![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61jajvsJatL._SL160_.jpg)
¥2,160
Amazon.co.jp
1. 夏祭り
2. 爆発MY HEART
3. HOT LIMIT
4. Silly Love
5. Yeah!めっちゃホリディ
6. CYBER DIVER
7. System Monster
8. Getting Better
「LOVEマシーン」のカヴァーが記憶に新しいギルドのミニアルバム。
Tシャツが付属される初回盤と、DVDが付属される通常盤の2タイプでのリリースとなりました。
本作においても、JITTERIN'JINNの「夏祭り」をはじめ、T.M.Revolutionの「HOT LIMIT」、松浦亜弥の「Yeah!めっちゃホリディ」といったアラサー層には懐かしいヒット曲のカヴァーを収録。
当面は、この手法で話題性を作っていく戦略なのですかね。
やはり、そのカヴァー3曲の出来栄えが気になるところなのだけれど、どれもお祭り感を増そうとするアプローチ。
わちゃわちゃと賑やかな掛け声が入るあたりは、制作陣が重なっているだけあって、ゴールデンボンバーの後輩バンドだな、と。
「Yeah!めっちゃホリディ」は、もともとそんな感じなので、純粋にバンドサウンドに置き換えたようなアレンジだと言えるのだけれど、「夏祭り」の若さを感じさせる衝動性や、「HOT LIMIT」のソリッドなイメージについては、テンポを落としたことで失われてしまったところはあるでしょうか。
それが悪いとは言わないけれど、V系バンドがカヴァーするという前提において、よりJ-POP的になってしまうというのは、ニーズとしてどうなのだろう。
世代的にオリジナルに馴染みがありすぎるということもあってか、個人的にはハマらなかったかなぁ。
"ダイスケ的にも"の歌詞を、プロデューサーの名前を出して、"tatsuoさん的にも"に変えてきたあたりは評価したいけれど。
ただし、「Silly Love」、「CYBER DIVER」、「System Monster」など、疾走感あるバンドサウンドを活かした楽曲も用意されていて、必ずしもポップなお祭りバンドというところでは終わらないようになっています。
一緒に収録する新曲がこの系統の楽曲だったから、カヴァーについては変化を与えたという考え方もできますな。
話題作りを置いておけば、オリジナルの楽曲のほうがクオリティが高くて、カヴァー曲はボーナストラックと割り切ってもよかったような気がしてしまう。
新曲と、カヴァー曲で、目指している路線にギャップがあるように思えてならないのですよ。
上記に挙げたような楽曲たちが素直に格好良かっただけに、なんだかもったいなかったです。
ちなみに、Vo.RYUICHIさんが心なしか「HOT LIMIT」をカヴァーした影響か、西川貴教さんを意識したような高音の伸ばし方になったような。
もし聴く機会があれば、そこにも注目してみると面白いかもしれません。
<過去のギルドに関するレビュー>
I’ll be there for you
話題作りを置いておけば、オリジナルの楽曲のほうがクオリティが高くて、カヴァー曲はボーナストラックと割り切ってもよかったような気がしてしまう。
新曲と、カヴァー曲で、目指している路線にギャップがあるように思えてならないのですよ。
上記に挙げたような楽曲たちが素直に格好良かっただけに、なんだかもったいなかったです。
ちなみに、Vo.RYUICHIさんが心なしか「HOT LIMIT」をカヴァーした影響か、西川貴教さんを意識したような高音の伸ばし方になったような。
もし聴く機会があれば、そこにも注目してみると面白いかもしれません。
<過去のギルドに関するレビュー>
I’ll be there for you