PINKY PUNKY PARTY!! / MIMIZUQ | 安眠妨害水族館

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PINKY PUNKY PARTY!!/MIMIZUQ

PINKY PUNKY PARTY!! PINKY PUNKY PARTY!!
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1. PINKY PUNKY PARTY!!

 

CASCADEのTAMA、Psycho le CemuのAYA、seek、ex-Hysteric Blueの楠瀬タクヤにより結成されたMIMIZUQ。

三ヵ月連続リリースの第一弾となる配信限定シングルです。

 

"MIMIZUQが奏でるナミダミュージック"をコンセプトに、9月に始動。

豪華なメンバーと豪華な衣装により、当然にして注目を集めている彼らですが、初となる全国リリースの第一弾として持ってきたのは、ライブでの盛り上がりを想定したパーティーチューンでした。

 

TAMAさんのポップ感を引き立てるために制作されたという、この楽曲。

作曲者は明記されていませんが、メンバーの関係バンドの中では、意外にもHysteric Blueの要素がもっとも強いような。

ボーカルラインだけでなく、イントロや間奏でのシンセのフレーズにもキャッチーさがあるのですよね。

 

軽快なドラムで引っ張り、サビでは賑やかな掛け合いでピークを演出。

コンセプチュアルなヴィジュアルイメージから、"もっと世界観重視になるのでは"と構えていた心をほぐしてくれる、ライブ映えに全力で振り切ったナンバーと言えるでしょう。

語感が良いので、歌詞も気になってきます。

 

個人的には、TAMAさんと思われるリコーダーソロが、隠れた聴きどころかと。

重厚なシンセを入れるでもなく、テクニカルなギターソロを添えるでもなく、とてもシンプルな音を加えただけなのだけれど、かえってインパクトが出てくるのだから面白いものですよ。

 

正直なところ、一発目からここまで極端な楽曲をドロップするとは思っていなかったので、残り2作の展開が読めなくなってしまった。

ど真ん中の楽曲は、会場限定シングルで発表済みであるという割り切りか。

もしや、この手のパーティーチューンが彼らの王道なのか。

いずれにしても、控えている「ジグザグザ」および「鎮む森に降る慈しみの雨」が、どんな感じに仕上がったのかが楽しみになる導入の1曲。

どんなアプローチで想像を飛び越えてくるのか、ハードルは高まりますが期待したいところです。