能登半島地震で被災した動物たちのことを心配して、その思いをSNSに投稿したり、被害状況を拡散したりしている人をよく目にします。

 

被災したペットたちの多くは、避難所の敷地内に設けられたケージに入れられ、飼い主とは別々に生活しなければならないため、避難所には行かず、自宅や車中泊を続けている飼い主もいます。

 

ペット同伴可の一部の避難所は、それに比べるとよい環境とはいえ、先を見通せない辛い状況の中、ペットを気遣う飼い主に大きな負担がかかっているのは間違いありません。

 

そんな中、ペットと一緒に避難している人を支援しようと、石川県獣医師会は県内の46軒の動物病院で、1か月間、ペット(犬、猫、ウサギ、鳥)を無料で預かる取り組みを始めました。

能登半島地震 避難者のペット無料預かり支援始まる 石川 | NHK | 令和6年能登半島地震

 

県外のボランティア団体も遠方から駆け付け、被災動物の引き取り、一時預かり、ペット用品の支援などを行ってくれています。

 

こういうとき、必ず出てくるのが善意を装った詐欺などの犯罪で、我々は間違ってもそういう輩に騙されないよう注意しなければなりません。

 

公益財団法人アニマル・ドネーションは、寄付先の団体を一定の基準を設けて認定して、頑張ってくれている人たちと、それを支援したい人たちの気持ちをつなぎ、日本の動物福祉を世界トップレベルにしようと活動していて、能登半島地震で被災したペットたちの支援もしています。

 

 

 

このアニマル・ドネーションは、動物専門の寄付サイトを運営する中間支援組織で、支援者からの寄付は39の認定団体に届け、その活動内容や資金の使い途まで見守っているため、「動物たちのために何かしたい、でもどうしていいか分からない」人は、このアニマル・ドネーションを通じて支援するとよいかもしれません。

アニドネとは? | 寄付で拡げる犬猫の未来ー確かな団体選定のアニドネ (animaldonation.org)

 

また、動物の保護活動などをされていて資金不足に悩んでいる方々は、面倒な事務作業は増えますが、アニマル・ドネーションの認定を受けるのも選択肢の一つかと思います。

 

【追伸:ワクについて】

筆者の大切な家族、オキナインコのワクを滞在先の軽井沢でロストし3カ月半が過ぎました。

動物病院の選び方と諸々 ~ペットと飼い主の幸せのために~ (ameblo.jp)

ワクとの再会に繋げて下さった方には誠心誠意お礼をさせていただきます。

ご連絡を心よりお待ち申し上げております。

 

ワクがどんな子かは、コチラに記載しています。ご一読いただけたら幸いです。

インコのしつけ | 動物病院の選び方と諸々 ~ペットと飼い主の幸せのために~ (ameblo.jp)