坂上明の気まぐれ日記 -7ページ目

公費を使わず、それを被災地支援に…。切なるねがい。

今日も、長編作ですが宜しくお願い致します。




東北大地震の被害状況が毎日報道され、その甚大さが日を追う毎に露わになり、我々は同じ日本人として一体どんな支援が出来るのか、みんな考えさせられるところであり、無念にも命を落とされた方々の報道、また壊滅的な被害を受けた街の中、懸命に生きていらっしゃる被災された方々のお姿を拝見する度に、万斛の涙を禁じえません。改めて、お亡くなりになられた方々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げ、被災された方々に対し、謹んでお見舞い申し上げます。

微力ではあり ますが、我々に出来得るご支援を精一杯行ないたいと思います。




さて、話は変わりますが、愈々明日から県議選が始まります。

市議選も417日告示・24日投票という日程で行われます。

 被災地は皆様ご高承の通り、選挙は先に延ばされます。16年前の阪神淡路大震災の時も、2ヶ月延ばされ6月に選挙が行われました。しかしこの度は、その比にならない被害故、いつ行われるのか先が読めない状況です。

 私は、今回この統一選を「全国的に先延ばす事が良いのではないか」と考えるのですが、こればかりは自分たちの思い通りになるものでなく、決まった日程がある以上粛々と準備をしていかなければなりません。

 被災地は、それこそ選挙どころではなく申し訳ない気持ちで一杯ですが、ご勘弁頂きたいと思います。





 そこで、上記の様に些かでも被災地支援が出来ないものか?

と考え、下記のように「宣伝カーの公費を自粛」し、「その相当額を支援にまわす事」を河野市長に申し入れをする事に致しました。





先ず、6名の連名での市長への要請文です。↓





平成23330

西宮市長 河野昌弘様



東北地方太平洋沖地震における被災地に対する西宮市の支援に関する申し入れ



大石 信雄

木村嘉三郎

坂上  明

篠原 正寛

澁谷 祐介

吉岡 政和








 東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた地域の皆様に、16年前の阪神淡路大震災を経験し、また、その復興において多大なご支援を頂いた市の市議会議員として、心よりのお見舞いを申し上げます。また、いち早く、被災地に対する支援活動を開始された市当局に対して敬意を表するとともに、現地に入って支援活動に従事されている本市職員の活躍と無事を心よりお祈り申し上げます。



 本市は、阪神淡路大震災において甚大な被害を被りました。ここまで、まちが復興されたのは多くの方々から様々な形での支援を頂いたからこそであり、今般の大震災における悲惨な状況に対して、私共西宮市議会議員有志一同は、できる限りの支援ができればと考えております。そこで西宮市から被災地への支援に関して、来る統一地方選挙において公費助成による選挙運動用自動車の使用を有志議員が自粛することで、市から被災地への支援に貢献することができればと考えております。



何卒、議員有志6名の意志をお汲みいただければと思っております。以上、よろしくお願い申し上げます。

以上







河野市長・藤田副市長同席の下、申し入れを致しました。





国会は「議院内閣制」で、衆議院で過半数を有する勢力(今は民主党を中心とした政党)が与党として政権を握り、予算編成から執行・人事権はもとより全ての権限を持ちますが、地方は「二元代表制」と言い、行政と議会は独立し、市長も議員も直接有権者の手で選ばれます。市長をトップとした行政側と、議会とは同等の立場だという事で、「二元代表制」と言うのですが、予算編成はもとより予算執行権や人事権は市長が持ち、議会にはその権限はなく、上記の類い(予算に関する事)の案件は、市長に要望するしか方法がないのです。



その申し入れの後、記者会見の席上、下記により河野市長との接見内容をご説明致しました。↓











「東北地方太平洋沖地震における被災地に対する西宮市の支援に関する申し入れ」へのコメント

大石 伸雄

木村嘉三郎

坂上  明

篠原 正寛

澁谷 祐介

吉岡 政和





3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震及び大津波により、犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害にあわれた皆様方に、心よりお見舞い申し上げます。
また、昼夜を問わず、現地において救援活動に従事いただいている皆様方に、敬意を表します。

本市も、16年前の阪神・淡路大震災におきまして、甚大な被害を受けました。被災直後、救援活動のため全国から駆けつけていただいた方々のご尽力や、その後の復興に向けてご支援いただいた方々のお力があったからこそ、今日の西宮市の復興がかなったものと思っております。

だからこそ、被害にあわれた地域の復興や皆様方の生活再建に向けて、できる限りの支援を行っていきたい、行っていかなければならないというのが私共、西宮市議会議員有志一同の思いです。私達の申し入れに対して、市長からも「申し入れの意思をしっかり受け止める」という言葉を頂くことができました。私たちの思いがしっかり伝わっているかを今後も見守っていきたいと思います。

今回の申し入れは、現職の西宮市議会議員のうち趣旨に賛同する者のみで行うこととなりましたが、現職ではない方でも、趣旨にご賛同いただける方がいらっしゃれば、是非、ご協力いただければと考えております。また、この動きが、より大きな動きになることを期待してもおります。

最後になりますが、未だ行方不明となっておられる方々の一刻も早い救出と、被害にあわれた皆様の一日も早い生活再建がなされますよう、西宮市議会議員有志一同、心からお祈り致します。

以上






河野市長の結論は、使わない公費の相当額を、我々6名が要求する「補正予算を組み6月議会に提案する事」を拒否致しました。どこからか圧力があったのかどうか知る由もないのですが、なんともや情けない市長であります。この度の災害地支援策も他市に遅れをとり、その手腕の無さを露呈致しましたが、この場に至ってもこの有様です。



『自分に出来る支援!!』

今後も、実行してまいります。

皆様も、宜しくお願い致します。

坂 上  明 拝

日教組(日本教職員組合)について

今日は、私の政策の大きなものの1つ「日教組対策」について述べさせて頂きます。

少々長くなりますが、何卒宜しくお願い致します。



日教組とは、日本の教員・学校職員による労働組合であります。




私は、自分の政策の大きなものの1つとして、「日教組対策」を挙げており、「日教組が戦後教育を腐敗させた。」と考える者のひとりであり、平成21年3月議会と9月議会で日教組の下部組織である西宮教職員組合(西教組)について一般質問を致しました。


日教組の組織率は全国的には3割程ですが、西宮市の小学校では9割を超えていると言われており、組合活動が他市に比べ盛んです。

しかし驚いた事に、大半が組合員であるはずの公立小学校の教師の子供が、公立校に通わず私立校に通う数が半数を超えているとも言われております。つまり、「組合教育には〝我が子〟を預けられない」事を自ら立証しているのです。

 


さて、日教組教育の1番の問題点は、国旗国歌を認めず、天皇制を否定する反国家的なイデオロギーです。恐るべきは、「日本教職員チュチェ思想研究会連絡協議会」なるものが存在する事です。「チュチェ思想」とは、北朝鮮を独裁する朝鮮労働党の政治思想です。




2003・120の産経新聞東京朝刊に以下の要旨で紹介されました。

○日教組は旧社会党が朝鮮労働党との関係を深めた昭和40年代後半から北朝鮮との連帯を強調し、度々訪朝団を派遣し北の指導者を賛美した。北朝鮮の歌を教えるなど偏向教育も各地で問題化した~


槙枝元文元日教組委員長は、北朝鮮礼賛は大韓航空機爆破や拉致などの国家犯罪が発覚した後も続き、平成3年には北朝鮮から「親善勲章第1級」を授与された。

金正日総書記誕生60年の祝賀メッセージで、故金日成について、「私は『世界中で尊敬するのは誰か?』と聞かれると、真っ先に金日成と答える。」と強調。等々



また日教組問題を追うある記者曰く、「広島県のある公立校の校門を入ると、金日成像の前で撮った教師達の記念写真が揚げてある。」との事です。









【君が代不斉唱 不起立問題】

 「国旗国歌法」が1999年に公布・即日施行され、正式に「日の丸」を国旗・「君が代」を国歌と定めました。


もちろん教育現場も文部省より「日の丸」の掲揚と「君が代」の斉唱の指導が強化されました。

しかし日教組はそれを拒否、当時広島県の公立高校の校長が、卒業式当日に自殺したニュースが報じられました。文部省通達の実施を迫る教育委員会と、それに反対する教職員との板挟みになり、苦しみ抜いた末の悲劇でありました。国旗・国歌に関する事件はその後も頻発し、こんにちに至ります。



 西宮市でも、卒業式の練習時に、「君が代を覚えたくなければ覚えなくてよい。歌いたくなければ歌わなくてもよい。」と校長自ら卒業生に言った事。教職員が校長に対し、入学式の国歌斉唱を行わない様迫り、当日は校長教頭以外の教職員は誰一人歌わなかった事。また市議会本会議場に於いても、オリンピックの国旗掲揚・国歌斉唱を例に出し、「新学習指導要領に則った指導を徹底する様」教育委員会に求めた私の同僚の自民党議員の意見に対し、日教組の組織内議員が反対意見を述べた事。もちろんこの議員は西宮市立小学校の元教員ですが、実際にこの様な事が本市の教育現場で行なわれているのです。







【民主党政権の危険性】

民主党政権の1番のネックは、国防・安全保障問題とこの「教育」です。

民主党の最大の支持母体は連合(日本労働組合総連合会)です。連合とは平成元年に発足した官民労働組合の統一組織です。公務員の、とりわけ教職員の選挙活動は法律で厳しく禁止されており、官民一体となった組織が大手を振って選挙活動をする事自体がおかしいのですが、その中でも日教組は有力な集票マシーンなのです。

即ち、日教組の要求がそのまま「国の政策」に反映される恐れがあります。


実際、安倍内閣時に教育基本法が改正され、教職員の資質向上の為に教員免許更新が制度化されましたがそれを廃止する事。学力格差を是正する為に実施している全国一斉学力テストを廃止する事。自民党政権時代には、正式教科への格上げが検討されていた「道徳」ですが、その副教材である「心のノート」の廃止。これについては、まず先の事業仕分けで大幅に縮小されました。これらは全て日教組が以前から要求していた事です。


その先には、今の教育基本法の「愛国心育成」に基づき、「天皇への敬愛の念を深める」「国旗国歌の大切さ」「国や郷土を愛する心を育む」と記した新学習指導要領の改正が当然あるのです。



●民主党参議院議員会長の輿石東氏山梨県教職員合(山教組)の元会長。謂わば日教組の組織内議員であり、日教組の政治団体日本民主教育政治連盟の会長です。その輿石氏は選挙を控えた一昨年の日教組の定期大会で、「教育に政治的中立はあり得ない」「私は日教組と共に戦っていく」と言い放ちました。この発言は、教育や教員の政治的中立を定めた教育基本法や教育公務員特例法の趣旨を明らかに逸脱したものであり、その輿石氏が民主党の最高幹部の一人なだけに、民主党政権に教育現場をいつまでも任せる事は極めて危険な事であり、一刻も早い政権交代が必要です。



●ちなみに、先に述べました「国旗国歌法」の採決に管 直人総理は当時反対を致しました。つまり愛国心が欠け、国旗国歌を否定する人物が、今の我が国の総理大臣なのです。















さあ、イザ 統一選へ突入!

東京都知事は、全国47都道府県の首長の中でも特別な地位である事は誰もがご承知の事と思います。



都知事選は、毎回その顔ぶれが話題になります。


現在の石原慎太郎都知事の1期目の選挙は12年前の平成11年です。皆様、当時の顔ぶれを覚えておられますか?



鳩山邦夫氏・舛添要一氏・明石 康 元国連事務次長・柿沢弘治 元外相やおなじみ発明王 ドクター中松氏などなど。



今回は、1度は引退をほのめかした石原知事が、一転して4選出馬を都議会最終日に正式表明をされてから、東国原氏の動向が注目されておりましたが、ここに来てやはり「出馬表明」をされました。いやはや この方は一体何をお考えになり、都知事に色気を出されたのか甚だ疑問であります。


「宮崎を、どげんかせんないかん!」と4年前にマスコミの力に乗り初当選。宮崎県は、確かにこの方の出馬により経済効果は上がり、全国的に知名度が上がり、大変な功労者の一人であることは誰もが認めるところと存じますが、その重職をたった1期でお辞めになった訳であります。ここで皆様、1期たったの4年間でこの方が「知事」と言う とてつもなく重要な職を全う出来ると最初からお考えになり、当時出馬したのであれば、圧巻であり心より敬意を表したいと思います。が、行政のトップが4年で全う出来る仕事などございません。


行政体は、そのほとんどが、中長期(例えば向こう5年又は10)の計画を立て、それを基本に単年度の実施計画を行ないます。4年で自身の理想とする都市構想が実現するのであれば、誰も苦労は致しません。行政のトップは、これで悩み苦しむのであります。それを4年で辞め、今度は都知事に適当な口実をつけて出馬する事は、私は宮崎県民、しいては東京都民、更には日本の有権者を馬鹿にした様な行動であると思います。





話を元に戻します。

都知事選出馬者はどなたも著名な方ばかりで、さすがは「天下の都知事選!!」

しかしあまりにも〝お祭り化〟している様に思われませんか?


投票日は4月10日です。そのわずか18日前に出馬表明を行い、しかも当選が可能な選挙で、果たして良いのだろうか?


地方分権が進むこんにちですが、日本はまだまだ東京一極集中型・中央集権国家です。国の機能・経済他全てがそこにあります。仮にこの度の未曾有の大地震や津波、16年前の大震災クラスの災害が東京を襲うと、日本は滅んでしまうでしょう。国政とは切っても切れないのが東京都政です。国外からも注目されるトップを選ぶ世紀のイベントが、これでいいのかな?と思うのは、私一人じゃないはずです。





私個人としては、石原慎太郎知事が4選出馬を大いに歓迎し、是非勝って頂きたい。

参議院1期・衆議院8期・大臣2回、それ以上に御年78歳ながら、あの存在感と博識は他の追随を許しません。政治のプロ中のプロであり、今の国会議員に欠けているものを全てお持ちであります。出馬表明で本会議場で満場拍手喝采を浴びる事は極めて稀な事です。それほど期待が大きいと言う証しであります。


無事4選を果たして頂き、この傾きかけた日本国をもう1度全世界に誇れる国へ再構築して頂きます事を、心より念願致します。




さて、私達の西宮市。

昨日、3月議会を終了致しました。3月議会は、来年度の予算編成を行う重要な場であります。

ご高承の通り、国・県同様に本市の財政状況も依然厳しく、かかえる借金は約2900億円。市民一人当たり約60万円です。市の台所事情を示す経常収支比率は2年続きで100%を超えており(7080%が健全)、それに追い討ちをかけるが如く、アサヒビール工場の撤退をはじめ、市立中央病院の再建・第3セクターの処理・また撤退後のアサヒビール工場の跡地問題等、本市にも課題難題が山積しております。


まず経常収支比率を市長の公約通り80%にする為の思い切った手を打つ事。最もウェイトのある人件費の見直しをはじめ、今後も慎重かつ的確な判断のもと対策を講じなければなりません。


「今何が必要か?」をしっかり見極め、今後共市政推進に努めて参ります。