第2回坂田隆文ゼミガイダンスでは、1年生に対し実際に坂田ゼミでの指導風景を見せながらゼミについて知ってもらうということを行いました。内容は、私たちゼミ生が、坂田先生がご用意くださった画像を用いて1〜3分間のプレゼンを行いその出来を先生に評価して頂くというものでした。自分がどの画像に当たるのかはもちろん、どんな画像が用意されているのかも分からない中で画像を見てから10秒以内にプレゼンをスタートさせ、指定時間通りに話さなければならないという経験は初めてであり私たちにとって非常に学びの多いものでした。
中でも難しく感じたのは、話に一貫性を持たせるということです。話に膨らみを持たせるために画像に基づいた内容に話を展開した結果、話が飛躍し過ぎてしまい中身が薄くなってしまったということが私のプレゼンの問題点でした。画像の内容をそのまま話さなければならないということはありませんが、話を広げたとしても最終的に画像の内容に戻す必要があり、話に一貫性を持たせることでよりまとまりのあるプレゼンになるということを学びました。
予め自分で用意した資料を用いたプレゼンとは違い、その場で即座に話を構成し話すというのは非常に難しく、就活においての面接対策にもなるレベルの高い経験をすることができました。今回の学びを元に、より中身のある話をするにはどうすべきかということを日頃から意識していきたいと思います。
(19期 M・K)
私は今回のガイダンスで自分のプレゼン力の低さを思い知りました。
私は小さい頃から人前に出て話す機会が多くあり、前に出て話すということには慣れていました。また、ゼミ内でも話し方については先生に認めていただけることが多くあり、私は人前に出て話す力があると自負していました。
しかし、今回のような、「話し出す直前に出された画像について決められた時間内でプレゼンをする」という経験は、何を話すべきかを考えるということに意識が向きすぎてしまい、いつもに比べて堂々と相手に伝えるという意識を持って話すことができなくなってしまいました。私が今まで行ってきた人前での発表は、あらかじめ用意された原稿を上手に読むことにしかすぎず、本当の意味でのプレゼン力やコミュニケーション能力が試されるものではなかったのだと気付きました。
今まで自分が得意だと考えていたことも、一つやり方を変えただけでできなくなってしまうようではまだまだだと感じました。これからは今回行ったような高度なトレーニングを積み、今のままで満足するのではなくもっと高いレベルに達することができるよう努力していきます。
(20期 S・K)
※ゼミHP (sakataseminar.jp ) もご覧ください。