革命デュアリズム / 水樹奈々×T.M.Revolution | 安眠妨害水族館
革命デュアリズム Type-A(初回生産限定盤)/水樹奈々×T.M.Revolution
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1. 革命デュアリズム
2. 革命デュアリズム -アニメバージョン-
T.M.Revolutionと、水樹奈々によるコラボレーションシングルの第二段。
本作では、水樹奈々側の制作陣が楽曲制作を行っているため、表記が"水樹奈々×T.M.Revolution”となっています。
アニソンライクなデジロックという方向性は、統一感があるでしょう。
どこか荘厳さのあるシンセが、疾走感のあるロックサウンドと融合している。
様式美的というか、ヴィジュアル系のそれとは、少し違った意味合いなのかもしれませんが、しっかりと世界観もあるな、と。
前作以上に、二人のパート分けが複雑になっていますかね。
交互に歌うだけでなく、ハモりあり、ユニゾンありで、次々とメインボーカルが切り替わっていく。
どちらかと言えば、水樹さんがリードボーカルをとる部分が多いのかな。
目まぐるしいほどにメロディを畳み掛けて、がっつりと攻め立てます。
どちらも熱量たっぷり。
コーラスで終わってたまるか、という主張のし合いが、この楽曲の肝になっているか。
人によっては、それが暑苦しく聴こえてしまうかもしれないけれど、そこは好き好き。
スタイリッシュな草食系ロックが主導権を握るようになったJ-POPシーンにおいて、貴重な存在と言えるかもしれません。
浅倉大介節全開だった「Preserved Roses」にくらべて、とっつきにくさはある。
やや、難解な印象は与えてしまいそうですが、玄人受けしそうなところを、どう捉えるか。
カラオケでは歌いにくそうではあるけれど、楽曲として、格好良いのは間違いない。
守りに入るどころか、どっぷり濃い内容の作品を作ってきてくれたのは、ありがたい限りです。
今後の展開があるのか、ないのか。
ここまで親和性高く、それぞれの世界観を貫くことが許されているなら、アルバムまで作ってほしいなぁ、というのは、高望みしすぎでしょうかね。
<過去の水樹奈々×T.M.Revolution(T.M.Revolution×水樹奈々)に関するレビュー>
Preserved Roses
![](https://ln.ameba.jp/v2/ra/zBymKrvv?qat=view&qv=1-66-0&qpi=article_blog-entry&qr=&entry_id=%2211659588200%22&blogger_ameba_id=%22sakanagatoreta%22)
![](//sy.ameblo.jp/sync/?org=sy.ameblo.jp&initial=1)