夫の手術は6.5時間かかりましたが無事に終わり、昨日退院することができました。

 

術前1日、術後1週間の入院で、退院は予定より1日遅れました。

遅れた理由は、軽微な処置を丸一日放置されたためです。

術後の痛み止め目的で硬膜下麻酔を背中から管を通して入れていたのですが、術後3日目、その薬が全てなくなったのに管を抜く処置を丸一日してもらえなかったのです。

 

その麻酔薬の副作用で自力でおしっこが出せなかったため尿道カテーテルも入れており、麻酔の投薬が終わってからは自力で出せるのに、カテも抜いてもらえませんでした。

 

あちこち管で繋がれていると、不自由なだけでなく寝返りも打てず、床ずれができ痛みで眠れません。

 

本人は、何度も看護師に「早く抜いて欲しい」と頼んでいたようですが、毎回「医師でないと抜けないから」と言われ、その医師が来てくれなかったとのことでした。

 

麻酔のボトルが空になった日、筆者も看護師に「すぐ抜いてもらえますよね?」と念押しし、「今日中には抜けると思います。」と言われ安心していたのに、翌日同じ時間に面会に行ったときもそのままで、放置されていました。

 

筆者は、すぐに看護師のところに行き「空のボトルを何故丸一日も繋いだままにしておくのか?本人動けず眠れず苦しんでいる。動けなければ回復も遅れる。医師は何故来てくれないのか?」と少し強い口調で、厳しめの視線を向けて言いました。

 

その数分後に、その看護師は医師を連れてきて、医師が背中の管を、看護師が尿道カテを、はずしてくれました。

 

その後、立ち上がってストレッチを始めた夫の嬉しそうな顔はしばらく忘れられそうもありません。

 

こういうことは、動物病院でもあると思います。

 

毎日、何十頭もの子を診なければならないと、獣医師は1頭1頭の子に個別に寄り添う余裕がなくなることがあります。

 

しかし、だからと言って飼い主として、それでよいことにはなりません。

飼い主の心情としては、どんなに忙しくても、「うちの子」のために最善を尽くしてもらいたいものです。

 

言わないと相手が気付かない、分かってもらえないことは日常的に多々あります。

獣医師がいくら忙しそうでも、話しにくくても、「うちの子」におかしいと思うことをされたときは、根拠とともに指摘し、目を向けてもらわなければなりません。

 

そのとき、心の中ではいくら毒を吐いても構いませんが、表面上は獣医師へのリスペクトの姿勢を崩さず、感情的にならないよう気をつけて下さい。

感情的になってしまったら、クレーマーと思われ相手にされなくなります。

 

ある程度の歩み寄りは必要かもしれませんが、主張が正しければ必ず最後は通ると思います。

 

【追伸:ワクについて】

筆者の大切な家族、オキナインコのワクを滞在先の軽井沢でロストし3カ月になります。

動物病院の選び方と諸々 ~ペットと飼い主の幸せのために~ (ameblo.jp)

ワクは慎重な性格ですが人懐っこく甘えん坊で、うちに来た客や工事の人の肩にも自分から飛び乗るような子なので、9割方、どなたかに救いを求め、保護され飼われていると思っています。

ワクには毎日、「はっきり『ワク』って言わないと名前と思ってもらえないからね!」、「言葉を覚えて、『うちに帰りたい!』って言わないと帰れないよ!」、「沢山食べて元気でいたらきっとまた会えるから!」、「弱気になるな、強気で行け!」などと話しかけています。

ワクを保護して下さった優しい方には誠心誠意お礼をさせていただきます。

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