日教組(日本教職員組合)について | 坂上明の気まぐれ日記

日教組(日本教職員組合)について

今日は、私の政策の大きなものの1つ「日教組対策」について述べさせて頂きます。

少々長くなりますが、何卒宜しくお願い致します。



日教組とは、日本の教員・学校職員による労働組合であります。




私は、自分の政策の大きなものの1つとして、「日教組対策」を挙げており、「日教組が戦後教育を腐敗させた。」と考える者のひとりであり、平成21年3月議会と9月議会で日教組の下部組織である西宮教職員組合(西教組)について一般質問を致しました。


日教組の組織率は全国的には3割程ですが、西宮市の小学校では9割を超えていると言われており、組合活動が他市に比べ盛んです。

しかし驚いた事に、大半が組合員であるはずの公立小学校の教師の子供が、公立校に通わず私立校に通う数が半数を超えているとも言われております。つまり、「組合教育には〝我が子〟を預けられない」事を自ら立証しているのです。

 


さて、日教組教育の1番の問題点は、国旗国歌を認めず、天皇制を否定する反国家的なイデオロギーです。恐るべきは、「日本教職員チュチェ思想研究会連絡協議会」なるものが存在する事です。「チュチェ思想」とは、北朝鮮を独裁する朝鮮労働党の政治思想です。




2003・120の産経新聞東京朝刊に以下の要旨で紹介されました。

○日教組は旧社会党が朝鮮労働党との関係を深めた昭和40年代後半から北朝鮮との連帯を強調し、度々訪朝団を派遣し北の指導者を賛美した。北朝鮮の歌を教えるなど偏向教育も各地で問題化した~


槙枝元文元日教組委員長は、北朝鮮礼賛は大韓航空機爆破や拉致などの国家犯罪が発覚した後も続き、平成3年には北朝鮮から「親善勲章第1級」を授与された。

金正日総書記誕生60年の祝賀メッセージで、故金日成について、「私は『世界中で尊敬するのは誰か?』と聞かれると、真っ先に金日成と答える。」と強調。等々



また日教組問題を追うある記者曰く、「広島県のある公立校の校門を入ると、金日成像の前で撮った教師達の記念写真が揚げてある。」との事です。









【君が代不斉唱 不起立問題】

 「国旗国歌法」が1999年に公布・即日施行され、正式に「日の丸」を国旗・「君が代」を国歌と定めました。


もちろん教育現場も文部省より「日の丸」の掲揚と「君が代」の斉唱の指導が強化されました。

しかし日教組はそれを拒否、当時広島県の公立高校の校長が、卒業式当日に自殺したニュースが報じられました。文部省通達の実施を迫る教育委員会と、それに反対する教職員との板挟みになり、苦しみ抜いた末の悲劇でありました。国旗・国歌に関する事件はその後も頻発し、こんにちに至ります。



 西宮市でも、卒業式の練習時に、「君が代を覚えたくなければ覚えなくてよい。歌いたくなければ歌わなくてもよい。」と校長自ら卒業生に言った事。教職員が校長に対し、入学式の国歌斉唱を行わない様迫り、当日は校長教頭以外の教職員は誰一人歌わなかった事。また市議会本会議場に於いても、オリンピックの国旗掲揚・国歌斉唱を例に出し、「新学習指導要領に則った指導を徹底する様」教育委員会に求めた私の同僚の自民党議員の意見に対し、日教組の組織内議員が反対意見を述べた事。もちろんこの議員は西宮市立小学校の元教員ですが、実際にこの様な事が本市の教育現場で行なわれているのです。







【民主党政権の危険性】

民主党政権の1番のネックは、国防・安全保障問題とこの「教育」です。

民主党の最大の支持母体は連合(日本労働組合総連合会)です。連合とは平成元年に発足した官民労働組合の統一組織です。公務員の、とりわけ教職員の選挙活動は法律で厳しく禁止されており、官民一体となった組織が大手を振って選挙活動をする事自体がおかしいのですが、その中でも日教組は有力な集票マシーンなのです。

即ち、日教組の要求がそのまま「国の政策」に反映される恐れがあります。


実際、安倍内閣時に教育基本法が改正され、教職員の資質向上の為に教員免許更新が制度化されましたがそれを廃止する事。学力格差を是正する為に実施している全国一斉学力テストを廃止する事。自民党政権時代には、正式教科への格上げが検討されていた「道徳」ですが、その副教材である「心のノート」の廃止。これについては、まず先の事業仕分けで大幅に縮小されました。これらは全て日教組が以前から要求していた事です。


その先には、今の教育基本法の「愛国心育成」に基づき、「天皇への敬愛の念を深める」「国旗国歌の大切さ」「国や郷土を愛する心を育む」と記した新学習指導要領の改正が当然あるのです。



●民主党参議院議員会長の輿石東氏山梨県教職員合(山教組)の元会長。謂わば日教組の組織内議員であり、日教組の政治団体日本民主教育政治連盟の会長です。その輿石氏は選挙を控えた一昨年の日教組の定期大会で、「教育に政治的中立はあり得ない」「私は日教組と共に戦っていく」と言い放ちました。この発言は、教育や教員の政治的中立を定めた教育基本法や教育公務員特例法の趣旨を明らかに逸脱したものであり、その輿石氏が民主党の最高幹部の一人なだけに、民主党政権に教育現場をいつまでも任せる事は極めて危険な事であり、一刻も早い政権交代が必要です。



●ちなみに、先に述べました「国旗国歌法」の採決に管 直人総理は当時反対を致しました。つまり愛国心が欠け、国旗国歌を否定する人物が、今の我が国の総理大臣なのです。