鳥取県議会議員 さかの経三郎

鳥取県議会議員 さかの経三郎

全国最小県だからこそ
届けられる声がある

できることがある

36才の若さで
全力で取組みます!



12月20日(水)に、11月定例会が閉会しました。

約380億円の補正予算案などを可決し、閉会しました。

 

私も、今回、43回目の議会質問にも臨みました。

 

1 農業被害について 【知事】
2 救急医療体制について 【知事】

 

12月11日(月)に、以上2点を知事と議論しました。

 

知事との議論は、YouTubeにアップロードしました。

ご覧を頂き、ご意見賜れましたら幸いでございます。

 

救急医療体制については、質問の中で、

「県民の命を守ることで一つだが、各論でまとまっていない」

と、課題を指摘しましたが、今週になり、マスメディアを通じて顕在化しています。

 

県民の利益の最大化のために、最善を尽くさねばなりません。

 

本会議で、議員提出議案も、議題となりました。

政調会長として他会派との調整を経験しました。

 

「イスラエル・パレスチナ情勢における早期の平和的解決を望む決議」

 が、全議員の賛同を得られたことは11月定例会の大きな成果の一つと考えています。

 

さて、県政は勿論のこと、国政においても現在は、政治不信が強まっています。

一つ一つ誠実に、県民の声に応えていくことが、信頼回復の道と考えています。

 

私は、これまでと、変わることなく、初心を忘れず、取り組むことをお約束します。





「県民の生命と財産を守る」これは、私の政治家としての使命感の一つです。

 

関西広域連合議会での一般質問にて、「ドクターヘリの夜間飛行の導入」を提言しました。夜間飛行については、私も回転翼航空機操縦士ライセンスを保持する立場から、極めて危険であることは重々承知をしています。また、私が、鳥取県議会では夜間飛行の導入を提言する予定はありませんが、関西広域連合議会で提言したことには理由があります。

 

実は、私が関西広域連合議会で導入に向けた議会質問を行ったのと同じ日に、徳島県議会議員も、夜間飛行の導入を訴えられました。仁木議員が「徳島県では有人離島があり、夜間の救急医療に課題があり、ドクターヘリの夜間運行が必要である」と語られる姿には、説得力がありました。

 

関西広域連合圏域には、徳島県だけでなく、滋賀県、兵庫県、和歌山県に有人離島があると認識しています。離島に住んでいなければ、救われた命があるという現実を直視しなければなりません。こうした地域の皆様の夜間における救急医療が今よりも充実するまでは、私は関西広域連合議会議員として取り組みたいと考えています。

 

あと一年半、私は、ドクターヘリを所管する防災医療常任委員会の副委員長の責を担います。その間に、ある程度の方向性を見出したいと考えています。

 

さて先日は、小林誠人医師にお話しを伺う機会を頂戴しました。現在、鳥取県立中央病院において、高次救急集中治療センター長を務めておられます。TBS「情熱大陸」に特集された憧れの先生に、お話を伺う機会を頂きました。

 

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にて特集された時は、全国トップの出動件数を誇る、豊岡病院救命チームリーダーとしての特集でした。

 

2021年4月からは、なんと、地元鳥取県へ戻ってくださいました。高校の先輩にあたる小林誠人医師が、鳥取県にて救命医療を担って頂いていることは、鳥取県民にとって幸せなことだと、心から感謝しています。

 

 二枚目の写真は、「鳥取砂丘コナン空港フェスタ2023」で撮影したものです。肩を組んでいるのは、鳥取県消防防災ヘリコプター「だいせん」のパイロット。当日、見事な展示飛行を披露してくれたパイロットは、私の防衛大学校時代の同期!

 

防衛大学校時代、同じ屋根の下で同じ釜の飯を食べた4年間。この貴重な4年間を共に過ごした同期は、家族同然です。

 

現場で「県民の生命と財産を守る」ために、寸暇を惜しんで全力で頑張ってくださっている皆様に恥じないように、私も、しっかりと為すべきことに取り組んでまいる所存です。

 

12月議会に向けて、より多くの皆様のお声を賜りながら、議会質問に活かしていきたいと考えます。県政に対しましての様々なご提案やご意見を、お寄せ頂きますように宜しくお願いいたします。



先月19日に、鳥取県議会9月定例会が開会しました。総額341億7千万円の補正予算案など、合計35議案を審議中です。台風7号被害からの復旧・復興費が多くを占めます。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

10月13日(金)の閉会まで、日々論戦が展開されています。私自身も、9月28日(木)に、本会議場にて質問戦に臨みました。

 

・依存症対策について 【知事】
・最低賃金について 【知事】
・スポーツ競技の支援について 【知事】

 

以上が質問通告となります。初当選以来、本会議場で質問するのは42回目を数えました。内容につきましては、YouTubeにもアップロードしましたので、是非ともご覧頂き、御指導頂ければ幸いです。

 

「もっとも希望から遠いところにいる方々が、希望を持つことができる鳥取県へ」

「働くことを軸とする安心社会・鳥取県へ」

「中小小規模事業者が、明日への希望を抱くことができる鳥取県へ」

「マイナー競技に汗かく子ども達が、世界に羽ばたくことも後押しする鳥取県へ」

 

などの、私の信条を抱きながら、知事との論戦に挑みました。

 

質問戦につきましては、YouTubeにアップロードしました。是非ご覧頂き、様々ご指導賜れますと幸いです。また、県政に対しましての様々なご提案やご意見を、お寄せ頂きますように宜しくお願いいたします。





8月29日に、谷大臣に対し、要望書を提出しました。当日のスケジュールはタイトで、朝一便で羽田空港、そのままタクシーで永田町へと向かいました。要望後は、翌日の臨時議会のために、どこにも寄らずに羽田空港へ直行しました。

 

よくよく考えますと、衆議院会館にお邪魔するのは、4月の当選後初のことでしたが、何度お邪魔しても会館は緊張します。鳥取県の奥地の声を、東京の中心に届けられるということは、やはり国会議員の存在は大きいです。湯原代表には、汗をかいて頂き感謝の念にたえません。

 

また、災害ボランティアにも参加させて頂いていますが、土砂が家屋にも入ってきているご家庭の復旧は困難を極めます。

 

ボランティアが手伝える程度の被害はさておき、肩近くまで土砂等が流入してきているご家庭は、ボランティアセンターに相談しても「二次災害の危険があり、ボランティアの範囲を超えている」と撤去作業の支援を断られている状況。そんなご家庭の現況も、昨日、拝見させて頂きました。

 

「今度、家を残すか引き払うか、近々、親族会議をするんです」というお話を伺った時、自分自身の無力さに、ただ立ち尽くすしかありませんでした。今回の台風7号被害により、中山間地域から中心部への人口流出に加えて、耕作放棄地が広がることに大変な懸念を覚えています。

 

関係者が昼夜を問わず、全力で復旧作業に携わっており、復旧作業が迅速に進んでいることに心から感謝しています。一方で、まだ手が入っていない箇所も多々あります。しっかりと継続して、私もできうる限りを尽くしていきますので、いろいろと教えてくださいますと幸いです。

 

以下に、要望書の内容も添付させて頂きます。
 

令和5年8月29日

 

内閣府特命担当大臣(防災)

谷 公一 様

 

立憲民主党鳥取県総支部連合会

 

代表 湯 原 俊 二

 

立憲民主党

災害・緊急事態局長 森 山 浩 行

ネクスト内閣府担当大臣 杉 尾 秀 哉

ネクスト国土交通大臣 小宮山泰 子

ネクスト農林水産大臣 金 子 恵 美

ネクスト総務大臣 野 田 国 義

 

令和5年8月台風第7号による災害復旧に係る要望

 

8月15日の台風7号の影響により、鳥取県では記録的大雨となり、最大853世帯が孤立するなど甚大な被害となりました。現在も、住宅、上下水道、道路・河川・港湾等の公共土木施設や農業関連施設などに大きな被害が生じており、住民生活や経済活動に深刻な影響を与えています。

このため、鳥取県では災害復旧・復興本部を立ち上げ、一日も早い復旧に向けて取り組んでおりますが、同時に政府の緊急支援が不可欠であり、24日に鳥取県より政府へ要望をさせていただいたところです。

また、立憲民主党鳥取県総支部連合会として被災地に伺い、地域にお住まいの皆さまより多くの切実なお声をいただきました。

つきましては、県からの政府への緊急要望に加え、党県連要望についても早急に御対応いただきますようお願いいたします。

 

県要望

1.内閣府

被災施設等の復旧に係る財政支援について

○公共土木施設、上下水道施設、農地・農業用施設、林業用施設等の災害復旧等を円滑かつ早急に実施できるよう、激甚災害への早期指定も含め、十分な財源支援を講じること。

○国において補正予算の編成を含め必要予算を確保するとともに、復旧事業等に支障が生じることのないよう適切に配分すること。

 

災害査定の円滑な執行について

早期復旧を図るため、災害査定が早期かつ円滑に実施できるよう、机上査定の適用など柔軟な運用を図ること。

 

観光産業や農産物への風評被害対策、旅館等の支援について観光地や農産物の風評被害を防ぐための情報発信等への支援と併せて、旅館等の支援を行うこと。

 

特別交付税の重点配分について

県内の公共土木施設、農地・農業用施設はもとより、農作物等についても多くの被害が発生しており、特別交付税の配分にあたっては被災団体への特別の配慮を行うこと。

 

2.国土交通省

被災施設等の復旧に係る財政支援について

○公共土木施設等の災害復旧等を円滑かつ早急に実施できるよう、十分な財源支援を講じること。

○国において補正予算の編成を含め必要予算を確保するとともに、復旧事業等に支障が生じることのないよう適切に配分すること。

 

災害査定の円滑な執行について

早期復旧を図るため、災害査定が早期かつ円滑に実施できるよう、机上査定の適用など柔軟な運用を図ること。

 

観光産業への風評被害対策、旅館等の支援について

観光地の風評被害を防ぐための情報発信等への支援と併せて、旅館等の支援を行うこと。

 

3.農林水産省

被災施設等の復旧に係る財政支援について

○農地・農業用施設、林業用施設等の災害復旧等を円滑かつ早急に実施できるよう、十分な財源支援を講じること。

○国において補正予算の編成を含め必要予算を確保するとともに、復旧事業等に支障が生じることのないよう適切に配分すること。

 

災害査定の円滑な執行について

早期復旧を図るため、災害査定が早期かつ円滑に実施できるよう、机上査定の適用など柔軟な運用を図ること。

 

農産物への風評被害対策について

農産物の風評被害を防ぐため、情報発信等への支援を行うこと。

 

4.総務省

特別交付税の重点配分について

県内の公共土木施設、農地・農業用施設はもとより、農作物等についても多くの被害が発生しており、特別交付税の配分にあたっては被災団体への特別の配慮を行うこと。

 

県連要望

1.内閣府

台風第7号の災害復旧と合わせ、防災・減災、国土強靭化事業についても、引き続き十分な予算を確保すること。

 

2.農林水産省

今回の台風第7号の被害を踏まえ、地域の人口減少を食い止め、中山間地域の存続を図るためにも、地域の生活維持、農業維持に向けた恒久的な対策を早期に講じること。



台風7号は、鳥取県内に甚大な被害をもたらしました。

 

湯原俊二衆議院議員も駆けつけてくださいました。私も、現地をまわらせて頂きました。非常に厳しい状況を目の当たりにし、愕然としています。

 

断水している地域に、給水車がいち早く届くも、給水車から自宅まで水を取りに行くために往復するご高齢者のお姿に、なんとかしなければならないという想いを強くしました。

 

現在まで、多くの声を頂いています。それらを一つ一つしっかりと分析し、今後の災害対策に活かしていかねばなりません。

 

私も、現在も駆け回っている状況です。今後の対策の前に、復旧を急ぎ、日常を取り戻さなければなりません。

 

平井知事も、昼夜を問わず全力で被害復旧に当たっておられ、「まだ見えていない被害がいろいろ届くと思う。きめ細かく柔軟に対処していく。」とコメントされています。

 

まだ、行政に届いていない声や被害状況など、どんなことでも、きめ細かく柔軟に対処するため、お話をお聞かせ頂ければ幸甚です。よろしくお願いいたします。




6月16日(金)に、鳥取県議会本会議場にて、知事へ県政に対する一般質問を行いました。

 

質問項目は、以下の通りです。

 

・自然共生サイトについて 【知事】
・カップル倍増プロジェクト推進事業等少子化対策について 【知事】
・燕趙園について 【知事】
 

質問内容などについて、議会だよりを作成しました。議会だよりも、今回で40号目の発行となります。今回も前回同様、6万部を印刷し、8月中に鳥取市内全域にポスティングを完了する予定です。

 

私は、初当選以来、全ての議会質問動画をYouTubeにアップロードしています。今回の質問動画は、アップロードが間に合っていませんが、準備が整い次第、投稿します。またご覧頂ければと存じます。



5月10日(水)に開会された鳥取県議会臨時議会において、関西広域連合議会議員に選出されました。本日6月17日(土)に、今任期初めての関西広域連合議会全員協議会が開催されました。

 

松下政経塾にて、私の妻と同時期に学ばれた小原舞京都府議会議員にも久しぶりにお目にかかり、記念撮影を申し込ませて頂きました。小原議員も私も、元海上自衛官です。

 

昨日は、4期目初の一般質問であり、初当選後41回目の県議会での一般質問を終え、大阪市のNCB会館に駆け付けました。

 

私の一般質問の質問項目は、以下の通りです。

 

・自然共生サイトについて 【知事】
・カップル倍増プロジェクト推進事業等少子化対策について 【知事】
・燕趙園について 【知事】
 

今後、議会質問動画をYouTubeにアップロードしましたら、内容についてご報告したいと存じます。

 

本日の関西広域連合議会全員協議会では、議長・副議長・常任委員会正副委員長・監査委員等の選出や、6月臨時会の議事などについて協議されました。

  

私は、関西広域連合議会議員としては二期目の任期となりますが、一期目に引き続きまして防災医療常任委員会に所属したいと考えています。

 

関西広域連合が担う大きな役割の一つに、ドクターヘリの運行があります。私の海上自衛官最後の勤務地は、パイロットを養成する小月教育航空隊でした。回転翼航空機の操縦士免許も保持しています。

 

救命救急には、ヘリコプターの機動力が極めて有効であることを県議会議員になってからも主張し、鳥取県でもドクターヘリは、平成30年3月26日に運航を開始しています。

 

鳥取県をはじめ、和歌山県・大阪府・徳島県・兵庫県・京都府・滋賀県により、7機体制で、関西圏域の救急医療を担っています。

 

「30分以内での救急医療提供」こそ、救命効果が高いとされています。ドクターヘリは、これを関西全体で可能にしています。現在の救命救急体制を継続して、関西圏域に引き続き安心安全な医療体制を提供しなくてはなりません。

 

その重要な役割を担う関西広域連合議会防災医療常任委員会におきまして、引き続き議論していきたいと考えます。

 

鳥取県の皆様の声も、しっかりと関西広域連合議会へと届けていきたいと考えておりますので、引き続きましてのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。



4月30日(日)より、4期目の任期がスタートしました。

 

厳しい選挙を勝ち上がってきた7名の県議会議員の仲間と、「会派民主」を結成しました。私は、会派としては政調会長を任されることとなりました。

 

「会派民主」

顧問 伊藤保(東伯郡)

会長 興治英夫(倉吉市)

副会長 浜田妙子(米子市)

幹事長 尾崎薫(鳥取市)

政調会長 坂野経三郎(鳥取市)

副政調会長 西村弥子(米子市)

総務会長 村上泰二朗(西伯郡)

 

以上のメンバーで、取り組んでまいりますので、引き続きご指導宜しくお願いいたします。様々な県政課題につきましては、我々までお声を届けてくださいますよう、宜しくお願いします。

 

また、この度、尻込みする私の背中を、会派の皆様が強く強く押してくださり、議長選に臨みました。敗れはしたものの、我々会派民主が成し遂げたい議会改革案などを主張することができたのではないかと思います。

 

当日の所信表明原稿を添付させて頂きますので、またご一読賜りましたら幸いでございます。

 

 皆様おはようございます。会派民主の坂野経三郎でございます。

 まずもって、それぞれの選挙区において、厳しい選挙戦を戦い抜き、本議場にお集りになられた皆様に、心より当選のお喜びを申し上げます。皆様の当選は、県民からの深い信頼の表れであり、一人ひとりの県民の期待に応えていくために御尽力いただくことを願っております。

 僭越ではございますが、議長選の立候補にあたり、所信を述べさせていただきます。

 

さて、今回の選挙は、知事選の投票率が48.85%、県議選は49.15%と、ともに投票率が50%を下回るなど、過去最低を更新しています。これは、県民の皆さんが議会、議員に関心が薄くなっていることの表れではないかと、私はこの結果を重く受け止めています。

 

 知事はよく「執行部と議会は車の両輪である。」と言われます。また、鳥取県議会基本条例においては、県議会は知事とともに二元代表制を構成する機関であり、政策立案及び知事等に対する政策提言を積極的に行うものとされています。

知事はこのたび歴代最多となる5期目を迎えられましたが、多選の弊害がないとは言えません。だからこそ、執行部と議会が車の両輪としてバランスよく走れるように、県議会が政策集団として存在感を高め、県民一人ひとりの思いをくみ取った政策を立案していかなければなりません。知事と県議会が緊張感を持って対等に喧々諤々と議論する姿が、県民の関心を取り戻すことにつながると確信しています。

 

 そのために、まず第1に、政策条例等検討委員会の活動を活発化していきたいと思います。政策条例等検討委員会は、議員提案の政策条例案及び政策提言案を作成するために令和2年10月7日に設置され、早2年半が経ちますが、その成果が出ているとは言えない状態です。まず、この委員会を動かし、現場の課題を議論の場に上げていく必要がありますので、各会派、無所属議員から定期的に検討課題を吸い上げる体制を整えていきます。

 

 第2に、政策立案機能の強化を図っていきます。政策条例や政策提言等の政策立案のためには、課題等の洗い出し、他の自治体など先進事例の調査、議会内や関係機関の議論のとりまとめ、政策条例案及び政策提言案の作成、そしてこれらを行う委員会の運営が必要となります。そのために、議会事務局内にいわゆるシンクタンク的な体制を整え、その機能を強化してまいります。

 

 第3に、県議会としての情報発信力の強化です。議員各々、あるいは各会派は、現場を回り県民の声を聞き、その聞き取った声を議会を通じて政策に反映するように努力しています。しかし、県議会は県民にとって少し遠い存在という声をよく聞くことがあります。その要因の一つとして、県民に対するアピール力が不足しているのではないでしょうか。

知事は毎週記者会見を開くことで、マスコミ等を通じて県民に政策や考えを自ら力強くアピールされています。しかし、もう片方の車輪である県議会の現状では、その姿が県民に見えづらいように思います。以前、稲田議長、福間副議長の時代には、正副議長がそろって定例会終了後に記者会見を開催していました。

私が議長になった暁には、定例会ごとの記者会見を再開し、県議会の場で何を議論すべきか、何をどう議論し実現した政策に導いたかを伝えることで、県議会を県民の皆さんの身近な存在に感じられるようにしてまいります。

 

 最後に、議長、副議長の選出についてです。

 国会においては、円滑な議会運営に資するため、衆参両院とも、第1会派から議長、第2会派から副議長を選出することが慣例となっております。本県議会もこれを参考にして、第1会派から議長、第2会派から副議長を選出することとしてはどうでしょうか。

 鳥取県議会基本条例において、「鳥取県議会は、県政における最高議決機関として、審議の場に県民の多様な意見を反映し、積極的な議論を経て民意を集約する役割」とあります。そして、「公平かつ公正で透明性が高く、県民に信頼され分かりやすい議会を更に目指す」と決意しております。

 議会運営の中心であり、かつ議会を代表する役職である正副議長を、第1会派だけで占めるよりも、議長は第1会派、副議長は第2会派とすることによって、議員間の意思疎通が図りやすくなるだけでなく、積極的な議論を経て民意を集約することが一層可能になり、公正公平で透明性が高い議会運営に資すると考えます。

 

 以上の提案について、議会改革推進会議や代表者会議などでご協議いただき、すぐに実施できるものは迅速に、時間をかけて議論したほうが良いものはしっかりとご議論いただき、意見集約が図れたものから、順次、実施に移していきたいと考えます。

 

 新型コロナウイルス、ウクライナ情勢、物価高騰などと度重なる問題が発生する中、私たち議員、県議会は、県民の生活を第一に県政運営をより良い方向へ導いていかなければなりません。そのためにも、今回提案させていただいたことをはじめ、県議会のとりまとめ役として、県民の立場に立って県民に寄り添った議会運営となるよう尽力してまいりたいと思います。

 

以上で、私の所信表明とさせていただきます。

4月23日(日)は、統一地方自治体議員選挙の後半戦の投開票日でした。
23時08分に結果が確定し、兄・小谷英次郎がトップ当選を果たしました。

27の定数に39人が挑む激戦の中で、二期連続のトップ当選という最高の結果となりました。
兄は、神奈川県立高校の元教師です。教え子や後援会の皆様が、献身的に支えてくださいました。

公職選挙法の定めによりまして、電子メールを活用して投票依頼や当選御礼ができるのは「候補」もしくは「政党」等になっているため、御礼申し上げられないことが心苦しいですが、大変うれしい結果となったことをご報告いたします。

4年前のことを振り返ってみますと、きっかけを作ってくださったのは、中谷一馬衆議院議員でした。中谷代議士は、私と同い年です。

27才の時に、一馬さんは神奈川県政史上最年少で神奈川県議会議員に初当選。同じく27才の時に、私は鳥取県政史上最年少で鳥取県議会議員に初当選。当時の民主党の青年局の活動の中で初めて出会って以来、親しくさせて頂きました。その後、一馬さんは34才で衆議院議員に初当選されました。

4年前、兄が神奈川県立高校に務めていた時に、「子どもの笑顔あふれる未来をつくるには、政治を変えなければならない」と意を決して、私に相談してくれたことを昨日のように思い出します。

早稲田大学政治経済学部政治学科で政治を学び、早稲田大学雄弁会に所属をしていた兄です。「ようやく決意してくれたか」という思いでした。

そして、私は神奈川7区を地盤として活動する中谷代議士に相談し、力強く背中を押して頂いたことで、兄の政治活動がスタートしました。

今回の戦いも、一馬さんが兄の応援に来てくださるということで、私も飛行機に飛び乗って、兄と三人で街頭演説をさせて頂いたことが、この選挙戦で一番の思い出となりました。

2期目は厳しいと言われる中にあっても、再びトップ当選することは並大抵のことではありません。

候補者の中で唯一、3千票台を獲得したこと、大きな得票は期待の証です。負託して頂いた小田原市民の皆様のご期待に応えるべく、2期目に入る小田原市の小谷英次郎議員の活躍を私も応援していきたいと思います。



4月9日(日)の投開票結果を受けて、23時すぎに当選万歳をさせて頂きました。


今回は初めて、妻がイギリス在住のままでの選挙戦となりました。

日本不在の中でも妻は、イギリスから電話を、個人としては間違いなく、世界で一番かけてくれました。

2期目よりも、3期目の票を増やして頂き、3期目より今回4期目の票を増やして頂きました。


多くの方にお支え頂き、身の引き締まる思いでございます。

 

今回は投票者が66,436人であり、投票率は43.99%。前回は投票者が75,026人で投票率48.58%。今回は投票率が4.59%下がり、前回と比べて8,590人投票者が減りました。

 

更にその前は、投票者が87,927人で投票率57.06%。投票者の激減に危機感を感じています。

 

政治への無関心と、政治への諦めを強く感じる選挙結果と受け止めています。ご期待頂ける政治を実現する決意です。

 

39才4期目の「挑戦」に、皆様の変わらぬ叱咤激励、ご指導ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

「子どもたちの未来のために」4期目も全力で駆け抜けてまいります。