「難しいものを分かりやすく、面白く!」難解なものに挑戦するあげまん税理士・行政書士 坂野上満の小部屋 -3ページ目

「難しいものを分かりやすく、面白く!」難解なものに挑戦するあげまん税理士・行政書士 坂野上満の小部屋

「一読理解、二読難解、三読不可解」とも言われるのが税法。そのような難しいものを簡単にお伝えすることに日々腐心している税理士・行政書士のセキララな実体をお届けします!「あげまん」って何や!と思われた方。いらっしゃいませ!!

ビジネスの・・・・です。


最近、読書の秋、学習の秋、企画の秋、セミナーの秋とあって、いろいろ試してます。


最近頂いた会話の中での言葉やメールマガジンでなるほど、さすがだな、有難いな、これは自分のものにしよう、などと思ったものを。


「広告は見出し、基本ストーリー、オファー、詳細、保証、行動喚起だ。その中で最も大切なのは紛れもなく、見出しである」(ジェイ・エイブラハム氏)


「見込み客には”No”と言うよりも”Yes”と言う方がはるかに簡単な状況(断れないオファー)を作って差し上げる」(同)


「これ、中小企業の社長にはものすごくニーズがあると思いますよ。これによって救われる社長って多いと思うから、そんな社長の片腕になって差し上げたらいいですよ」(ウチのあるお客様)


「人って、納得しても行動はしないんです」(遠藤晃氏)


「問題とは理想と現実のギャップを言う」(ピーター・ドラッカー氏)


「ビジネスで圧倒的成果を出そうと思ったら、自分しか参入していない市場を作ればいい」(濱田昇氏)

実は、一昨日の夜に激しい悪寒に襲われ、夜間病院に駆け込んで薬をもらって帰宅し、昨日一日お休みをもらっていました。

一昨日は10時頃まである経営者の勉強会に参加させていただいており、それまでは何ともなかったのですが、帰りの車の中で歯が腫れ出して「ありゃりゃ、疲労がたまってきたかな?」と思っていました。

それが11時過ぎになると悪寒に変わり、1時になっても収まらないほどひどくなったので病院にいったのですが、いやはや、病気の始まりって分からないものです。

実は最近、数年ぶりに喘息の症状が出てきており、これの改善のためにプールに行って少しハードに1100メートル泳ぐということを4日間ほど続けていました。確かに疲れるのですが、喘息の症状も日に日に良くなっていくのでよしとしていました。

今思えば、9月からの旅人生活、気温の急激な移り変わりなどで体に疲れが蓄積しており、そこにプールとビールによる体(及び肝臓?)の酷使が重なって体がストライキを起こしたのでしょう。

幸い、昨日一日寝ていたら熱も下がり、今はかなり通常に近くなってきました。

たまに一日寝込む日を作るのも悪くはないと思うのですが、歓迎されるべき状態ではありません。

これを予測したわけではないのですが、土日(つまり、今日と明日)で仕上げようと思っていた仕事を木曜日までに集中して終わらせたので昨日一日休むことができました。

これはこれでよかったのかもしれませんが、ビジネスマンは体が資本。40を過ぎた今、若い頃のようにあまり無理が効かなくなってきたことを自覚して気をつけて日々過ごしていかなければならないと改めて感じました。

先日参加してきた記憶力のセミナーで両日ともペアを組んで頂いた方から教えて頂いたのが、集中力のCDの効果。


何でも、子供さんが買って試してみたところ、結構集中力が上がって「これは使える」となったとのこと。私も最近は集中が長く続かないことがあるので悩んでいたのですが、早速買ってみました。


するとどうでしょう、いつもなら半日くらいかかる原稿の作成が1時間半で終わってしまいました。しかも、いつもなら途中で考え事をするのに中断を何回か取るのですが、最初から最後まで一気。これはすごいものだと思いました。


私が買ったのは1,890円のもの。水の流れる音をバックしシンセサイザーの心地よい音色が20分ほど続きます。やっぱり、自然の音(に近いもの?)は人間に良い作用を施してくれるんですね。


人間、金で買えないのは信用と時間。有効に時間を使うためにもおすすめのCDでした。もっと早く買っておけばよかったと思います。

一昨日、昨日と中村慎一ビジネスコーチ主催の「アクティブ・ブレインセミナー」に参加してました。このセミナーは兼ねてから楽しみにしていたもので、例えば何の関連もないいくつもの単語を短時間で完全に記憶してしまうというものです。

このセミナーに小六の娘と参加してきました。

一日目、二日目とも8時間ずつという長いセミナーだったのですが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

早速一日目の午後あたりから目に見えた成果が出るんだからすごいです。

今まで年齢のせいで記憶力が落ちてきたんだとばかり思っていましたが、さにあらず。私も娘と全く同じ成果が出ています。2日間で都合200個の単語を暗記することができました。そのうちいくつかを空で記載してみたいと思います。

野口英世、アザラシ、メロン、オバマさん、空、田んぼ、かぼちゃ、ラーメン、こうのとり、ストーブ、国会議事堂、マイク、新幹線、鉛筆、中学校、アイスクリーム、メジャーリーグ、ブルドッグ、黒板、自動車

ちなみに、逆からでも順番通りに再生できます。

フライパン、新聞、カギ、寿し、本棚、タクシー、日記帳、パジャマ、バケツ、虫かご、切手、パソコン、財布、アンテナ、紅茶、ズボン、カメラ、ペットボトル、和服、化粧品、テレビ、スプーン、三角定規、帽子、ガム、割り箸、セロテープ、りんご、地図、チョコレート、靴下、ピラミッド、本屋、東京タワー、カレンダー、灰皿、赤ちゃん、ロウソク、栗饅頭、救急車、炊飯ジャー、自転車、花束、防犯カメラ、ボールペン、ハンカチ、グローブ、携帯電話、下着、バスケットボール、イヤリング、放送局、デパート、画鋲、トランプ、掃除機、花瓶、ホッチキス、トンカチ、停留所、辞書、Tシャツ、マンション、サッカー、エッフェル塔、スリッパ、指輪、コピー機、筆、警察官、バナナ、玄関、フルート、そろばん、椅子、免許証、砂漠、サンダル、やきそば、ハガキ、富士山、タバコ、トイレットペーパー、ぶどう、弁護士、コンセント、郵便局、野球場、銭湯、じゅうたん、美容院、油絵、地球儀、マグカップ、駐車場、口紅、消しゴム、犬小屋、レストラン、信号機

これも逆から順番通りに再生できます。

テキトーに100個単語を並べただけに思われるかもしれませんが、順番通りに頭に入っていて、何日か経ってもそのまま口から出てくるのがアクティブブレインのすごいところです。一生の財産を手に入れたような気がします。

主催の中村先生、講師の大南先生、そして一緒に勉強した14人の受講生の皆さん、どうもありがとうございました!!

一昨日の続き。


売上を上げたい。これは経営者であれば誰しも考えることだと思います。ごく一部の特殊な例外を除いてはこれを願わない経営者なんてあり得ない、そんなレベルのことだと思います。


では、売上を上げるために何をすればいいのか?


もしこの問いに「○○さえすればすぐに売上が上がる」という明確な回答があれば誰も苦労しません。つまんない世の中になるかもしれませんよね。誰もお金に困らなくなるのはいいのですが(インフレ懸念については無視すると)、どこへ行ってもみんな同じ顧客アピール、みんな同じ広告、みんな同じ見込み客開拓となってしまいます。これでは資本主義という名の全体主義?社会主義?となってしまうかもしれませんね。


ここで、売上というものを明確に再定義しておく必要があります。


ジェイ・エイブラハムというアメリカの世界屈指のコンサルタントはこのように再定義しているそうです。


「売上=顧客数×客単価×購入回数」


つまり、顧客を増やし、客単価を上げ、回転をよくしてやれば売上は上がるということです。


この数式は売上を因数分解しているのですが、その結果は上記のように掛け算になります。掛け算のいいところは「その因数を少しだけ全体に伸ばしてやるだけで全体が極端に大きくなる」ということです。


少し分かりにくいので例を挙げて説明しますと、売上を現在の2倍にしたい場合、上記の掛け算のどこをどういじればいいでしょうか?


顧客数を2倍にして客単価と購入回数は現状維持。これだと2倍になりますね。また、客単価を2倍にして顧客数と購入回数を現状維持。これでも2倍になります。


しかし、顧客数を2倍にして客単価と購入回数を現状維持するというのは至難の業といえるでしょう。顧客数を2倍にするにはどうしますか?バーゲンセールをやれば一時的に顧客数は伸びますが、客単価は下がります。客単価を2倍にして~というのも同様に至難の業の範囲を出ないでしょう。


現実的なのは、「この3つのうち2つないし3つを少しずつ上げる」ということでしょう。数字上の話をすれば、この3つの数字を全て3割アップしたとします。すると1.3の3乗となりますから、売上は2.2倍弱となります。


これとて、必ずしも簡単なことではないかもしれません。しかし、この3つの要素の上げ幅目標を最適化していくと戦略が見えてきます。


例えば、店の近くに駅ができて顧客数が1.5倍くらいに伸びることが見込まれているとします。そうすれば残りの客単価と購買回数で3割増しの実績が上げられれば売上は2倍になります(もっとも、顧客数が1.5倍になるのであれば売上は2倍以上を目指すのが普通でしょうけど)。どこに力を入れればいいかが分かるんですね。


中学生のとき、何も分からずにただ教科書に「このように問題を解け」と書いてあったからそのようにやってきただけで「これが何の役に立つのか全然想像すらできなかった」分野の項目がオトナになってから一つ役に立ったような気がします!!

昨日の続き。


「どうやったら儲かるかな?」という質問は抱いてはいけない理由は、価値を与えるという発想がないからということを書きました。今日はこの部分をもう少し掘り下げてみます。


「価値」って何でしょうね!?


これは人それぞれあると思いますが、ぼんやーりとしたイメージはあるものの、個々に違うためなかなか定義ができないところではあります。ここでいう定義っていうのは辞書にあるようなものではなく、その定義により人が行動を起こす原因となるようなものをいいます(私はこれを「コトバの再定義」と呼んでいます)。


多少の例外やズレをあえて無視するのがこの再定義のいいところですが、先日の大阪のセミナーでは私の感覚にジャストフィットする定義を頂いたのでそれを流用させて頂くと、「価値」の再定義は以下の通りです。


「価値」=「人の痛みを取り去ること」+「人に快楽を提供すること」  だそうです。


(体やお金は最小限に抑えつつ)頭を使ってこれを人に提供することが「仕事」ということでしょうか。なるほど、人が自発的に行動を起こすのは「やらないと痛い」か「やると気持ちいい」かのいずれかに必ず基因するというのは昔からよく言われることです。


つまり、「価値」とは「人に自発的な行動を促すこと」ともいえるでしょう。その価値を人に提供するためには武器がいるとか。これを取りにいきたいと最近は考えています。

先週行ってきた大阪でのセミナーが結構センセーショナルだったのでその内容を少し。


世の中で成功したいと思ったら絶対こういうふうに考えちゃいけないことってあるようです。ところが、世の中の人の多くはこう考えてしまっているのではないでしょうか。自分も含めて。


「どうやったら儲かるのかな?」


だそうです。


この質問は抱いてはいけない。しかし、心の奥底でこのようなことは考えがちですよね。自分も含めて。


人間、108つの煩悩を抱えながら生きていますからその一つとしてこのような考えを持つのは仕方のないことなのかもしれません。


しかし、このような考えは成功に近づくどころかヘタをすれば遠ざかってしまう考えであるということは皆、うすうす分かっていると思います。実は成功への近道は逆で、「どうすれば相手のお役立ちができるのか」と考えた方が成功に近づくということもうすうす分かっています。しかし、どうしても煩悩を断ち切れず悶々としているのが世の常、人の常ですよね。


そこで、「なぜ?」を加えて見ることにします。


なぜ「どうやったら儲かるのかな?」と考えてはいけないのでしょうか?それについてはこのような回答を得ることができました。


「『どうやったら儲かるのかな?』という考えに沿うと『価値』を提供することができないから」だそうです。なるほどそうですね。


相手に価値を提供してこそこちらの存在意義が認められるというもの。決して相手からのアクションを待ってこちらが何かを提供する、ということにはならない訳です。進んでこちらから価値を提供しに行かないといけないのですね。すると「結果として」成功につながるって訳。


この、「なぜ」をやってみてその回答が超具体的に得られれば行動に移しやすいんだなってことが分かりました。

先日、大阪へ弾丸日帰り出張をしてきて印象に残った一言。


「21世紀のビジネスモデルはジョイントベンチャーです!」


つまり、自分ができないところはそれを補ってくれる誰かを探して組むってこと。もちろん、自分は相手のできないところを補わないとこの関係はできません。日本一のランチ会を主宰していらっしゃる横川裕之 さんはこれをこのように表現なさいます。


「人間ってパズルのピースのようなもので、誰しも出ているところ(=得意なところ)と引っ込んでいるところ(=不得意なところ)を持っています。これをつなぐことによって自分の短所を補ってもらい、相手の短所を補うことに伴い全体がうまく機能するのです」なるほど、ですね。


また、私のセミナー講師の師匠の一人である遠藤晃 先生はこのようにおっしゃいます。「税理士とか士業の皆さんは仕事が出来過ぎるんですよ。だから何でも自分でできちゃう。それはいいことだけれども、ジョイントベンチャーにはつながらないから仕事に広がりを持たせるのが難しい」これもよく分かります。


また、同先生の言葉。「小さく成功したかったら同業者から学べばいい。大きく成功したかったら異業種から学べばいい」これも言われれば分かるんですが、なかなか業界のしきたりや慣習などに捕われているとそれが足かせになってしまうものです。これも含めて「自分の枠を超える」ことが必要だと説かれます。


先週、大阪へ勉強に行ってから今まで印象深かった言葉がいくつもフラッシュバックしてきていろいろ考えさせられる週末となりました。


 ※ここに出てきた遠藤晃先生の無料動画がこちら にあります。興味のある方は是非、見てみて下さいね!

先日講師を務めさせて頂いたセミナーの懇親会で頂いた質問です。

かなり大きい製造業の組織で、学歴も高く優秀なはずなのに思ったように働いてくれない・・・。そんなお悩みなのですが、これって非常に深い悩みですよね。何でも、採用が決まったときは「この子をどう育ててやろうか」とか「将来、このような仕事を任せられるようにしようか」とかいろいろ期待している訳ですよ。ところが、フタを開けてみると「ボク、これをやるのだけが仕事のはずですよね!?」とか「それ、やれって言われてません」とか「そんなこと言われてもやり方習ってません」とか。これじゃ、上司だって深い悩みにはまってしまいますよね。

我々の先輩方が若手だったときはどうだったのか全く分かりませんが、私が初めて社会に出たとき(約20年前)にはここまであからさまではなかったものの、こういった傾向は既に出始めていたように思います。習っていないことはできない、ない袖は振れぬと。

我々も複雑な社会に対応するためなのか、そのような教育を受けてきています。よくあるのが「文系型」「理系型」という分け方。社会に出てしまえばよほど高等な専門分野以外はあんまり関係ないように思うのですが、何故か学校でそのように分けてしまうので社会に出てからも「私は文系なので・・・」などという会話をしばしば耳にします。要は、「専門外なので私には分かりません、従ってそのような仕事はできません」ってことなんでしょうね。

先日の質問に戻りますが、「彼らと上司の対話ってどうしておられるんでしょうか?」とお聴きしてみました。

はっきりとはお答えいただけませんでしたが、普段の仕事に手一杯であんまりうまくコミュニケーションをとっておられないように思いました。

確かに、先輩や上司から仕事のワザを盗み、自分で勝手に成長していってくれるってのが一番頼もしく思えますし、期待もふくらみます。しかし、そうでない人もいます。さきほどの例にもあったような人が多いか少ないかというとやや多いような気がします。

では、どうすればいいのか?

全てにあてはまるマニュアル的なものはありませんが、上司・先輩と若手社員との対話から始めずに解決はないと思うのです。

何を話すのか?

彼らもバカじゃないので自分と仕事、自分の将来などについてはおぼろげながらもビジョンや理想を持っているはずです。「何もしないで給料だけもらいたい」ってのは論外ですが・・・。このビジョンや理想を聴いてやることでしょうね。若いので滅茶苦茶なことも言ってくると思いますが、それを共感を交えながら聴いてやることでしょうね。そして9を聴いたら1を言う。言葉を選んで。この「1を言う」ってのは難しいです。伝えるべきことを短い言葉でビシッと伝えなきゃいけない。この中に混ぜないといけないのは「共感・納得・助言」かと思います。

この中の助言については説教のようになってしまっては無意味となってしまいます。あくまで「もし先輩・上司がその若手社員だったら」という相手の立場で言わないとあまり効果がないかもしれませんね。逆にその中に「君は将来、こういうことに悩み、つまづくだろう。私もそれを経験してきた。辛かった。しかし、私は周囲の助けもあり、〇〇して乗り越えてきた。君にもそれを成し遂げて欲しい」というようなメッセージが入っていたらどうでしょうか?「あぁ、自分だけじゃなくて、先輩もこういうときってあったんだな」ということが伝わればその社員の成長にものすごく寄与すると思うんですが、いかがでしょうかね!?