福徳稲荷神社など山口県の神社を何社か参拝して回った令和3年の話ですが。
目の前を山陰本線, 山陽本線が通る小高い場所に鎮座する櫻山神社へ参拝へ行きました。
社号標には「櫻山招魂社」とあります。
一の鳥居から階段を登ります。
階段を上ると二の鳥居があります。
拝殿です。
一の鳥居から拝殿までの参道には、「錦小路頼徳」「奇兵隊」「吉田松陰」「高杉晋作」「八幡隊」などののぼり旗が立っています。
拝殿前左には、明治維新百年を記念して1968年に建立された明治天皇勅宣碑(長門國櫻山招魂場を弔いし給える勅宣)もあります。
御祭神:吉田松陰を始めとする三九一柱
(いただいた櫻山神社のパンフレットには「御祭神八五七柱、招魂碑三九一基」とあります)
1863年、高杉晋作の発議により、殉国の尊皇攘夷の志士を身分によらず慰霊する施設として招魂場を創設することになり、1865年に招魂場落成。
招魂場となって以後、桜を植えたことから、桜山と呼ばれるようになったようです。
社殿裏の市指定記念物である招魂場です。
防長(山口県)の各所の招魂場, 豊浦藩報国隊士の霊を合祀、吉田松陰没後百年祭(1959年)には山縣有朋なども追祀して、現在391基の招魂碑があります。
当初は、招魂碑が社殿をコの字に囲んでいましたが、明治40年代に社殿裏に集約配置され、その後も数回の改変を経て現在の形態になっているようです。
吉田松陰の碑は、最前列中央に一基だけ二段の石段の上に高く配置され、その左右に松下村塾四天王とされる高杉晋作, 久坂義助, 入江九一, 吉田稔麿の碑が配置されています。
神社の御宝物には、伊藤博文, 東郷平八郎, 木戸孝允の書や、高杉晋作の遺品などがあるようです。(通常は「下関市立歴史博物館(旧:下関市立長府博物館)」に所蔵されているようです)
幕末維新関係にご興味おありの方には色々と見所がある神社かと思います。
以前には、同じく長州の尊皇攘夷派である木戸孝允(桂小五郎)をお祀りする木戸神社にも参拝しました。
コロナもこのまま収束状態が続くのでしょうか?
山口県萩市に鎮座する松陰神社へも参拝したいと思っています。
書き置きの御朱印をいただきました。
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