れてやる気が削がれてしまいかねませんので。

 

どうでしょうか。

色々頑張ってもなかなか話が聞けない時は、上記の3選試してみてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夫と子供の意見が異なる

 

家族の中で、意見が対立することってたまにありませんか?

レストランを何系にするかのような小さいものから、子どもの将来など大きな問題まで様々あると思います。

 

こんな場面に出会ったら、あなたならどうしますか?

 

 

夫は息子の感謝しない態度に日頃から腹を立てており、最後の大学の授業料を払わないと言い出した。

息子もそんな物言いの父に反抗し、絶対に感謝の言葉を述べようとはしない。

夫は妻に息子の肩を持つなら、離婚だと言う。

 

ここまで極端な状況は稀だとしても、子どもと夫の間に挟まれることってありますよね。

 

 

 対立した時のステップ1

まずは、自分の気持ち(エゴ)を横に置く。

 

これ、めちゃくちゃ大事キラキラ

 

なぜかと言うと、夫は「俺の味方ができないなら離婚だ!!」とかなり横暴な物言いをしていますよね。

普通は、ちょっと頭に来ると思います。

 

「勝手に決めないでよ!!」「私には私の考えだってある!!」「何であなたの言いなりにならないといけないのよ!!」と思うもの。 

  はい、私なら思うし、言ってました…

 

でも、このスタンスだと喧嘩にはなっても、解決とはどんどん離れてしまいます。

 

 

だから、

 

自分の気持ちは一旦横に置き、「何何?どうした?どう言うこと?」と揉めてる夫と息子を理解しようとする姿勢を整えます。

 

 

 対立した時のステップ2

そしてまず聞く

幼稚園の喧嘩と同じです。先生はまず、両方の言い分を聞きますよね?

 

この時のポイントは、言葉の裏にある感情を見つけること。

 

例えば、この夫は、高卒で毎日一生懸命働いたお金で息子を大学に通わせています。

息子の感謝しない態度が気に入らないのは、裏側には高卒の自分への劣等感もあるかも知れません。

つまり、この夫にとって、息子の感謝=父への尊敬、それがないから息子から見下されているように感じるのかも知れませんよね。

 

このように、夫の言葉や態度の裏にあるかも知れない感情を探る必要があるんですよね。

 

”聞く”の具体的な行動は、ミラリングを使って、夫が話す内容を丁寧に拾いながら聞く。

 

そして、ラベリングを使って核心に迫るような質問をしていくことが重要です。

 

 

 対立した時のステップ3

いよいよ 交渉

 

丁寧にそれぞれ(夫と息子)の言い分を聞いたら、ここで初めて妻の気持ち(エゴ)を戻してあげます。

 

妻が思うところをキッパリ伝えましょう。

 

例えば、妻は「息子は素直に父に感謝の意を伝え、誠意を持って学費を払ってもらうことをお願いする。夫は息子がそれができたら、それを受け入れ優しい態度で受け入れる」と思っているなら、そう伝えましょう。

 

ここで、よくぶつかる壁が、息子(または夫)が折れない…… 場合。

 

大丈夫です。ちゃんと方法がありますよ〜

 

 

 

 

 

 

必殺 「どうしたらいいかな?」ワードです。

ここは、息子に妻の意見を押し付けない。

 

 

息子の感謝したくない気持ちを受け入れながら、

「そっか、お父さんはいつも高圧的だから、素直に感謝できないんだよね。

お母さんは、それでもお金を出してもらうんだから、感謝した方がいいと思ってるんだよね。 どうしたらいいかな?」

 

ここからは引き下がらない。

 

納得が行く解決法が出るまで、「どうしたらいいかな」を繰り返す!

 

この時、息子から何かしらの提案が出てくることと思います。

例えば、「お父さんが先に謝るなら、、、」とか

「お父さんがもう怒鳴らないなら、、、」とか

その提案は飲めるものは飲みながら妥協点を見つけていくことで解決へと導きます。

 

 

いかがでしょうか。

ぜひ、お試しください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手の立場に立てるようになるテクニックとは?!

 

ズバリ

① なりきること、相手の意図を考えること

②相手から見た自分を想像すること

③質問すること

 

 

 

1. なりきること、相手の意図を考える

相手の気持ちになって考えなさい、、、ってよく子供の頃に言われましたよね。

でも、実際私はあの人ではないから、よくわからないって思ったことありませんか?

 

確かに、全部は想像できません。でも、少し俳優になったつもりで、または朝起きたら体も心もあの人と入れ替わっていた、、、というつもりで成り切ってみてください。

 

そして、相手の背景を思い浮かべます。

どんな仕事をしているのか、

どんな家族がいるのか、

どんな悩みがあるのか、

どんなことが楽しいのか、

 

少し考えを巡らせた上で、相手がなぜ今この話をしているのかに注目します。

 

 

 

相手から見た自分を想像する

心理学でも視点取得や役割交換法と呼ばれる技術の中で、椅子を2客用意し、それぞれの立場で、位置を交換して座る方法があります。

 

この時に大事なのが、相手から見た自分を意識すること。こうすることで、相手が望んでいるあなたの立ち位置やあり方などが見えてきます。

 

 

質問する

何といっても相手の立場に立つには相手をどれだけ知っているかが鍵になりますよね。

だから少しでも多くの情報を得るために質問します。

特に気持ちや価値観など その人の芯の部分が分かれば相手は理解してもらえていると感じやすいです。

できれば、Yes Noで答えられないような聞き方をするとそれだけ正確な情報が得られます。

例えば、 〇〇な気持ちでしたか? よりも

どんなお気持ちでしたか? とか。

 

少しでも多くを話してもらえれば、それだけ相手の立場に立ちやすくなりますよね。

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聞くための土台とは?

最近、人の話を聞くのが苦手な人に出会いました。

一人は、私と同様、自分の主張が強くなってしまいがちな人。

そして、もう一人は、自分に自信が持てなくて自己嫌悪になってしまう人。

 

どちらもご自身のメンタルが少しバランスを崩している状態です。

 

最初の自己主張型は、何らかの理由で、自分を理解してもらえてないと感じている可能性大。

 

二番目の自信喪失型も、いつかの誰かからの強い圧力により、自分を自分で認められない状態。つまり、人からも認めてもらえていないと感じている傾向が強いです。

 

こんな風に聴く側のメンタルバランスが崩れていると、相手の話を聞いたり、さらには人と接することさえ苦痛になります。

 

そこを整えるのが、聴くための土台。

 

 

 聴くためのメンタルケア

右矢印自己主張型の聞くためのメンタルケアは、

聞いてもらうこと!

 

人は、「この人は私のことを分かってくれる!と思える人に話を聞いてもらえると、脳が聞き手とシンクロして安心感が生まれます。

 

そうすることで、相手を理解してみようと思う余裕が生まれます。

 

その相手は、誰でも大丈夫。本当に分かろうと心から耳を傾けてくれる人であれば。

カウンセラーは訓練を受けているので、聞くのは上手です。でも、どのカウンセラーでも本当に分かろうとして心から耳を傾けられる人は意外と少ない。

見極めが大事です。

 

右矢印自信喪失型の人は、

自己肯定感をあげる!こと。

 

自己肯定感をあげる方法はいくつかありますが、今日はその中からおすすめの2つを。

1.自分の良いところを毎日20個書き出してみる。

 

自己肯定感とは自分で自分を認めてあげること。だから、自分の良いところを意識的に認めること。

20個は毎日同じでも良いけど、新し事を発見したら加えたり、変えたりしてみて。

 

 

2.瞑想(マインドフルネス)を習慣にする。

 

瞑想やマインドフルネスでは、過去や未来への思考に囚われないように、今現在に意識を向ける練習をします。

もちろん、気になることや雑念(今日の夕食何にしようなど笑)が湧いてきてもOK.

それを受け止めちょっと考えた後は、いかんいかん、今今今。意識を今の戻してあげましょう。

そうすることで、段々、自分自身が辛いなと感じた時も、なぜそう感じるのかが見えやすくなったり、苦しくなってもその苦しさに囚われずに今に意識を戻せる様になります。

自肯定感がすぐには上がらないかも知れませんが、少しずつ辛さからは解放されるはず。

 

 

やっぱり、聞く側もメンタルを整えておかないと、なかなか聞くことは難しいですね。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

聞くアイテムのラベリングとは? 

 

ラベリングと聞くと、あまり良くないイメージがありませんか?

巷では、ラベリングとは勝手に「この人は、こう言う人だ」と決めつけることに対してラベリングという言葉を使うことがあります。

 

ここで言う、聞くアイテムとしてのラベリングはちょっと意味が違います。

 

話を聞いている時の重要アイテムミラーリング

これは、相手の話の重要箇所を単語で繰り返すことでした。

 

今日ご紹介するラベリングとは、簡単に言うと、話し手の言葉の奥にある感情などを言葉で示すこと。

 

例えば、

 

テストの点数が悪くて落ち込んでいる友達が、

友:「あんなに勉強したのに、こんな点数ならもっと遊んでいればよかった。」

 

と言ったとしたら、

 

自分(聞き手):「努力が実らなくて、がっかりしている様だね」 とか、

       「結果が出なくて、ヤケになっている様だね」 とか、

       「努力が報われなくて、怒りが湧いている様だね」 など、

 

その時の相手の、言葉以外の様子などから、その時にピタッとハマる感情を言葉にしてラベルを貼るように言い表すことを言います。

 

この時に、ピッタリくるラベリングができれば、相手はとても分かってもらえた様に感じるでしょうし、

 

もし、ちょっと違う感情だったとしたら、訂正してくれるかも知れません。

そうしたら、もっと深く理解できますよね。

 

どちらにしても、ラベリングすることで、相手の考えや感情が更に一歩深い所への理解に繋がります。

 

聞き手は、当たり前、見れば分かる、と思って言葉にするのを躊躇ったり、何となく言葉にするのが恥ずかしかったりしがちですが、話し手に聞き手が理解していることを正確に示せるのは、やっぱり言葉なんですよね。

 

言わないと、相手も伝わっているのかわからない。

 

だから、ラベリングをして、お互いに確認するチャンスを持つことが聞くことでは大事なんですよね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。